2011年01月23日

FXにハマる。

みんさ〜ん、雪かきははかどっていますか?
腰を痛めないように、ご近所とトラブルにならないように気をつけながら頑張りましょう!
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みんさん、こんにちは。
なかなか更新も滞りがちな今日この頃ですが、いかがお過ごしでしょうか?

「最近、荒木さんなんか元気ないよね〜、大丈夫?」
「え? なんで?」
「だってブログ更新してないじゃん」

という具合に、ブログの更新頻度で健康状態まで判断されてしまう始末・・。
私は特に元気というわけでも鬱というわけでもなく、淡々と日常をこなしておりますのでよろしくお願いします。
というわけで、演奏の仕事があったら私にください。

さて、ここのところハマっているのが巷で大流行のFX(外国為替保証金取引)というやつです。
一昨年は株にハマって、途中まではそこそこ上手くいっていたのが災いし、
すっかり調子に乗った私は、へそくりをJALに投資して例の100%減資というやつでその大半を失ってしまいました!
ああ、なんということでしょう!
へそくりバブルが崩壊した、まさにそんな感じでした。

で、今回は非常に慎重に入念にへそくりの運用を考えています。
昨年の暮れからFX関係の書籍を読み漁り、デモ口座で模擬取引を1ヶ月にわたって行い、20社位のFX取引会社を比較検討し、
その結果、1月から始めた実際の取引では非常によい成績を挙げています。
私のへそくり口座はわずか20日間で約1.4倍になりました。
一度に大きく稼ごうと思わずに、たとえば1日1万円とか目標を決めてコツコツを努力を重ねるのが良いようです。
こういう毎日コツコツ系は楽器弾きには得意分野なんですね。
それに、ニューヨークとロンドンの両方の市場が活発になるのが日本時間の22時くらいで、
私の生活は、演奏会の無い日は、レッスンと自分の練習を終えてPCの前に座るくつろぎタイムの始まりがちょうどこのくらいの時間なので、非常に都合がよいのです。

流行している新しいモノは、取り敢えずはやってみないと気が済まない性格なので、これは仕方のないことなのです。
性(さが)なのです。
これでいいのだ!
パパなのだ!

巷で流行している、といえばTwitterが長いですね。爆発的に流行し始めて1年になりますね。
私も1年前に飛びついてつぶやきまくってケータイ画像も送信していたのですが、
そろそろ飽きが来始めました(笑)。
140文字だとどうしてもつぶやきの内容がワンパターンになりがち。
日常をテーマにつぶやけば、生活がルーティンなんだからワンパターンになって当然と言えば当然です。
かと言って、本音トークなんでできるわけないし、
「音楽出来て幸せ! みんなありがとう! すべての人に感謝!」みたいなのを私が書いても嘘くさいだけですしね・・・(笑)。
あ、感謝してますよ。も、もちろん!! 音楽も幸せです。幸せですともっ! む、むろんです。

Twitterは私も含め、みんなのブログの更新頻度を下げましたよね。
Twitterで小出しに言いたいことを言うと、ブログを書くまでになかなか至りませんよね。ブログはエネルギー使いますからね・・。
例えば、『ヤマトを観に行って感動した』ということを書きたくてブログを更新するわけですが、
『ヤマトを観に行った。感動しました。特に波動砲が良かったです』
ではお馬鹿丸出しのブログになってしまうので、その一文を書きたいがために、物語を一生懸命膨らませて1500文字位の文章を完成させるわけですが、
Twitterは140文字以内が決まりですから『ヤマトを観に行った。感動しました。特に波動砲が良かったです』でもそれほどお馬鹿っぽくならないですよね。

じゃあ、無理して1500字も書かなくてもいいじゃないか、とも思うのですが、
かといって、

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みなさん、こんばんゎ





1ヶ月も更新しなくてゴメンナサイ・・です。





まずゎ…








実ゎ今日、ヤマト観てきちゃいました。





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というわけにもいかないわけです。

というわけで、ブログの更新頻度が低いのはFXとTwitterのせいです。
けして年齢のせいでモチベーションが下がっているとか、早寝になったとか、多方面にわたって枯渇しているというわけではありません(汗)。


実は今日は書きたいことが他にあったのですが、遅いのでそろそろ寝ます。
パトラッシュ、なんだか僕は疲れたよ・・。そして無性に眠いよ・・。
また近いうちに書きます。


それではみなさんごきげんよう。


P.S.前回の「あなたは山路派? 大桃派?」のアンケート、ありがとうございます。
一部私の想定外の反応もあり、とまどう局面もあったりしてなかなかスリリングな展開でした。
一応、1月末まで受け付けています。  
Posted by arakihitoshi at 00:56Comments(4)TrackBack(0)

2011年01月02日

男と女のリトマス試験紙

わ〜、一ヶ月近くも更新してなかったのか〜〜。
あ、みなさん、お久しぶりです! というか明けましておめでとうございます。今年はもう少しマメに更新します!
というわけで、今年もよろしくお願いいたします。
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新年早々ベタな芸能ネタで恐縮ですが、今日は大桃Twitter事件について書こうと思います。
(※大桃Twitter事件について知らない人は、ググるかここらへんで調べてちょ(o^-')b )
(※2、ちなみに私もそんなに詳しいわけではありません。TVとネットの動画を延べで10分程度見ただけの情報で書きますのであしからず m(_ _)m )

さて、今回の騒動で三者それぞれ大きな精神的・社会的痛手を負ったことは論を待たないと思う。
その上で、私から見れば結果的に一番損をしたのは大桃自身に思える。
大桃は山路、麻木の裏切り行為に対して復讐する目的でTwitterを利用したのであれば、目的は十二分に達成できたはずであり、同時にかなりのカタルシスも得たはずだ。
しかしながら、大桃自身はTwitterという公器を使って他人のプライバシーに関わる、いや、プライバシーそのものと言える事柄を、相手に反論の機会を与えることもなく暴露したわけなので、社会的信用を大きく失ったといえる。
なぜなら、仮に大桃の主張する裏切り行為が実際に山路・麻木にあったとしても、それは大桃個人に対する裏切り行為であって、公共の福祉や公益に対する裏切り行為ではない。
なので、Twitterという公器を使ってそれを暴露してもかまわないという理由にはならないはずだ。
そんなことを許してしまえば、「会社の上司に虐められた」とか「同僚にセクハラまがいの行為をされた」とか、なんでもかんでも相手の実名をあげてTwitterでつぶやき、不法行為にあたるか否か検証する暇も、相手に反論する機会を与えることもなく、相手の名誉を失わせることが可能になってしまう。
これは恐ろしいことであり、法治国家としてあってはならないことだ。
なので、大桃は社会的信用を失ったと言っていい。「いつTwitterで暴露するか分からない人」と思われても仕方ないわけである。


