2006年02月23日

懐かしいCONTAX TVS

日々NikonのD70を愛する努力をしているが、
故障や不調続きのD70に最近嫌気がさしてきた。
先日ヨドバシでD200を見てきたら、やっぱりいいな・・。
D2はさすがに大きくて重くて大変そうなので買う気はないが、
D200はしっかりとグレードを感じさせてくれるカメラだ。
イイ! 欲しい。

そうなってくると、D70はボディーもプラスチックだし、
露出制御は相変わらず時々おかしくなるし、シャッター切れないことあるし、
道具として愛しきれないのである。
D2は昔のFシリーズのデジタル版、
D200は昔のF90とかのデジタル版なわけだが、
D70は? ましてD50に至っては、銀塩時代は存在さえ許されなかった
安価なカメラと言えよう。

デジタル時代の前はF90xとコンパクトカメラはCONTAXのTVS兇鮖箸辰討い拭
どちらも品と格式を保った良いカメラであった。
この二台さえあれば日常も旅行も全てオッケーだった。

久々にCONTAXのTVS兇鮗茲蟒个靴討澆拭
チタンボディーで、CONTAXの高級コンパクトカメラの最終形と言えるカメラだ。
35mm-56mmという奥ゆかしい焦点距離が意味ありげでマニア心をくすぐる。
コンパクトという割りにはデカくて、少し暗い色調の写真が、よく言えば
落ち着いた色調の写真が撮れる。
カールツァイスって人気があるが、芸術写真が撮れちゃうような気にさせて
くれるレンズなのだ。
下の写真はD70にAi Nikkor 50mm f1.4を付けて撮ったTVS兇琉Δ垢戮ボディー。
contax





Nikkor 50mm F1.4は前から持っていたレンズだが、D70を買って付けてみて
一番感動したレンズであった。
デジタルで75mm換算になるしボケ味もきれいだし、ポートレートでは非常に
よく使っている。
上の写真を見てもこの焦点距離の浅さはf1.4ならでは。まさに男のレンズと呼べる。
ズームはこれまた銀塩時代から愛用のトキナー28mm-105mm F2.8を重いけど使っている。
D70にセットで付いてきた暗〜い安物ズーム(ED 18〜70mm F3.5-4.5G)は結局使っていない。
室内では全然綺麗に取れないし、ストロボ撮影は絶望的だし、夕方とかなるともうダメだし、
ポートレートも撮れないし・・・・。
ああいうレンズは観光旅行で日中に景色撮るの専用と割り切るしかなさそうだ。
これからD70を買う人には、レンズキットじゃなくボディー単体で買い、
レンズはたとえトキナーやオムロンでも二八をお薦めしたい。
やはりりレンズは明るくてなんぼだと思う。デジタルであっても。
レンズキット買うくらいなら、私のED 18〜70mm F3.5-4.5G(新品同様/美品)
を1万円で売ってあげます。(笑)

下の写真はD70/Ai Nikkor 50mm f1.4で自分を鏡に写して撮った。
開放だとこのくらいボケる。やっぱりf1.4はいい。
D200買えないんだから、しばらくはD70に色々レンズ付けて頑張るしかないのだ。
でもいいな、欲しいなD200。誰か買ってください!
買ってくれたら1週間、お宅の晩メシ時にBGMでチェロ弾きます(爆)
nikon
  

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2006年02月20日

バレエの譜面は汚いのが多い

今日はバレエの本番だった。
オケはピットに入り演奏するわけだ。
ピットに入って演奏するのは嫌いじゃない。
譜面灯も雰囲気があるし、たまに噴きこぼれてくるドライアイスの臭いも悪くない。

今日はグノーのファウスト、ミンクスのパキータ(ミンクスは陳腐な曲を量産
したことで有名なバレエ曲専門の作曲家だが、いつも”ミンクス”なんだか
”ミンスク”なんだか分からなくなる。今もググってしまった)。
そして創作バレエの「銭無平次捕物控」というやつであった。

バレエの演奏で困るのが、曲順の進み方が前後してグチャグチャなこと。
そして美しい舞台上とは対照的な、尋常じゃなく汚い譜面が出まわっていることである。
今日はパキータの譜面がそうだった。(他の2曲はキレイだった)
もともとバレエは厳密に曲順が決まっているものではない。
大抵楽譜は初演の時の曲順で並んでいるので、バレエ団の演出によって
曲の並びや曲自体の寸法までが大幅に変わる。
そのたびに我々オーケストラは、1曲目の次ぎは3曲め、次ぎは6曲め、
2曲戻って4曲め、だだし4曲めは練習番号の15小節前から
練習番号番の9小節目までカット・・・・、
なんてことを、指揮者の指示に従って鉛筆で、前にやったオケの書き込みを
消しゴムでけしながら延々と書き込んでいく。
曲の並びはともかく、なんで寸法までそんなに変わってしまうのか・・、
ここは疑問を感じるところではあるか、それはまたいずれ。

