2008年12月30日

年忘れ・物忘れ・・。

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SF近未来小説(仮称)はお休みです。というか酔っぱらった頭で勢いで初めてしまって少し後悔・・(苦笑)。というわけで、今日は閑話休題なお話しです。
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今日は明日の深夜にやる札響ジルベスターコンサートの練習でした。
ジルベスターは今年で6年め(かな?)になります。
そいえば、先日の第九はものすごい盛況でしたね〜〜。
クリスマスコンサートとジルベスターに挟まれてるのに、土曜日曜だったので日程的にもハマった感がありましたね。まさに”カンチャンズッポシ”の第九でした。

ジルベスターが始まってから、第九が仕事納めではなくなって、
クリスマス → 第九 → ジルベスター → ニューイヤー 
と、年末年始は仕事がのべ〜〜〜〜っと続いてる感じです。
というわけで、季節感まったく無しです。
変化と言えば、譜面台の上の楽譜が入れ代わるくらいなもんで、あとはず〜っとキタラの舞台に座ってる感じです。
いやいや、不平不満じゃないっす!。仕事があるのはありがたいことっす!。ありがとうっす!。うっす!。


話しは変わりますが、またやっちまいました。
これ↓
マイク









そう、電気製品の電池を抜きわすれて保存しておくと、こうなっちゃうんですよね。
大切にしていたワンポイントステレオマイクだったのですが、2〜3年ほったらかしにしておいて、気がついた時には時既に遅し。
電池を抜いて保存しておけばいいのは分かっているのですが、これが難しいです。
しまい込む時には、「次に会うのは2〜3年後だよ。マイクちゃん」と言って引き出しに入れるわけではなく、
「またすぐに可愛がってやるから、いいコで待ってるんだぜ・・」と言ってちょいと置いておくだけなんですよね。徐々に2〜3年、あるいは10年放置してしまうわけです。
これでお釈迦にした電気製品は数知れず・・。
買った時15万くらいしたオリンパスのOM2をこれでダメにしたことあります。あれはショックで立ち直れませんでした・・。


このように一旦弾みがつくとどこまでも忘れ続けてしまうことを、私は「忘れのサイクル」と命名して呼んでいます。

例えば、
投函しようと思って鞄の中に入れっぱなしで10日くらい経ってしまった葉書。
かけようとした時はいつも既に深夜になってしまっている電話。
クリーニングに出そうとして車の後部座席に置いて既に1週間になるワイシャツ。
店を出てしばらくしてから思い出す、貰うの忘れた領収書。
同じく、タクシー降りてから気がつく領収書。
見に行こうと決心していたのに、とっくに公開が終わってしまった映画。
ポケットに入れっぱなしで提出期限の切れた有給休暇の申請書。
風呂上がりに「あ〜、また買うの忘れた」と言いつづけて1ヶ月経つ育毛剤の替え。
思いっきり毛の広がった歯ブラシ。買い忘れて同じく1ヶ月くらい・・
なぜか発売最終日の夜に気がつく年末ジャンボ宝くじ、サマージャンボ宝くじ。
「持ってきてね」と言われて毎日忘れ続けて呆れられるチラシ用プロフィール写真。
そばが茹で上がってから思い出す、「あ、七味唐辛子切れてたんだ・・・」。

その他、
プリンターのインク、
廊下の電球、
車のオイル、
メールの返事、などなど・・・
ぜ〜んぶ「忘れのサイクル」。一度はまったら抜け出せません。

あなたはどうですか?。「忘れのサイクル」・・・。
この時期、”年忘れ”なんて言って宴会するけど、そんな必要ないんでないかい?


さて、近未来SFファンタジー小説(仮称)も忘れないうちに更新しなくては・・


※「クラヲタへの道」も更新しました。そちらもどうぞ!(o^-')b
  

Posted by arakihitoshi at 23:59Comments(2) │ │雑感 

2008年12月27日

ハッピー・クリスマス

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長〜〜いクリスマスが終わりましたね。日本中がクリスマス一色の1ヶ月間。なんとなく、お菓子屋とおもちゃ屋とラブホテル屋にまんまと乗せられてる気もしますが・・・(笑)。今回はそんなお話しです。
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【ハッピー・クリスマス】(※この物語は近未来SFファンタジー小説であり、なにもかも全てフィクションです)