一方で、山路、麻木は芸能マスコミに攻めたれられ釈明に追われているように見えるが、逆に冷静でロジックな対応が私には好印象に映った。大桃側のTwitterを使っての暴露にはらわたが煮えくりかえっているはずだが、それに対して批判することもない。
しかも、「残酷な沈黙」なんていう流行語になりそうなワードまで登場させて、インテリジェンスを見せつけてくれた。

山路、麻木に対してマスコミの関心は、「結婚の時期はいつか」とか「離婚後に交際したのか」とか”タイミング”の問題に集中している。
要するに、山路、麻木の交際が不貞行為にあたるか否か?という点に注ぎ込まれている。
ご存じのように、不貞行為は刑罰を科せられることこそないが、一応違法とさ解されている。大桃側が立証すれば麻木に損害賠償(慰謝料)を請求することも可能だ。
ただし、実質的な婚姻関係が破綻した後の不貞行為について判例は違法性を否定しており、山路、麻木側の「交際を始めた時点では、(山路、大桃の)夫婦関係は既に破綻してた」という主張が通れば、不貞行為の違法性は阻却されることになる。
(このあたり、行政書士の試験でしっかりおベンキョーしてあります・笑)

ただ、どちらにせよ、テレビも芸能新聞もこぞって彼らの問題を満天下にさらけ出してしまっている状況で、仮に違法性を云々言って数十万か数百万の慰謝料を取ったところで虚しいだけだ。
喜ぶのは芸能マスコミだけである。


さてこの騒動、上記のような理由で私には、山路・麻木側の対応は大人、一方大桃側はまるで子供に映る。
ところがおもしろいことに(予想通りでもあるが)、ネットのBBSなどをつらつら見るに、世間の評価は真っ二つに分かれている。
大桃側に軍配を上げる人も多い。
彼らから見れば、「結婚しているのにひどい」、「大桃さんは可愛そう、山路、麻木は罰を受けるべき」、「裏切り行為は絶対に許すべきではない」などなど・・・。
まあ、だいたい想像つくと思うのでこのくらいにしておきますが、こういった意見がたくさん上がっている。


今回の三人の騒動は世間ではあまりにも!、あまりにもありがちでベタな三角関係がもつれてこじれた事件であり、珍しくもなんともないわけあるが、分別のある年齢の、しかも知性がかなり高い大人がここまで盛大に巻き起こしてくれるケースは希と言っていい。
なので、関心が集まりやすく、巷で話題にしやすく、こうしてこのブログにまで登場しているわけである。
時節柄、どれだけ多くの忘年会でこの騒動が話題になったことか・・。世間はこの手の話が好きだ。(私も好きだ)
私が参加した忘年会でも話題になった。

今回の話しは個人の恋愛観や結婚観を占うリトマス試験紙として使えると思う。しかも内容が典型的なだけに、今後もこの手の話題のリーディング・ケースになりうると思う。
極論だが、人間は究極的には今回で言えば山路・麻木支持派と大桃支持派に二分されると私は常々思っていた。
忘年会で一緒に飲んだオンナノコたち(既婚・未婚含め)は、こぞって「山路さんカッコイイ!」と言っていた。
私もそう思う。私が女だったら抱かれてもいいくらいだ。
山路・麻木は大きな痛手の代償に男を(女を)上げたかに見える。
こう思うのは私が山路・麻木支持派タイプの人間だからで、当然私の周りには同じタイプの人間が集まっているわけだ。
山路派の忘年会では、「山路・麻木って素敵だよね〜〜」「うんうん」となるだろうし、
大桃派の忘年会では、「山路・麻木って酷いよね〜、顔も見たくないね」「うんうん」となるだろう。
両者の違いは、男女の性差とか、頭の善し悪しによるものではなく、これはもう理屈を超えた人間のタイプの問題だと思う。
突き詰めれば”好き”か”嫌い”に行き着くわけで、この両者はけして交わることも理解し合うこともないように思う。

今回の騒動で彼ら3人の不幸のそもそもの発端は、裏切り行為があったとかなかったとか、交際のタイミングが離婚の前だったとか後だったとか、そんなことではないのだ。
山路派の総本山である山路と、大桃派の本家である大桃がこともあろうに夫婦になってしまったことだ。


だから、あなたがもし未婚でこれから結婚しようとしているなら、相手に尋ねなければならない質問はただひとつ。
「キミは山路派?、それとも大桃派?」




で、悪のりしてアンケートまで作ってしまいました(`▽´) (締め切りは'11年1月末日)
  
Posted by arakihitoshi at 02:26Comments(12)TrackBack(0)

2010年12月02日

究極の癒しを求めて

実写版「宇宙戦艦ヤマト」、公開日の今日観てきました。もう最高・・。言葉も出ないほど(涙は出ましたが)。
私のようなヤマト古参兵が押さえて欲しいところは全て押さえてあり、かつ新しい驚き多数。世界に誇りたい日本のSFでした。ああ、はやく内容についても語りたい!
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さて、1年近く見続けた『竜馬伝』が終わったぜよ。
Twitterでもさんざん呟いちょったが、今回の大河は一味違ったぜよ。
監督の大友啓史さん、あんお人は映画『ハゲタカ』の監督でもあったお人じゃ。
ディテールの作り込みが違うぜよ。
映画でも音楽でもディテールの作り込みで手を抜いてはいかんぞね。
(疲れるから竜馬ごっこ終了)

で、画面が映画チックで楽しく見続けた今回の大河。
毎回最後に『竜馬暗殺の日まで、あと××日ぜよ』と弥太郎がカウントダウをし、
最終回では1億日本国民が固唾を飲んで竜馬暗殺の瞬間を見守ったぜよ。
暗闇の中に暴漢の刃が!! 危なーーーい!! 
とその時、

ピピピ・・選挙速報 愛媛県知事選挙 当選確実   愛媛県知事選挙 当選確実 ・・・・・・・・・・・・・・

仕方ないわけ? これって? 放送協会さん。
いろんなところでさんざん話題になったので蒸し返すのもなんなんだけど。

同じような例では、私はよく車でNHKラジオ聞いているんですが、番組のいいところで入る地震速報。
「うんうん、なるほど・・、で、続きは?」と思ったところでフェイドアウト・・。
【ここで地震の情報のお知らせです。 硫黄島でマグニチュード1弱の地震を観測しました。津波の心配はありません】

で、さっきの続きなんですが、
確かにNHKは公共性が最優先なのは分かります。
料理のレシピよりも地震速報が(フェイドアウト)
【繰り返し地震の情報のお知らせです。 硫黄島でマグニチュード1弱の地震を観測しました。津波の心配はありません】