で、書いて消して、書いて消して・・と色々なオケで繰り返しているうちに、
譜面は真っ黒になり、終いに音符を読むのも困難なありさまになる。
鉛筆での書き込みを消さずにそのままコピーした譜面もあり最悪である。
今日のパキータがそうだった。曲ごとの終わりに『次ぎ、別紙い愴瑤戞』とか
『つぎ╋覆瓠■暇腓瓩れ!』とか書いてあって、コピーなので消しゴムで
消せないものだから、上から鉛筆で黒く塗りつぶしてある。
コピーを繰り返して像が薄くなり五線が四線になり、16分音符なのか8分音符なのか、
ただでさえ手書きなのに、・・もう何がなんだか分からない状態である。

しかも、しかもである。そのコピー譜がホチキス止めだったりするので、
めくっても譜面が戻ってしまう。
暗いピットでただでさえ譜面が見にくいのに、これはもう凄いストレスなのだ。
行き方はややこしいし、譜面は戻るし、読めない所はあるし・・・。
われわれもプロなので、難しい分には練習して何としてでも弾く努力をするが、
譜面自体が読めないというのはいかがなものかと思うのだ。

白鳥湖とかクルミ割りとかドンキホーテとか、有名なバレエ曲は
だいたいそういう譜面が来る。
もしちゃんと印刷された譜面で、曲も順番に並べ替えられるように
例えばバインダー式なんかで工夫されて、譜めくりのストレスもなかったら、
もっと音に集中できると思う。
正直言って、あまりにも悲惨な譜面だと「間違えなければそれでいい」という
気持ちになり音も荒れてくるものだ。
そうならない様に皆努力はしているが、
日本国内で出まわっているこのバレエの譜面たち、何とかならないのだろうか。

こんな譜面で使用料と取っている音楽事務所がどこかにあるとしたら、
その金を実際に現場で苦労してる俺達にくれ〜、と言いたくなる。
それこそ譜面使用料として。
  
Posted by arakihitoshi at 01:38Comments(0) │ │音楽 

2006年02月11日

液晶モニターの位置が高い。

PCのモニターを見る角度は非常に重要である。
首の角度がだいたい斜め下45度〜水平寄り60度位までが適当と思われる。
少しうつ向いた状態でモニターを見るのがちょうどいい。
モニターの位置が高くて、首を水平あるいは上向きにして作業すると、
途端に首の後ろあたりから疲れが襲ってきて、作業が終わっても疲れが取れず、
頭痛や吐き気を催して終いには寝込んでしまう。
少なくとも私はそうである。

友人の家でPCの接続や設定などを頼まれることがあるが、
椅子を高くしたりモニターを低くしたりして、環境整備から始めることが殆どである。
すぐ終わるからと侮ってこの作業を怠ると後で酷いめに会うのだ。

CRTモニターを使っていた頃は、PC専用机を使っていた。
専用机はモニターがすっぽりと収まるように出来ていて、
首の角度がちょうどいい感じになるように設定されていた。
しかしモニターを液晶に変えてからは、モニターを普通の机に直接置くことになり、
何とも首の角度が悪く苦労していた。

電気スタンドの様に机端に取り付けて、モニターの位置を自在に調性できる
ディスプレイ用アームという商品も世の中にあるにはあるのだが、
2万円位から高いものでは6万円以上する。
しかもヨドバシカメラには置いてなかった。よほど一般的ではないらしい。
モニターを数センチ下に下げるのに何万円も払うのもな〜〜、
と思って買うのを躊躇っていたが、いい事を思いついた。
試してみたらとてもいい感じ。
しかも費用は数百円で済む。
前振りが長かったが、荒木式モニター改造術をご紹介したいと思う。

最初はこんな感じ。モニターの下にある足の部分が邪魔。
モニターが机の天板にピッタリと付く位の高さにしたい。
モニター1






ホーマックで下の写真の部材を2個買ってくる。1個150円くらい。
モニター2






モニターの足の部分をドライバーで外し、同じくホーマックで買ったネジ
(M4×15)で上の部材をモニタ背面に取りつける。
私のモニター(MITSUBISHI RDT1710VM)にはこのネジがピッタリだった。
モニター3