「17:00か・・・」
俺は壁の時計を見あげて、デスクに向かう部下たちに聞えるように少し大きめの声で呟いた。
いよいよ明日から12月である。
俺が札幌市クリスマス課の課長に就任して明日で半年になる。
課長として初めて迎えるクリスマスである。
市役所では花形部署の課長に栄転、と同僚たちから羨望と妬みの交錯した祝福を受けた。
絶対に失敗はしたくない。いや、俺が失敗などするはずがない。そう思うことにする。

緊張しているつもりはないが、やはり平常心ではいられないだろう。
しかし、部下たちに動揺を悟られたくはない。
「先に帰るぞ〜」。
そう鼻歌交じりに言うと、綺麗に整頓したデスクに被っていたサンタ帽を置き、市役所を後にした。

俺は地下鉄の駅に向かう前に、市役所から4丁目界隈に向かった。
明日から師走に入る街を見ておきたい。
みぞれ混じりの小雨が降っていたが寒くはない。いや、むしろコートを着るには暖かい。
交差点ごとに設置されたスピーカーからクリスマスソングが絶えず流れている。これを聴くと、年に一度のクリスマスを祝う気持ちで身が引き締まる。

大通りを越えた辺りで、たまたま目についたテナントビルに入り、エレベーターで屋上を目指した。
ビルの入り口にはもちろんクリスマス基準法で定められている、”メリー・クリスマス”の文字や細かく規定された装飾が抜かりなく施されていた。
クリスマス基準法には例えば、『12月1日から25日までの間、商業地域及び近隣商業地域内の商業施設は、建物の壁面の50%以上を不燃材によるクリスマス装飾で覆わなければならない』という規定がある。もし違反すると30日以下の営業停止が科せられる。
この時期に営業停止は致命的だろう。
ほとんどの商業ビルは営業停止を恐れて、壁面を全て覆い隠すようにモミの木や金色のラメ細工のクリスマス装飾を施している。

最上階に着くと”関係者以外立ち入り禁止”と書かれた鉄製のドアを構わず開けた。ドアは思ったより重かった。一瞬、鉄の錆びた臭いがした。
ドアの近くにいたジャンパー姿の小太りの男が、俺を見て「おい・・」と言いかけた。
俺は「札幌市クリスマス課」と書かれたIDカードを無言で男の目の前に突き出した。
「あ、クリスマス課の・・、ご公務ご苦労様です」と、男は世辞笑を浮かべた。
「責任者は?」俺はポケットに手を入れたままわざと無愛想に訊ねた。

屋上の中央で屈んで降雪機の点検をする責任者の元に案内された。
灰色の作業着姿のその男は立ち上がると意外なほど長身だった。胸に国が配布するサンタバッチだけを一応付けている。こういう奴が一番気に入らない。
やはりへつらうような笑みを浮かべながら、長身の腰を屈めて目の前の降雪機が高性能なことを俺に熱心に説明した。
クリスマス基準法では規定されていないが、札幌市には特にこんな条例がある。
『10階建以上の建物の屋上には降雪機を設置し、12月1日から25日までの間、毎分10リットル以上の人工雪を降雪させなければならない』
これに違反するとやはり30日以下の営業停止処分である。
「サンタ帽くらい被っておけ」と俺が言うと、長身の男は「へへ・・」と卑屈に笑って俺を見送った。

クリスマス基準法は、20××年に与党や財界が提唱し、多くの国民に熱狂的に迎えられて施行された。
当初、一部の市民団体などが街頭で反対運動をしたが、サンタの衣裳をつけたクリスマスを祝う市民たちに取り囲まれ流血の惨事となった。有名な「血のクリスマス事件」である。
当時大学生だった俺も、「街中が綺麗な装飾で彩られたホワイトクリスマスを祝ってが悪い?、まったく偏屈な奴らだ」と市民団体を苦々しく思った。取り囲んだ連中に内心喝采を送ったものだ。今もその信念に全く変わりはない。
年に一度のクリスマスを祝うのに何をためらう?。そして、それを邪魔する奴らを許すことはできない。


俺はビルを出ると再び市中を散策した。
商店の店員は皆サンタ衣裳を着ていたし、通りにもサンタ衣裳の男女が目立ったが、俺にはまだ物足りなかった。
クリスマス基準法では『12月1日から25日までの間、事業主は、3人に1人以上の被雇用者にサンタ衣裳を着用させる義務を負う』とある。
国民にはクリスマスを楽しむ権利が保障されているので当然の条文だが、ならば被雇用者全員にサンタ衣裳着用を義務づけるべきなのだ。