と思うわけです。
でもね、程度もあると思うんですよ。面白いエピソードがあって(フェイドアウト)
【繰り返し地震の情報のお知らせです。 硫黄島でマグニチュード1弱の地震を観測しました。津波の心配はありません】


という感じで(笑)。
まあ、地震情報が大切なのは分かるんですよ。リアル・タイムで必要な情報だから。それがどんなに無人島でも自分の住んでいる地域と関係なくても震度が小さくても、地震速報止めろと言うのはわがままというもんですよね。
でもね!
愛媛県知事選のしかもNHKの私見の当選確実テロップを白々と画面上部のけして小さくないスペースに、大河の最終回のクライマックスの竜馬暗殺のその刹那に流すって・・・
NHKには苦情が殺到したそうですが、当然だと思います。せめて1分待てなかったんでしょうか。


さて、今回はそういう話題ではないんです。
たまにはクラシック音楽ブログに相応しい話題を提供しましょう。

今回の竜馬で使われていた音楽はとても良かったと思います。
テーマ曲も良かったし、挿入曲もどれも良かったです。分かりやすくて印象深い雰囲気のある曲たちでした。
作曲の佐藤直紀さんは本当に才能のある人だと思います。羨ましいです。
私の一番のお気に入りの曲は『想望』という曲です。
武市半平太が切腹するシーンや、容堂公が建白書をしたためるシーンなど、人が死ぬ場面や感動的な場面でいつもかかっていた曲です。(YouTubeとか検索したらあるかも)
いい曲だな〜、朝霧の草原とかで聴きたい曲ですね。(イメージ)
この曲のYuccaさんの歌声は「ヤマト」でも聴けますね。佐藤直紀さんは「ヤマト」の監督、山崎貴さんの「三丁目の夕陽」の音楽だし、この辺は繋がってるんだな〜。(同世代として軽い嫉妬を覚えます)

で、最近、”死に際に聴きたい曲はなにか?”というテーマに凝っています。
あ、といっても、私は近々死ぬ予定はありません。当分は生き続けるつもりです。
それどころか、私の家系は長生きだけは自信があって、80歳、90歳は当たり前、100歳超えることも珍しくない長寿のDNAを保有しているので、たぶん私も50年後の近未来はまだ元気で、その頃には若返りの薬も開発されているでしょうから、宇宙コロニーで100万人以上に膨れ上がった愛人たちとあ〜んなことやこ〜〜んなことをしながら楽しく暮らしていると思います。

で、死に際に聴きたい曲。
さっきの『想望』も悪くないな、と思うほど気に入っていますが、
こんな感じの曲(演奏)がいいな、と思っています。

これは、私の永遠のアイドル、シュワルツコップが歌っているR・シュトラウスの「四つの最後の歌」のなかの”眠りにつく時”という曲です。
どうです? いいでしょ? まさに眠りにつく時って感じですよね。そのまんまですけどね・・。
この演奏じゃないけど、シュワルツコップの「四つの最後の歌」は”レコード”(マスター・プレス盤)を入手してよく聴いています。本当に素晴らしいです。

第二候補はこれかな。

これはグリーグの『ふたつの悲しい旋律』のなかの”過ぎにし春”です。
弦楽合奏でよく演奏します。札響でもアンコールなどで頻繁に演奏します。
でも死に際に聴くとしたら歌つきのしかもこの演奏がいいですね。
歌っているのは上の「四つの最後の歌」を初演したフラグスタートです。 
ね? 癒されるでしょ? ね? ね?

やっぱり癒しですね。癒し。 癒し最高!

私はチェロ奏者なので、チェロの音は大好きなのですが、現実に引き戻されてしまう嫌いがあります。
それとか、いくら”繰り返し”が嫌いでストレートが好きだからって、死に際に”ラデツキー行進曲 全ストレート”もないわけで、
やはり女声に癒されたいと思うのか、そういう曲ばかり頭に浮かびます。
ありきたりではあるんですけどね、やっぱりこういうのがいいですね。

なんか疲れてるのかな・・、俺・・(笑)。


みんなの死に際に聴きたい曲も教えてね! (縁起でもないこと言うなって感じですけどね)

それではみなさんご機嫌よう!  
Posted by arakihitoshi at 00:47Comments(17)TrackBack(0)

2010年11月24日

大人の男はひとり黙ってバーで酒を飲む。

最近、iTunesの映画レンタルにはまってます。300円位で映画をダウンロードできて二泊三日位でHDDから消えるシステムです。これはいい感じです。便利!。
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みなさん、一人でバーに行くことってありますか?

よく雑誌のグラビアなんかで、芸能人とか作家の『行き付けのバー』なんかが紹介されているのを見ます。
カウンターで一人グラスを傾け、時々マスターを談笑する芸能人のおっさん。
渋い・・・、絵になる・・・、
”大人の男”のイメージどおりの図ですね。うんうん。

大人になったら「自分もそういうことをするんだ」と思ってました。
それでも20代の頃は「いやいや、まだちょっと若すぎるから・・」と思っていました。
30代の頃はバーで一人で飲むなんていう精神的・時間的・経済的余裕がないというのもありますが、バーのカウンターで一人佇むにはまだ貫禄が足りない気がして遠慮してました。
そして40代の後半に差し掛かった今・・・・
「おいおい、早くやらないとおっさんを通り越してじいさんになっちゃうよ!」とちょっと焦り気味です。

いえね、私もこの年になるまでバーで一人で飲んだことが一回も無い、というわけではないんです。
全国1万人の愛人のうちの一人との待ち合わせの時間まで少しあるから、仲間内でたまに行くバーで一人で時間を潰すとか、
友人がバーテンで働いている店に誘われて行ってみるとか、
旅行先でウィスキーを瓶ごと買えないので、ホテルのバーに一人で行って1〜2杯飲むとか、
そういうことなら、ごくごくたま〜〜〜にあるんです。

でも一人でバーで飲むのは苦手ですね。
正直言って、どうしていいか分からないんです。

まあ、マスターとかバーテンが知り合いっていうなら少しは分かります。
カウンターに座ってその人と話せばいいわけですよね。
でも、マスターだって私にかかりきりになれるわけではないですよね?
マスターが他の客にかかっている間とか、注文が入って奥で料理している間、私は一人カウンターで途方に暮れてしまいます。
喫茶店なら本でも出して読めばいいんでしょうけど、バーで本はヘンです。
昔だったら煙草とか吸えばなんとかサマになったんだけど、もうとっくに煙草も止めました。
仕方ないので、グラスの中の氷をカラカラ回してみたり、
ハンカチを出して眼鏡とか拭いてみたり、
ティッシュ・ペーパーを細長く丸めてコヨリを作ってみたり、
爪なんかいじって臭いを嗅いでみたり、
コースターについた汚れを爪楊枝でほじってみたり、
おつまみで出された”かきピー”の、「かき」がいくつで「ピー」がいくつか真剣に数え始めたり・・、