完成図(下の写真)、机に置いているだけだがしっかりと立っている。
たぶん震度5強の揺れには耐えられるんじゃないかと思う。(保障はしないが)
だいぶ低くなって快適。
モニター4






モニター位置が高くてお悩みの方には是非お薦めしたい。
  
Posted by arakihitoshi at 00:01Comments(0) │ │カメラ・パソコン 

2006年02月10日

臭いフェチ

私は色々なものの臭いを嗅ぐのが好きである。
20才位までは、皆そうなのだと思っていたが、
手に取ったほとんどの物の臭いを嗅ぐ私の姿が可笑しいと、当時の彼女に指摘され、臭いを嗅ぐのは実は私固有の癖、趣向なのだとその時初めて知った。

先日、チェロの生徒がチェロの足に付けるゴム製のキャップを忘れて行った。
レッスン室に残されたゴムキャップに気がつき手にとって臭いを嗅いだ。
ああ、この臭いは・・・・、
私の記憶ははるか30数年前にトリップした。

昼下がり、窓から差し込む初夏の陽射しに、
ニスが剥がれ少しささくれ立った床が熱いくらいに暖まっている。
眩しさを堪え空を見あげる・・。青い空に白い雲がいくつか浮かんでいる。
隣の部屋にはまだ赤ん坊の弟がベッドで寝ているようだ・・。
飲みかけのカルピス。遠くからトントンカンカンと金槌を打つ音。
小学2年生位だった私は、当時大切にしてたいサイボーグマン人形を、
サイボーグ犬に乗せたり降ろしたり、敵のキングワルダーと組み合わせたり・・・。

そう、あのサイボーグマンのゴム製の手袋とブーツ。
サイボーグマンの身体はプラスチックで出来ており、
ちなみに全身20数ヶ所可動が売りだった。
ゴム製の手袋とブーツはプラスチックの身体に対して滑りが悪く、
小麦粉を塗って対処していたのだ。
チェロの足キャップの匂いは、サイボーグマンの手袋とブーツの匂い。

匂いというのは実に不思議だといつも思う。
完全に忘れ去ったはずの光景が、匂いとともに記憶の彼方から鮮明に蘇る。
思わず詩的になってしまうほどだ。
これが嗅がずにおられようか!。身近な物をあたり構わず嗅ぎまくりたくなる。
・・と思ってるのは私だけなんだろうか。
皆なぜ臭いを嗅がないの?。嗅ぎたくならないの? それもまた不思議だ・・・・。
ある偶然の瞬間、匂いが思いがけない時間旅行にあなたを誘ってくれる。
是非とも身近な物の臭い嗅ぎをお薦めしたい。 

以下は私の好きな匂い、嫌いな臭いの一例。

【好きな匂い】
プラスチック消しゴムの淡い匂い。
楽器屋さんから返ってきたばかりの楽器の匂い。
本の印刷の臭い。
古いお寺の匂い。
革の匂い。
すれ違いざまに香る女性の淡いシャンプーの匂い。(強すぎると、もっとすすがんかい!ゴルァ!と思う)
セメダインの匂い。
液漏れした電池の匂い。
森の匂い。
鉛筆を削った時に出る匂い。
風邪などで3日位洗えなかった時の自分の頭の臭い(ちょっと好き)。
ダンボール箱を開けた時の臭い。
カッパえびせんの封を開けた時の匂い(圧倒的)。
玉ねぎを炒めてる時の匂い。
スティックタイプの事務用糊の匂い。
タクシーの臭い(実は煙草のヤニの臭いなんだかけっこう好き)
石炭など炊いた後の煤の臭い。
土の臭い。
血の匂い。
錆とか鉄の匂い。

【嫌いな臭い】
嫌いなヤツの汗の臭い。
知らないおっさんが入った後のトイレ。(口で息したくないから仕方なく鼻で息するけどイヤ)
トイレの芳香剤の臭い
しばらく洗ってない枕カバーの臭い。
古い衣料の臭い。
匂い付きトイレットペーパーの臭い。
ジンギスカンの匂いの染みこんだ衣類の翌日の臭い。
強すぎる香水の匂い。
カビの匂い。
猫のおしっこの臭い。


どうですか?
臭い嗅ぎしたくなってきたでしょ。これであなたも臭いフェチ。
太古の記憶を呼び戻すことによりボケ防止にもなります。たぶん。
一緒にクンクンやりましょう。  
Posted by arakihitoshi at 00:31Comments(0) │ │雑感 