気の早い店舗は10月の末頃から店員にサンタ衣裳を着せているが、明日から12月だというのに、平服の店員を店に出す事業主の気が知れない。
まあいい。そういう奴らは別件で営業停止に追い込んでやる。
年に一度のクリスマスに水を差す行為を俺は絶対に許すつもりはない。


ふと見上げると、クリスマスツリーの形に電飾されたテレビ塔の時計が19:00を表示しているのに気が付いた。
そろそろ帰るか・・。俺は地下鉄駅に向かい帰路に着いた。


【つづく】
  
Posted by arakihitoshi at 00:34Comments(3) │ │雑感 

2008年12月24日

細く長く生きるんだもんねっ!

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クリスマスですね〜〜。12月は”クリスマス月間”と割り切って数々のイベントをこなしましょう(^_^;)
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今日はキタラで札響のクリスマスコンサートでした。
井上道義さん指揮で、ファリャの「三角帽子」とか楽しい曲多数。
秀逸だったのは、小曽根真さんのピアノソロで、ガーシュインのコンチェルトinF。

札響と小曽根さんの共演は3回めくらいでしょうか。
定期でモーツァルトのジュノムをやったのが最初だった気がします。
いつも思いますが、この人は本当に凄いです。
ピアノ超上手。即興演奏最高。ルックス良い。トーク面白い。服のセンスお洒落。英語もぺらぺら。一緒に飲みに行った人の話だと性格もいいらしい。多分モテモテ・・・。

「あ〜〜〜〜、気に入らねーーーー!!」(バンバンバン!)

「何もかも揃ってて本当に羨ましいです」



井上さんと小曽根さんの練習中の話しと本番トークで、お二人が昨年共演したベネズエラのオケが凄かった、という話しをしていました。ラテン系なので全員が椅子に登ったり、楽器を宙に投げたりしながら演奏する・・という信じがたい話しでしたが、YouTubeにありました。どうやらこういうことらしいです↓。
ベネズエラのオーケストラのショッキング映像!!

これもまた・・・・、なんというか・・。別な意味で凄いですね。


それにしても今日は本当に凄いピアノソロだったな・・。

は〜〜、張り合う気なんかもともとないんだけどさぁ。
なんつーかね。

でもまあ、いいもんね。俺は凄くなくて。
地味でもいいんだもんね〜〜〜〜。
細く長く生きるんだもんね〜〜〜〜〜。
べつに〜、英語ぺらぺらじゃなくてもいいもんね〜。日本語ぺらぺらだもんね〜。最近じゃ不動産にも詳しいもんね〜〜〜〜〜!

べつにモテモテじゃなくても〜〜・・・
はっ! そう言えば! 俺だって全国に1万人の愛人がいるんだった!


いやー。俺が1万人なら今日のピアニストは1億人かな。
っていうか、人類の半分は愛人かもな〜。
ってゆーか、霊長類の半分?
ってゆかほ乳類の・
いや、生物の・・
  
Posted by arakihitoshi at 01:05Comments(8) │ │音楽 

2008年12月21日

プロレタリアの時代

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今年もあとわずかですね。お互い身体に気をつけて年の瀬を乗り切りましょう!
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この時期、クラシック音楽業界は稼ぎ時です。
札響は第九の演奏会は少ないですが、それでもクリスマス関係やら何やらでいつもより演奏会多いです。
個人で受けてる室内楽やらサロンコンサートの仕事もそれなりにあって、ありがたいことに、そこそこ忙しく年の瀬を送っています。

そんな中、毎年恒例のユニオン札響定期大会が開かれました。
札響にも当然ながら労働組合があって、ご存じのように労働組合たるもの、最低でも年に一回は定期大会を開かなければいけないと、労働組合法という日本国の法律で決まっているので、これは義務なのです。

先日、札響の倉庫をステマネのT中正樹君が掃除していて、興味深いものが発見されました。
下の写真の「腕輪」です。
倉庫の中でもかなり深い地層から発見されたので、たぶん1970年代のものと思われます。記念に貰ってきました。
団結腕輪