行動がどんどん怪しくなってしまいます。

私の場合、この状況に身を置けるのは15分が限界です。

店に客がたまたま私一人か、もしくは私も入れてせいぜい2〜3人くらいなら、マスターとの会話を独り占めして、ウィスキーやワインなどについての薀蓄を話せばいいんでしょうが、それもあっという間にメッキが剥がれます。
でもね、みんなそんなにお酒に詳しいわけじゃないでしょ?
みんな家では6Pチーズ食べながらいつものビール飲んでるんでしょ?
バーのマスターとアイリッシュ・ウイスキーについて語れる人なんて1万人に一人くらいでしょ? 
私だけじゃないですよね? そう思っているのは。

はてさて、どうしたものか・・。
お勧めのバーを紹介しているブログをよく見ますが、彼らは「かき」がいくつで「ピー」がいくつか数えたりせずに、バーで飲むことができる人たちなんだと思います。
どうすればそうなれるんでしょうか?
やはり慣れなんでしょうか? 


例えば、店のカウンターにノートPCとか備え付けてあったらいくらでも過ごせるんだけどね〜。
「いや〜、最近ブログ更新してなくてさ・・」 とか言いながら、バーのカウンターで黙々とPCのキーを打つ。
現代のミドルな野郎たちにバカ受け間違いなしの発想!
どうっすか? 『ネット・バー』。
店の客同士も、店のサイトにログインすればチャットで会話が可能。
気が合えばテーブルに移って即席のオフ会。
うんうん! これなら一人でバーに行っても安心だよね! 


でも、な〜んか違うんだよな・・。
結論の出ないまま今日は終了。
みんなのアイディアを聞かせてね!(o^-')b

それではみなさん、ごきげんよう。






【社会実験中】気にしないでください。
no title

あ、いえね、最近ブログ・ランキングのページにアップした画像がアイコン代わりに表示されるようになったんです。
私のブログはいつも文字ばっかりなので「NO IMAGE」って表示されちゃうんですが、こういう画像をアップした場合にアクセス数に変化があるのか”社会実験”中です(笑)。(現在の”週間OUT”は690)  
Posted by arakihitoshi at 23:42Comments(10)TrackBack(0)

2010年11月17日

実写版宇宙戦艦ヤマトが間もなく公開ぜよ

試験から2日。やっと緊張が解けてきました。それと同時にすごい腰痛・・。
やっぱり気持ちが張ってるというのは凄いことですね。改めて実感してます。
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「実写版『宇宙戦艦ヤマト』・・・・」

声に出さずに呟くだけで胸の奥から熱いものがこみ上げてきます。

私が青春期に熱く燃えた「さらば宇宙戦艦ヤマト」の公開は1978年8月、私が中学一年生の時でした。
映画館で私は3回くらいは泣きました。
中学一年生の男の子といえば、人前で泣いてはいけないと思う盛りのお年頃です。
しかし、これが泣かずにいられましょうか!

地球を救うためにたった一艦で巨大な白色彗星に立ち向かったヤマト、
悲壮な戦いで次々に命を散らしてゆくヤマトの戦士たち、
デスラー総統の胸の奥に秘めた思いの告白、
沖田館長の遺影が見守るデッキで雪の亡骸を抱きしめ艦ごと白色彗星に最期の戦いに向う古代、
それを脱出艇から見送る島や乗組員たち・・・

あ〜〜〜〜、なんと悲しく切なく健気な物語でしょう!

宮川泰さんの音楽もこれまたドラマを最高潮に盛り上げましたな〜。うんうん。

「ヤマト」っていうと、すぐに軍国主義がどうのこうのって興ざめすること言う人もいるんですが、
これはもうまったく見当はずれだと思いますよ。私は。
宇宙戦艦ヤマトの物語と現実世界の戦争は全く別の異次元空間ですから。
現実の戦争と違って、交戦相手のガミラスや白色彗星は100%悪の設定ですから。
交通事故で言えばいわゆる「10−0」ってやつです。
こっちは止まってたのに相手が勝手にぶつかってきたんです。
だからヤマトを見て軍国主義がどうとかって言わないで!
ヤマトの悪口とか批判とかしないで!
「ヤマト? なにがいいの?」 とか絶対言わないで!!
とにかくヤマトのことバカにしないでーーーーーっ!ヽ(`Д´)ノ ウァァァァン!!!

おっと失礼・・。
とにかくヤマトは素晴らしいんです。
好きでたまらなくてヤマトのセル画を描いて1枚500円でクラスメイトに売ってたんです。
ヤマトに対するそのあたりの私のたぎる思いは過去にもブログに書いたことがあります。
「天気晴朗なれど風強し」(2008.8.9)
「実写版 森雪の功罪」(2008.11.26)
「実写版 森雪」の方では、ちょうどこの頃、ブログランキング・クラシック音楽部門の第1位になっていて、『第1位のブログがこんなふざけた事書いてていいのか!」なんて怒りのコメントをもらいましたな〜(遠い目)
もちろんいいと思ってるから書いてるんですけどね(笑)。

で、そのヤマトが本当に実写版になる日が来たんです・・(遠い目2)

私は予告編を最初に見た時は、また新しいパチンコ台が出たんだと思ってしばらく信じなかったほどです。
ヤマト予告編


でも本当に本当だったんですね! 信じていいんですね!
昨今、「ヤッターマン」も実写化されたし(素晴らしい出来栄えでした)、
「セーラームーン」も、「サザエさん」も実写化され、
不可能だと思っていた「けっこう仮面」までもだいぶ前だけどVシネマで実写化され、
「エヴァンゲリオン」の実写化もまだ頓挫していないという始末・・。
ヤマトの実写化はむしろ遅かった言えるのかもしれません。
西崎プロデューサーと松本零士さんが反訴に反訴を重ねる泥沼の著作権争いをやっていたので、今回の映画化にあたっても権利関係はさぞややこしかったのでないかと思います。
実写化が意外と遅かったのはその辺りも影響してたのかもしれません。想像ですが・・・。
(皮肉にも西崎プロデューサーは映画の公開を目前に亡くなりましたが・・)

いやしかし、下手に実写化されるのが一番悲しいので、今回は満を侍しての実写と期待します。
時代劇とか近未来SFはディテールの作り込みが命だと私は思っているのですが、
監督はあの『ALWAYS 続・三丁目の夕日』 』の山崎貴監督でしょ、ディテールの作り込み関しては期待が高まります。

