嵐のように忙しかった12月もやっと終わり、
久しぶりに平和な日常を過ごしている。
読みたいと思って溜めてた本を読んだり、ウィルスに感染したノートPC
をフォーマットしたり・・。ヨドバシに行ってカメラのレンズを見たり、
ボケ〜〜っとTVを見たり、昼寝したり、なんてメルティーな時間なんでしょう。
ノートPCはPanasonicのLet's Noteの初期モデルでとても気に入っている。
だが、買ってそろそろ2年になるので、ウィルスに感染せずとも
動作が重くなっていた。Windowsとはそういう宿命のOSなのだろう。
2年に一度のフォーマットがWindowsマシンの正しい使い方なのである。
と私は思ってる。
菜々子ちゃんのブログに「思いだし笑い」という話しがあったが、
思い出すのは何も可笑しい事ばかりとは限らない。
私の場合一番多いのは「思いだし恥ずかし」である。
飲み会で演じてしまった身も凍る様な醜態や、若気の至りで知ったかぶり
して大恥をかいた事や、その他もろもろ・・。
この「思い出し恥ずかし」は思いがけない状況で突然襲って来るものだ。
夜布団の中で、車を運転中、トイレで座っている最中・・。
恥ずかしい事を思い出してはたまらずに身をくねらせたり、頭を抱えたり、
時には「うぎゃ!」と奇声を発して回避しようとするが、
一旦思い出すと10分位は頭から去ってくれない。
幾度となく繰り返し襲われ続けている恐ろしく恥ずかしいエピソードなどもある。
次に多いのは「思い出し怒り」である。
これは主に寝つかれない夜に布団の中で体験することが多い。
人から理不尽な事を言われたり、されたり、あるいは口論などして
うまく言い返せなかった時の事などを思い出し、「ああ言ってやればよかった」、
「こう言ってやればよかった」と、その時に言えたならさぞ相手を打ちのめした
であろう悪口雑言を次々と考えているうちに怒りがさらに募り、
終いには手のひらや足の裏は汗でびっしょり。
ますます眠れなくなってしまう。
思い出しシリーズは「思い出し無力感」「思い出し焦り」「思い出し鬱」
など色々ある。
私の場合「思い出し笑い」などというハッピーな思い出しの出演頻度はかなり低い。
あ、そうそう。大切なのを忘れていた。「思い出しごめんなさい」である。
冗談や軽口のつもりが地雷を踏んで、誰かを思いっきり傷付けてしまった
のを思い出すヤツである。
これはこちらのダメージも相当デカく、かなり尾を引く。
不用意に思い出すと「ウッキッキーッ!」と頭を抱えてジタバタしてしまうクラスである。
う、いかん・・。せっかく久しぶりに平和な日常に浸っていたのに。
過去を思い出すとろくなことが無さそうなのでこの辺でやめておこう。
PCだったらフォーマットしたい記憶たちだ・・。