これは相当貴重なグッズです。
私も札響の組合役員やって15年になりますが、この腕輪は初めて見ました。
この腕輪が実際使われたのかは不明です。
どちらにせよ、時代の移り変わりを感じさせてくれます。
日本の”サヨク”が異様に元気だった時代のシロモノのなので、上部団体などから支給されただけで、実際は使用されなかったのかもしれません。

試しに腕に付けてみました。
付けただけで気分はプロレタリアートです。とにかく反対っ! シュプレヒコール!という感じです(笑)。
というか、機動戦士ガンダムのモビルスーツ級に強くなった気になれるアイテムです。
ところでこの腕輪、裏地もしっかり付いてて、縫製も丁寧です。今の日本だったら、薄っぺらい不織布に文字を印刷しただけの安っぽ〜〜〜いペラッとした腕輪が出来てきそうですが、この頃はまだ日本の物作りが健在だったんですね〜。

時代とともに縫製だけじゃなく、労働組合のあり方も変化しましたね。
労組に対しては昨今ネガティブなイメージがつきまといがちですが、労使関係あるところ、労働組合があって当たり前で、それでこそ健全で民主的、建設的な組織運営がなされるのだと思います。が、労組や労使交渉のスタイルは時代とともに相当変化し、あるいは変化せざるを得なかったのも事実だと思います。
札響労組もユニオン札響と名前を変えて、当然ながら腕輪をしたり鉢巻きを巻いたりということはありません。
今見るとこの腕輪、かなりレトロな雰囲気が漂っています。


そういえば今年の夏頃、小林多喜二の蟹工船とか、プロレタリア文学が大流行の兆しを見せていましたが、早くも鎮火していまったのでしょうか。
プロレタリアブームでクラシック界ではショスタコーヴィッチあたりが流行するのでは? と期待していたのですが、イマイチ盛り上がらなくて残念です。

70年代〜80年代、私が中学高校生の頃は、ラジオで中波を聞いていても、モスクワ放送日本語版が大出力で乱入してきて、『ソ連の有能な指導者、ユーリ・ウラジミーロヴィッチ・アンドロポフ同志は、アメリカ帝国主義の挑戦的、挑発的な行動に対し・・・』なんてよく聞えてきてました。
西側の報道とあまりに違うので、イデオロギー抜きで面白くてけっこう聞き込んじゃったりしてました。
今思うと懐かしいです。録音しておけばよかったと思います。


モスクワ放送の「今日の話題」のコーナーとか、ニュースのコーナーでかかってた曲は、今でも耳に焼きついていますが、何と言う曲だったのでしょうか。
情報キボンヌです。

それではみなんさん、ごきげんよう  
Posted by arakihitoshi at 01:12Comments(4) │ │音楽 

2008年12月17日

ダンディー忘年会

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師走ですな〜。みなさん風邪などに気をつけて乗り切りましょう。
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今年からは、面倒がらずに忘年会にたくさん参加しよう・・。
山本直純みたいなダンディーでセクスィーなアダルトになるために。(いきさつはここ

誓いどおり、今年は頻繁に飲み会に参加している。

深酒して、やたら説教くさくなるタイプとか、愚痴っぽくなるとか、笑い上戸、泣き上戸、いろいろあるが、
私は飲むと気が大きくなってやたら大言壮語を吐くタイプである。
気分が乗ってくると恐いものなしになって朝まで飲んじゃう系である。

「今日は11時に帰ろう。うん。11時。明日も仕事だし。11時に帰ったら1時には寝れるでしょ。そしたら6時間睡眠とれるしね。」

「あれ・・、もう11時だ。もう一杯だけ飲んでこうか、うん、大丈夫。12時には帰ろう、うん。」

「うん、分かってるって。大丈夫、大丈夫。2時くらいに帰ればさ、4時間くらいは寝れるし、あ? うん、大丈夫だって、延長延長!っつーことでね。」

「あ〜〜、ん〜、いいんだって、あ? そうそう、人間ね、2時間寝ればね、そうそう。睡眠ってのはさ、時間じゃないの。質だから。そう質ね。いいこと言うでしょ?オレ」

「まあね〜、1日くらい寝ならくてもさ〜〜〜〜、がははは、いいいんだって〜〜〜、ん〜? なに? 睡眠ってのはそんない・・大切なわけ? 俺様より大切なの? そなろ? ま、俺もさ、ん? じゃあ5分、うん、5分だけ寝ろか、がはははは 」