で、Twitterである日こう呟いたのです。
ArakiHitoshi『実写版『宇宙戦艦ヤマト』楽しみ。楽しみすぎて狂いそう。配役がどうとか言わない。とにかく楽しみ。一緒に萌えてくれる人と行きたい映画だ。 http://www.youtube.com/watch?v=YBu1cZm4Gqg&feature=player_embedded 』

そしたらなんと! 山崎貴監督ご本人から
nostoro『そこまで楽しみにしてもらえるとうれしいっすRT @arakihitoshi』


どうですか! この感動的なやりとり! まさか監督ご本人からコメントを貰えるとは夢にも思いませんでした! 本当に驚きました。
私の感動は映画を見る前から絶好調で、もう萌え死ぬばかりの興奮です。
30年間以上ヤマトファンをやってきて本当によかったです!
山崎監督は1964年生まれ。私より1つ年長です。・・・ア、アニキって呼んでいいっすか!?
ヤマトが30数年前に公開された頃少年だった世代が、今社会の中枢に着いてるんですな〜。
そして実写版「ヤマト」や、実写版「ヤッターマン」をたぎる思いで創っているんですな〜。
熱い! 熱すぎる! 同世代として感涙を禁じえません。


さて、そんなこんなで私の人生にとってとても大切な今回のヤマト鑑賞は、Twitterでも呟いたとおり本当に一緒に萌えてくれる人と行きたいものです。
この期に及んで、「わたしこういう映画あんまり好きじゃな〜い」とか「よく分かんな〜い」とか言われたら、
どんなに可愛いくてミニスカでスタイル抜群のギャルでも俺は殴るだろうね。

森雪のコスプレして来い、とまでは言わないけど、「森雪のコスプレしたい〜」と言ってくれる人と、いや、心の中でちらっと思ってくれるだけでもいい! たったそれだけでいい! 他はなにもいらない!
そんな切ない思いを託して見たい映画だ。


実写版「宇宙戦艦ヤマト」公開の日まで、あと十四日ぜよ!


それではみなさんごきげんよう。

netのコピー
  
Posted by arakihitoshi at 01:11Comments(12)TrackBack(0)

2010年11月15日

燃え尽きた part5

長いことお休みしてましたが復活しました。私は元気です。
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さきほど宗谷岬から3ヶ月ぶりに帰ってきました。
みなさん、お元気でしたか?
いや〜、長い旅であった・・・・。
途中イスカンダルでスターシアとお茶したり、タカトシ牧場で働いたり、全国1万人の愛人たちのマンションに寄ったりしていたので、札幌に帰ってくるのに3ヶ月もかかっちゃいました。

でもなんと言っても最大のイベントは2回目の行政書士試験でした。
今日終わりました。
昨年に引き続き燃えつきました。
昨年は174点(180点以上が合格)で惜しいところまで行ったので、その悔しさをバネに今年は1年間、入念に準備をしました。
この私がブログを3ヶ月も休むというのが証拠です。
あ、チェロの練習はしてますよ!(汗
これが本業だからね。疎かにしたらまずいもんね!(大汗
で、試験の直前に限ってT関さんやO高さんが次から次へとややこしい曲を持ってきて 最近の札響の演奏会は本当に充実したプログラムが多くて練習のし甲斐があり、仕事と勉強以外に使える時間はほとんどありませんでした。
Twitterで1日に140文字つぶやくくらいが精一杯でありました。

そんなわけで今年はある程度自信もあり、模試の成績も毎回良く、
「これはかなりの確立でいけるんちゃう?」と内心思っていたのですが、結果は例によって『微妙』・・・・。
先ほど予備校の模範解答見ながら自己採点したんですが、択一だけだとボーダー・ラインで、記述の採点結果を待たなくては合否が分からないあたりです。
ぎりぎりで受かるか落ちるか、という昨年と同じ結果。
それなりに自信があったのでちょっとショックですが、まあ1月24日の合格発表を待ちたいと思います。


試験のシステムについて少し補足すると、普通の資格試験は合格率がだいたい決まっていて、それにあわせて合格点が変動するのですが、行政書士試験はちょっと変で、合格点が決まっていて年によって合格率が大きく変動するのです。
低い年だと2%代、過去には一回ですが14%代なんていう大盤振る舞いな年もありました。
で、今年は私の手ごたえとBBSの受験生たちの反応など見ると、かなり合格率の低い年に当たってしまった気がします。
行政書士試験は試験科目もちょっと変で、普通の資格試験と違って行政書士の業務と関係のない法律科目や、範囲の指定されていない一般知識が足きりのために設定されていたりします。
今年ダメだったら、この気まぐれな試験に来年も挑むのかちょっと考えてしまいます。

しかし、事業仕分けだなんだで文化予算も先行き明るくない昨今、クラシック音楽業界の近未来もとても不透明です。
自治体関連のオケも補助金を大幅に削られて存続が危ぶまれるところも出てきています。
そういう中でオケの演奏家は何ができるのか?
「演奏家は演奏のことだけ考えてくれればいいですから」と言う人もいます。
でも本当にその言葉を真に受けて大丈夫でしょうか? 私はとてもそうは思えません。
やはり演奏家が自ら声を上げて、芸術や文化が社会に活力を与えて地域にブランド力を与えて、ひいては経済をも牽引してける力を持っていることをアピールしていかなくてはいけないんです。(「冬ソナ」が韓国経済の起爆剤になったように)
そのためには演奏家としての資格だけでは限界があります。「そんなことは考えずに演奏だけしていてください」って言われちゃいますからね。
「だから演奏はするんだってばさ、そっから先の話だから・・」という言葉を折に触れ飲み込むのもけっこうシンドイわけです。

ってなわけで、
は〜〜〜、しょうがない、また来年も受けるか〜〜〜〜。

あ、でも一応受かってる可能性もあるんだった!!
1月24日!
記述で38点取れてますように!!
ミューズの神様と近所の伏見稲荷神社に祈ろう・・。

それではみなさんごきげんよう。
  
Posted by arakihitoshi at 00:30Comments(7)TrackBack(0)

2010年09月07日

趣味の写真ブログ(宗谷編)

今回はいつもの文字ばかりの長いブログではありません。
たまには写真ブログをやってみました。
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先週、文化庁の移動芸術教室で宗谷方面にビータに行きました。
私は道内演奏旅行はいつもチェロを積んで車で行きます。
北海道の日本海側の道路を通って稚内へ、
そして翌日は宗谷岬を通ってオホーツク海側の枝幸町で演奏会でした。