2006年02月09日

第11偵察隊

今日は雪祭りに行った。
札幌人は意外と雪祭りに行く人が少ないようだが、私はほぼ毎年見に行く。
今年は寒かったため、雪像の雪はもちろん、路上や路肩の雪まで白く綺麗だった。
荘厳な大雪像は雪祭りの花形だが、私がつい注目してしまうのは、
大雪像の横のさらに片隅に、ひっそりと存在する制作者を記した看板である。
特に今年目と心を奪われたのが下の写真の「第11偵察隊」の文字。
偵察隊




偵察隊か・・・。何やら謎めいていてかっこいい。
「戦車大隊」とか「高射特科大隊」とかカッコイイ名称の部隊は沢山並んでいるが、
「偵察隊」のかっこよさはちょっと違うと思う。
敢えて他の業界に置き換えるなら、
医者の世界における「麻酔科」とか「病理学」などの基礎系、
江戸時代に土木工事を専門とし身分制度から解離した独自の地位を築いた「黒鍬」、
オーケストラで言うならヴィオラ、バストロンボーンあたりか・・。
彼らの特徴は、花形でないところで黙々と非常に専門的な己の職務をこなす・・。
要するに”渋い”のである。

調べてないので実際の第11偵察隊がどんな職務を遂行しているのが分からないが、
その名称から察するに、スパイ、斥候、諜報部、秘密情報機関、忍者、新撰組の監察・・、
といったアンダーグラウンドチックな名称が思い浮かぶ。
多分雪像作りにおいても、雪像を削るためのノミを完璧な職人技で削るとか、
観光客になりすまし、順路が一方通行になるようにさりげなく客を誘導するとか、
そういう地味だけどなくてはならない仕事に従事しているのだと思う。
今年の目玉雪像にオーストリアのフリンダース・ストリート駅があったが、
事前にオーストリアに潜入し、駅を詳細に調べあげたのも当然彼らだったはずだ。
有り得ないが、もし今回の大雪像が金○成像だったとしても、
それが決まった瞬間北に潜入し、像を入念に調べあげたに違いない。
彼らはそういう人たちである。と思う。
雪像作り本当にお疲れ様でした。と心から言いたい。

真駒内会場も去年で最後だったし、大通り会場からも自衛隊制作の雪像が減り、
寂しさと当時に雪祭りの行方に一抹の不安を感じる。
4丁目の「ナルニア国」では、
制作:札幌市大雪像制作団 協力:陸上自衛隊第18普通科連隊 とあったので、
自衛隊の雪像作りの技術が市民団体に継承されていくプロセスなのだと思った。
うまくいってほしいと思う。

P.S. ♪さっぽろスノーフェスティバル!さっぽろスノーフェスティバル!・・
という連呼型のテーマソングが一昨年あたりから会場で大音量でガンガン流れていたが、
今年は無くて良かった。観光地やスキー場などで大音量で流れる歌謡曲同様、
一種の環境破壊だと思う。あれはよした方がいいと思う。

もう一つP.S. 若い女性二人組のユニットがイベント会場で歌っていたが、
ギターを持った一人はTシャツ一枚、しかも腕まくりという姿だった。
見ているだけで寒いし、彼女の健康も心配だ。
仮に本人の希望でも主催者は止めさせるべきだと思った。

最後のP.S. 今年は特にボランティアの存在が目立った。
カメラのシャッターを押す係りの人や、グッズの売り子や、カイロやティッシュを
配ってくれたり・・。 ありがたく頼もしかった。  
Posted by arakihitoshi at 01:37Comments(0) │ │雑感 

2006年02月05日

札幌市民会館

札幌市民会館を立て直しの記事が出てましたね。
あのホールは趣があって、響きも多目的ホールなのに良くて好きでした。
個人的にも、あそこで子供のころ初めて札響を聴き、
ほくでんファミリーに通い、第1回PMFではバーンスタインの指揮で演奏し、
札響に入ってからも幾度となく演奏した思い出深いホールです。
あのすっぱい感じの匂いとか、何故か展示してあるアンモナイトの化石とか、
いい味出てます。

札響が第1回定期演奏会をやったのも市民会館ですし、
札幌の音楽史の母とも言えるホールが取り壊されるのは何とも忍びがたい思いです。
立て直して出来たホールが可動式の安価な多目的スペースみたいなホール
って事はないですよね?

耐震強度に疑問ありっていう記事も以前出てましたが、
それも含めて壊してしまうのではなく、増改築っていう選択肢はないんでしょうか。
あのホールが果たしてきた役割や音響的なクォリティーを考えて、
ただ壊して新しく作って・・・、で本当に良いのでしょうか。

(同じ文章をBBSにも掲載しました)  
Posted by arakihitoshi at 01:51Comments(3) │ │音楽 
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