という具合に徐々に人格が破壊されていき、最後は理性で制御不能な状態に陥ってしまう。サイアクである。
だいたい、5分しか寝ないで大丈夫なわけないのである。


なので、昔から酒にまつわる失敗は多い。
思い出しただけで、恥ずかしさのあまり
「ウキーーー、ウキキーーーー、ウッキッキーーーー!!」
と叫んで押し入れに逃げ込みたくなる”思ひ出”がだいぶある。


次の朝、後悔と恥ずかしさで身をよじりながら辿る記憶の断片。
酔っぱらった頭でしでかした「またやっちまった」系の羞恥行動の数々・・・・
私の酒の席での恥ずかしい体験を大別すると以下のように分類することができる。

(1)後から考えてみれば帰りたそうにしてた相手を引き止めて明け方まで飲んじゃった系
(2)しょーもない自慢話し(こち亀に詳しいとか)を延々としちゃった系
(3)カラオケで振り付きで声枯れるまで歌っちゃった系
(4)異様に座った目で分際も省みず女のコを口説こうとしちゃった系
(5)やけに理屈っぽい"議論"を得意げに始めて同じこと何度も言いだして止らなくなっちゃった系

最近はこれに、さらなる一項目が加わった。
(6)所かまわず寝ちゃう系

この年齢になるとさすがに、電柱や自動販売機などに登ったりする、若者特有の、
(0)街中で奇行を繰り広げる系
はなくなった。これはせめてもの救いだ。


今年はまだ「うっきっきーー」クラスの恥ずかしいことはない。
プチ恥ずかしいことはたまにあるが。

しかしまあ、プライベートな酒の席ではある程度は理性を失ったほうが、お互いに理解も進むし、第一その方が楽しい。座も盛り上がる。
失敗を恐れて、いつまでも冷静なのもつまらない。
酔っぱらってもそのバランスをとれるのが、ダンディーでセクスィーなアダルト、とうことなのだろう。


これから忘年会シーズン本番なので、くれぐれも肝に銘じよう。


ところで、このブログはいつも練習も雑用も勉強も終わった深夜に書いている(今回は違うけど)。
飲みながら書いているので、1時とか2時ころアップしている回は、もうかなり酒が周っている。
なので、とても気が大きくなった状態で書いていることが多い。
「俺様はアルファーブロガーだぞ〜! 文章上手なんだぞ〜〜〜! こん畜生め〜!」という感じである(イメージ)。
でも文章はシラフの時より、すらすら書ける。(気がする)

同じような例で、たまに酔っぱらって楽器を弾くことがある(仕事じゃなくて・・汗)。
そういう時はとても上手に弾ける。(気がする)
これには二説あって、
ほろ酔いの場合、緊張や力み、不安などから解放され、よって演奏にプラスの効果をもたらす。という説と、
単に酔って耳がバカになっているだけである。演奏自体はいつもと変わらないか、酔った分不正確になっているはず。


さて、これらの判断は非常に難しい。酔っぱらっているので立証も困難とういか不可能な気がする。


あなたはどっちを信じますか?
前者を信じたあなたは酒飲みです。
こんど一緒に飲みましょう (`▽´)  
Posted by arakihitoshi at 21:40Comments(6) │ │雑感 

2008年12月13日

ノンノン・マリア 謎のコンサート

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「札響ジュニア・クラシック」

札幌市の主催で5年前(たしか5年前だった)に始まった。
札幌市の小学5年生全員(2万人くらい)をキタラに招待して、札響の演奏会を聴いてもらう。
指揮は音楽監督の尾高さんと、正指揮者の高関さんが交代でつとめる。ここがミソである。
音楽教室は大人むけの演奏会よりもなんとな〜く格下で、体育館で楽員もスリッパ履きで、何十年も相も変わらぬプログラムを、あまりやる気のない雰囲気で・・・、という時代もかつての日本オーケストラ業界には全てとは言わないが、あった。
しかし、今札響が取り組んでいるジュニア・クラシックは、全く手抜きなしの定期と同じクォリティーの演奏会を小学生に否応なく聴かせるという趣旨である。