宗谷と呼ばれるこの地域にはなぜか心惹かれます。
住んでいる人には申し訳ない言い方なのかもしれませんが、荒涼としてて何も無い風景に惹かれます。(だったら住めよ!と言われそうですが)

留萌の先、幌別の手前の日本海側の風景
宗谷1

人工物なんだけど無機質な風車が不思議と風景に溶けている気がします。


宗谷2

海に目を移すと、厚い雲の下から一瞬夕陽が沈むのが見えました。


幌別から少し北の手塩から稚内までの道道106号線は、西に日本海、東にサロベツ原野が広がっており、風車以外の人工物は全く何もない世界です。携帯も余裕で圏外です。
10年ほど前までは風車すらありませんでした。
しかし、ここは北海道の景色の中で一番好きな場所のひとつです。

こういう場所に身を置くと、大量の物質と情報に埋もれた日常から暇を貰ったような、肩の力がすっと抜ける気がするのです。

宗谷3

宗谷岬の近くのバス停。向こう岸には風車。
白々しく晴れ上がった空が道北らしいです。

一体誰が乗り降りするんだろう・・? という不思議な場所に存在するバス停はたくさんあります。


それではみなさん、
ぐじんぶるとだしぼじゃ! (みんなの周りでも"ぐじんぶるとだしぼじゃ"を流行らせてね(o^-')b チェキラ!)

  
Posted by arakihitoshi at 01:11Comments(4)TrackBack(0)

2010年09月05日

目指せ! あの徽章(バッジ)!

今日、用事があって家電量販店に行きました。
さすが猛暑ですね。エアコン売り場が余裕で健在でした。今買っても取り付けは9月末になるようです・・(合掌)。
今、電気工事士の資格を取ったらきっと儲かります。
『エアコンすぐ取り付けます。翌日取り付けで5万円。当日取り付けなら10万円』 こんな商売どうです? え? もうやってる?
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ここのところ、空いている時間はず〜〜っと法律の勉強してます。
そうです。恒例の(笑)秋の試験シーズンが近づいてまいりました。
わたしも"プロの受験生"として年季が入ってきました。
今年は去年に引き続き行政書士の試験を受けます。(まだ諦めてません)
あ、演奏活動とかそのための練習とか、本業は疎かにしてませんので、念のため・・(^_^;)

まあ、なんですね。一昨年の宅建主任者試験の時から、いや、その前から思いますけど、法律って言うのは本当に知っておいたほうがいいです。
もっと若いうちに気が付けばよかったと思います。
現代の民主的な法律の制度趣旨というのは、国家権力に対する国民の人権であったり、未成年などを保護したり、取引の安全であったり、家主から賃借人を守ったり、要するに究極的には"弱者保護"ということだと思います。
(このあたりの話は法律の専門家にお聞かせすると笑われるかもしれません。適時スルーしてください)

私は長年職場で労働組合の役員をやっている関係でよく感じるのですが、ご存知の通り憲法や労働法では、使用者と被用者の関係を対等に導くために弱者である被用者の権利が手厚く保護されています。
ただ、この法律も誰かが手取り足取り教えてくれるというものではなく、自ら知らなければ使いようがありません。
労働法だけではなく、すべからく権利というものはそういうものなのでしょう。
いざとなれば弁護士などの法律家に相談すればいい。というのももっともです。
ただ、それでは遅い、というパターンや、事前に法律関係をざっくりとでも把握できていればもっと有利に運べたのに・・、というパターンで世の中満ち溢れています。
自分が法律家にならないまでも、身近にそういう人がいるだけで全然違うと思います。

法律の究極的な趣旨が弱者保護なので、強者といえども法律を知っている弱者に負けてしまいます。
イケメンで頭も良くてフェロモン撒き散らしてて女にモテモテなキムタクみたいな肉食系男子といえども法律を知らなければ、軟弱で不潔でK・Yでどうしようもない嫌われ者の法律を知っている奴に負けてしまうのです。
だから法律は大切なのです。

ま、なにはともあれ、今はとにかく試験勉強。
オーケストラ演奏家で法律家、という立場の人はたぶん今まで存在していなかったと思うので、なんとか頑張って実現できれば日本のオーケストラや実演家を取り巻く法律上の諸問題、契約関係や労働環境や著作隣接権など・・(現状は非常に未整理な状態です)、に少しでも役立てられるのではないかと思っています。
例えばオーケストラを上手にしたいなら、楽員個々が一生懸命練習するだけでは要件を満たしません。オーケストラはもとより業界全体の労働環境を整えて良い人材を集める必要があります。という私の信念もあります。

と語ればカッコいいのですが、
一次的な欲求は、とにかくあの行政書士バッジが欲しい!! です。

なにしろ私は、あのケースを持って歩きたい!! と思って高校生からチェロを習い始め、
燕尾服を着たい!! あの尻尾のところをべラッとめくって椅子に座りたい!!と思ってプロを目指した人間ですからね(笑)。
何事も姿かたちから入るのです。
あの一瞬弁護士の徽章と見分けがつかない行政書士の徽章を欲しい! という一次的な欲求は岩をも動かすのです。

一応説明すると、士業にはそれぞれ徽章があって、
弁護士徽章の菊の花びらみたいな中に天秤マークは有名ですが、
行政書士は天秤ではなくて、菊の中にデザイン化されたコスモスが入ってます。 (『行政書士バッジは菊にコスモスではなくコスモスの中に行の字をデザイン化したものですよ。』訂正のコメントをいただきました。-Special Thanks Mr.立法書士) 平和を象徴しているとからしいです。
税理士とか、司法書士とかもそれぞれ徽章があるのですが、
個人的にカッコいいな〜〜と思うのは、海事代理士の徽章ですね。資格自体がマニアックでカッコいいのですが、
徽章の菊の中にはなんと、船のハンドル(舵輪)が入っています。
私も一応法律上は”海の男”(一級小型船舶操縦士の資格を持ってます)なので、あの徽章には萌えます。男のロマンを感じます。
未来少年コナンのダイス船長が着ているみたいな服の襟にあの徽章が光っていたら、私が女だったら「抱かれてもいい!」と思うでしょう・・。
いや、男のままでも「抱かれてもいい!」と思うかもしれません(笑)。

行政書士試験は300点中180点以上が合格で、昨年の私の得点は174点でした。
択一だとあと2問、記述と穴埋めだとあと1問で合格いうところまで迫りました。
ただ、その6点の壁が厚い! (特にここ数年、試験が難しくなっているそうです)
主な試験科目は、憲法、民法、行政法、地方自治法、商法、会社法、一般知識 などです。
2年目になるとだいぶ要領が分かってくるのですが、民法と会社法が特に奥が深くて苦しいです。
なんとか試験に合格できたら、一気に資格登録もしたいです。
じゃないと職能が行使できないだけでなくバッジがもらえないので私にとっては全く意味がありません。
"捕らぬタヌキのなんとやら・・"でいい大人が恥ずかしい話ですが、たまには夢を語るのもいいでしょう・・。

ではでは、勉強にもどります。
それではみなさん、ぐじんぶるとだしぼじゃ!
  
