本州ビータ2日め。
三重県海山町というところのホールで本番。小中学生対象の音楽教室。
今回はベートーヴェン/「運命」、オッフェンバック「天国と地獄」
ほか小品というプログラムで周っている。
いわゆる”音教プロ”であるが、実はこの音教プロ、
オケにとって曲者であることこの上ない。
下手をすると「やり慣れた曲」が「やり飽きた曲」になるのは
あっという間。
結果、オケの質を下げ音楽嫌いの子供を大量生産してしまう。
日本のオーケストラが長年陥ってきた悪循環だと思う。
近年、音楽教室こそ上質の演奏会を。という気運が高まっている。
そのためには、モチベーションを保つ楽員個々の努力と、
音楽教室だからこそ一流指揮者を招聘する。この2点に尽きる。
今回の長〜いビータの指揮は下野竜也さんで助かっている。
下野さんの指揮者としての実力は既に説明の必要はないが、
彼のトークも関西風味で土地に思いっきりマッチして、
客より楽員が笑わせてもらっている。
指揮者といえば、彼らはなぜいつも同じ服装なのか?
これは長年の疑問である。
どの指揮者も本当にいつも同じスタイルで練習に登場する。
今日の下野さんは、黒のプリントTシャツに黒ズボン。
せっかくだから思いつくまま一覧表にしてみよう。
尾高忠明:紺か白のプリントTシャツにジーンズ
高関 健:白系のポロシャツ(パパス)にベージュの綿パン。
下野竜也:黒のプリントTシャツに黒ズボン。
金 聖響:黒か白のシルクっぽいシャツにジーンズ。(シャツは出す)
円光寺雅彦:白か黄色のポロシャツに紺のスラックス。
飯守泰次郎:白シャツにジーンズ。
小泉和裕:黒のシルクシャツを黒スラックの上に出して着る。
矢崎 彦太郎:スタンドカラーの白シャツにジーンズ。
山下 一史:シルク系の柄シャツにサスペンダー付きスラックス。
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切りがないのでそろそろ止めよう・・。(ちょっと恐くなってきたし・・
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