Posted by arakihitoshi at 23:45Comments(9)TrackBack(0)

2010年08月30日

マーラー・イヤーでタイムスリップ

livedoor blogのログイン・ページに最近サブカル系のニュースサイトへのリンクが表示されるんです。
で、ここ数日声優の井上麻里奈タソが『電車男』のオープニングでもすっかりおなじみになった『月面兎兵器ミーナ』のコスプレしてる画像が出てて、どうしてもそっちをクリックしちゃうんですな。
そんなわけでブログの更新がままなりませんでしたヽ(´▽`)ノ
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9月の定期はマーラーの3番交響曲です。
マーラーの交響曲は全部やったことがあると思っていたのですが、よく考えてみると3番は初めてでした。
3番は長くて副題も付いてないから地味で冗長な存在のように扱われているけど、実はとても素晴らしい曲です。
昔、アバト/ベルリン・フィルがサントリーでこの曲やった時、わざわざ東京まで聴きにいきました。本当によい曲です。
特に弦楽合奏で始まる第6楽章は精神性がとても高くて、長い3番交響曲はこの楽章のためにあると言ってもいいくらいです。
でも、長いといっても1楽章と6楽章だけが長いのであって、あとの楽章は普通です。
そう思って聴くとたいして長くありません。
それぞれの楽章に当初マーラーが付けていた副題が個別についていて、それを知っておくと理解の助けになります。
詳しくはWikなどで調べてちょ。
マーラー 交響曲第3番

おすすめの予習用のCD(もしくはレコード)には、クーベリック指揮/バイエルン放送響のものをあげておきます。
マーラー:交響曲第3番&第10番
いろいろ名演はありますが、まずは押さえておきたい演奏です。アバドたちが全集を出すまでは、マーラーの交響曲といえばクーベリックでした。

さて、今年はマーラー生誕150年でマーラー・イヤーっていうことになってます。
札響もめったに演奏されない3番と7番を定期のラインナップにあげてます。
でも来年は没後150年ってことで、またマーラー・イヤーになるのでしょうか・・? そのへんは謎です。

さて、マーラーと言えば、あの1980年代後半の熱狂的なマーラー・ブームを思い出します。
ちょうど世の中がレコードからCDに切り替わって、長大なマーラーやブルックナーの交響曲が1枚か2枚のCDに収まってしまう、という物理的な理由もありました。
バーンスタインやアバドやインバルたちが次々に全集を録音しました。
ブームの理由として確かにそれもありました。

しかし、なんといってもあの時代の空気が、マーラーの作品が持っている退廃的で厭世的な雰囲気にマッチしていたのが最大の理由でしょう。
マーラーの音楽には”世紀末”という言葉がとてもよく似合います。
1980年代後半から1990年代初めのバブル期の日本の、腐りかけた果物を貪るような刹那的でイン・モラルな世相にBGMを付けるとしたら、マーラーの交響曲はあまりにも似合っていました。

当時は日本マネーに吸引されて、サントリーホールで毎晩の様に世界の著名なオーケストラが来日公演をしていました。
演目はやはりマーラーとブルックナーが多かったです。在京オケの定期でも後期ロマン派はよく取り上げられていました。(今は編成が大きくて演奏に経費のかさむ後期ロマン派の曲は当時より少ないです)
大学生だった私もバイトで稼いだ金で演奏会に通いました。

今だったらおよそあり得ない紫色のジャケットを着て、オンナノコとサントリーホールで外来オケの演奏会を聴いて、夜でも昼のように明るい六本木のアマンド前交差点までフラフラ歩いて、食事もできるプールバーなんかに行って、ビールは”モツル”、お酒はジン、そんで、あ〜〜〜んなことやこ〜〜〜〜んなことを・・・、
というのが当時クラシックを聴くようなインテリゲンチャなヤングのお決まりのデート・コースだったと思います。(あくまで一般論として)

どーせ1999年7月に大魔王が降りてきて世界は滅びるんだからさ、せいぜい今のうちに楽しめばいいんじゃない?ヽ(´▽`)ノ
っていう終末観は、あの熱狂的な好景気を生んだ原因として、プラザ合意がどうのっていう経済学的な要素に勝るとも劣らない理由だったのではないでしょうか。
ま、それはともかく、マーラーやエゴン・シーレやオットー・ワグナーやクリムトたちが生きていた世紀末の終末観に似たものを、当時の人々は感じていたのではないかと思わせるものがありました。
そんな中でのマーラー・ブームでした。とにかくすごかった。
なにしろ、トレンディードラマにだって、ラジオの深夜番組にだってマーラーがかかっていたんですから。

で、現代2010年のマーラー・イヤー。
ノストラダムスの言ってた大魔王も来なかったし、第3次世界大戦もなかったし、危機といえば環境問題ですかね。
当然ながら紫色の左右非対称なジャケットもだれも着てません。
プールバーもディスコもありません。投資よりも貯蓄ですね。
時代が変わりましたね〜〜。

そういう現代の私たちに、マーラーの音楽はどう聴こえるのでしょうか。
”世紀末は夢のあと”のように覚めて聴こえるんでしょうか。
それとも何か新しい景色が見えるんでしょうか。
そんなアプローチでもぜひ聴いてみたいと思っています。


それではみなさん、
ぐじんぶるとだしぼじゃ! (o^-')b
  
Posted by arakihitoshi at 02:19Comments(6)TrackBack(0)

2010年08月17日

忘れられない言葉

毎日蒸しますな〜〜〜
こう不快指数が高いと、なにもかも捨てて南の島に行きたくなりますな〜。
え? そんなことはない?
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誰しも、忘れられない言葉 というものを持っていると思う。
遠い昔に出会った言葉、数え切れないほどの言葉と出会っているはずなのに
その言葉だけは、記憶の片隅にまるで根を張ったように
じっとわたしの頭の中に棲みついている。
そして、ときどき忽然と顔をのぞかせるのだ。




あれは高校1年生の冬ころだった。
高校へはバスと地下鉄を乗り継いで家から40分ほどの通学路だった。
バスから地下鉄、地下鉄からバス、
私の高校は男子校だったので、停留所が一つ先の女子高の生徒たちと一緒に乗るこのバスが、若かった私には特別なひと時だった。
彼女たちの髪から僅かにシャンプーの匂いが香った。名残り惜しい気持ちを断ち切ってバスを降りたものだ。
そこには大きな交差点がある。交差点の角にこの冬は近所の消防署が看板を立てていた。
「火の用心」
と赤い字で書かれたその横に、いろいろな国の言葉で「火の用心」が並んで書いてあった。
まず、英語
「Beware of fire(ビウェア オブ ファイア)」とか書いてあったと思う。
同じように、中国語、ロシア語 アラビア語など続き、
そして、もっともインパクトがある「火の用心」が・・、

ぐじんぶるとだしぼじゃ



これって何語?
今思えば韓国語のような気がするが、当時はアンニョンハシムニカ? でさえ誰も知らないような時代だった。
「ぐじんぶるとだしぼじゃ」はとにかく衝撃的な音で、言語として認識できないほどであった。
こんな違和感のある音の言葉を話している民族がいるのかと思うと気が遠くなるほどだった。
「ぐじんぶるとだしぼじゃ」・・。
その後の人生で何度この言葉を思い出したことか・・・。
私にとっては 忘れられない言葉 のひとつだ。




誰しも、忘れられない言葉 というものを持っていると思う。
遠い昔に出会った言葉、数え切れないほどの言葉と出会っているはずなのに
その言葉だけは、記憶の片隅にまるで根を張ったように
じっとわたしの頭の中に棲みついている。
そして、ときどき忽然と顔をのぞかせるのだ。

あれは私が小学校2〜3年生の頃だったと思う。
当時私の家には車がなかった。
たまに遊びにくる叔父がドライブに連れて行ってくれるのが私にはとても楽しみな時間だった。
私は助手席に乗るのが大好きで、叔父にせがんでよく助手席に乗せてもらった。
チェンジレバーを握る叔父の大きくて無骨な手は今でも鮮明に記憶に残っている。
車窓から流れる景色を眺めると、歩道橋や市街地の幟に交通標語が掲げてあった。
その交通標語は赤い地に白い文字でこう書かれていた。

スピードダウンの徐行


これ、理解できますかね?
スピードダウン「の」徐行 とは?
当時私はこの言葉をまったく理解できずに、「よく分からないけど、大人になったら分かるようになるに違いないから、とりあえず覚えるだけ覚えておこう」と思いそのまま記憶にとどめた。
今大人になって考えてみても、「スピードダウンの徐行」は日本語として成立していない気がする。
「スピードダウンは徐行」ならばまだ理解できる。
『スピードダウンとは徐行という意味の英語ですよ』ということになろう。
しかし、スピードダウン「の」徐行 である。
昭和40年代後半である。この標語が町のいたるところに貼ってあった。
私の記憶違いの蓋然性も高い。なにしろ幼いころの記憶である。
とにもかくにも、「スピードダウンの徐行」その後の人生で数え切れないほどこの言葉を思い出している。
忘れられない言葉 である。



誰しも、忘れられない言葉 というものを持っていると思う。
遠い昔に出会った言葉、数え切れないほどの言葉と出会っているはずなのに
その言葉だけは、記憶の片隅にまるで根を張ったように
じっとわたしの頭の中に棲みついている。
そして、ときどき忽然と顔をのぞかせるのだ。


あれは中学1年生の頃だったと思う。
私の通う学校は制帽に詰襟の制服だった。
これを着ると小学生から一気に大人になったような、気恥ずかしくも嬉しいような気負った気分になったのをよく覚えている。
私の家は学校から少し距離があった。
途中、長い坂を登ったところに広い空き地があった。空き地のほぼ中央にトタン屋根の廃屋があった。
壁は朽ちて崩れそうだったが、半分開いた引き戸をすり抜けて中に入ることができた。
私は級友と「勇気試し」によくこの廃屋に入って遊んだ。
破れて倒れた障子やびしょびしょに濡れた畳を見ると気分が萎えたが、缶コーヒーの空き瓶やワンカップの空き缶やゴミに混じって、エロ本が何冊も捨ててあった。
当時の私にはエロ本はとてもインパクトがあった。
昔の空き地には何故かよく雨に濡れてガビガビになったエロ本が捨ててあった。

余談だが、最近TVで施設などを周って青少年に性教育の劇を見せているボランティア団体というのをやっていた。
キノコ型のぬいぐるみを被った男が「精子くんで〜〜〜〜す!」とか言って、
そんでいろいろあって、「受精しまーす!」とか言って相手役のぬいぐるみを被った女性と体当たりで「ドッカーン!」と体当たりして”合体”するわけだが、こういうのっていかがなものか?
雰囲気も何もあったもんじゃない。少なくとも私はこういうノリの性教育には萎える。何でもかんでも明るくすればいいというものではなかろう、と思う。
失礼ながら「性教育が必要なのはむしろあなたがたでは?」と思ってしまうほどだ。
乱暴な話ではあるが、私は性教育など受けなくても空き地に捨ててあったエロ本を見た瞬間に全てを悟った。
今でもそれで良かったと思っている。昔はみんなこうだった。
避妊や性病予防の知識は別途必要だとは思うが、それについては「精子くんで〜〜す!」なんていう照れ隠しみたいなおかしなノリじゃなく、真面目にきちんと保健の時間にでも教えるか、親などの養育権者がそれとなく教えればよいのだ。


で、話がものすご〜〜〜くそれたが、
その空き地の横の自動販売機に書いてあった文字、

ビーボより美味しいのはビーボだけ!


ビーボというのは現存していないようだが、当時一世を風靡していた缶コーヒーの会社である。
このキャッチ・コピーが書かれたビーボの自動販売機はいたるところで見かけた。
やはり日本語としてどうなのか?
中学生の私はおおいに疑問と違和感を感じた。
例えば、
富士山より高いのは富士山だけ とか、
新幹線より早いのは新幹線だけ、などのように意味を成さない比較に思える。

しかし、なにか有名な映画のキャッチ・コピーのパロディーであるとか、
もしくは底知れない文学的表現が背後に潜んでいるとか、
中学生坊主の私に理解できない背景があるのかもしれない。
この「おいしい」を「美味しい」と表記するのもミソである。
中学坊主の私はしばらく 「みあじいい」ってなに???と悩んだほどだ。

ここはとりあえずこのまま記憶して、大人になってから検証しよう、と思ったのだ。身の程を知っていたのだ!
で、大人になった今の私。
やはり大いに違和感を感じるキャッチ・コピーである。

とにもかくにも、
ビーボより美味しいのはビーボだけ!
今までの人生で何千回思い出しては違和感を感じ続けている言葉か知れない。
忘れられない言葉である。



あなたの 忘れられない言葉 もぜひおしえてください。
それではみなさん ごきげんよう
  
Posted by arakihitoshi at 01:38Comments(18)TrackBack(0)