これはですね〜〜。実際驚くほど手応えいいです。

これはタテマエとか宣伝とかではなく、本当の話しである。
寝てる子も飽きちゃってぐだぐだしてる子も、当然中にはいるが少数派である。今回で言えば、最後のスターウォーズの時などは、身を乗り出して聴いている子が大半である。
大人が大勢でかなり真剣に目の前で演奏している訳だから、気合も伝わるのだと思う。
昔の音楽教室を知っている世代のオケマンとしては、感慨深いものさえある。

予算のこととか色々あって大変ではあるが、この子たちが大人になって、社会の中心世代になった時のことを考えると、音楽教室はあだや疎かにできないオーケストラの基幹事業であることは論を待たないのである。
そしてこの事業をきちんと続けていけば、20〜30年後には、キタラで札響を聴いたことがない札幌市民というのはほとんどいなくなるはずだ。とても楽しみである。


さて、2万人の子供をさばくわけだから、キャパ2000人のホールで10回やるわけである。最近は江別や恵庭も加わって12回になっている。
1日2公演を3日連続でやる。それを期間を置いてもう一回やる。
一昨日まではその2回めだった。
高関さんの指揮で1日2公演を3日連続。今回は前日に文化庁主催の音楽教室も加わって4日連続だった。
最終日にもなるとヘロヘロになって、休憩時間も皆無口だ。
そりゃそうである。時間こそ1回1時間ちょっとと短いが、定期と同じクォリティーで連日やるわけだから。


そして、ここからは個人的な話になるが、そのヘロヘロの最終日の終演後に最後の力を振り絞って、今度はキタラの小ホールに場所を移して、ノンノン・マリア弦楽四重奏団の演奏会をやった。
自主公演ではなく、”売り”のコンサートだったのだが、超不思議な現象に戸惑った。
なんと、小ホール460席が完売!!(;゜0゜) 
な??? なんで??
みなさん、どっか違う団体と間違えてない?
例えば ミスチル とか・・。「ノンノン・マリア」と「ミスチル」・・。10回続けて発音するとちょっと似てるかも。・・いや、似てないな。
それとも、ノンノン・マリアという名前から判断して、セクシー衣裳に身を包んだギャル4人組のビジュアル系弦楽四重奏団と勘違いしてるとか・・・。

どちらにせよ、弦楽四重奏の演奏会というのは、プラジャーク四重奏団とかバルトーク四重奏団とか、世界超一流の団体でもキタラの小ホールを満席にできないのである。
ノンノン・マリアだって言うに及ばず。自主公演では200席のルーテルホールを満席にするなんて夢のまた夢。損益分岐点の約100席を売るので精一杯である。
無料のコンサートは別。あれは無料の催しマニアの人たちがいるから。
しかし、今回は入場料3,000円である。
しかも! ”抽選で当った人にチケットを売る”という、クラシック業界ではあり得ない強気な売り方・・・(;゜0゜)
『ノンノン・マリア クリスマスコンサート』としてその広告が道新に載った/()゚O゚()\ひぃー。
たぶん、業界の人は、「ああ、あいつら・・・、ついに狂ったか・・」と思ったかもしれない(笑)。

今回の仕事、大手の高級老人ホームが主催で、某デパートが協賛。間に札幌の広告代理店が入って、私たちはその代理店から仕事の依頼を受けた。
代理店の担当のオネエサン(電話の声と話し方からかなりの美人と推定)と、メールや電話で話しを進めていったのだが、クラシック音楽のコンサートを手掛けるのは始めてとのことだった。
なので、有料の弦楽四重奏コンサートというのはなかなか集客できませんよ。という話しは正直に申し上げた。

しかし、電話のむこうの美人さん(推定)は何故か強気。
さすがにクラシック始めてだけあって、「楽屋にご用意するのはサンドイッチかお弁当、どちらが一般的ですか?」みたいな変な質問とかも沢山あったが、それはそれで、どんどん話しを進めていった。
そして驚くべきことに、道新に広告が出た翌日にはチケット完売し、急きょ二階席も開けることになったと連絡がきた。それでも入りきれずに40人ほど断ったそうだ。信じられん・・・


プログラムは、前半がアイネクライネとかアンダーソンものなどの有名なクラシック。後半が映画音楽とかミュージカルなんかの編曲物。それにトークを挟めながら進行するという、”売り”のコンサートではごくごく標準的なものだった。
いつもノンノン・マリアでやっている毎度お馴染みのプログラムなのであるが、満席のキタラ小ホールと聞くと、正直言ってメンバー一同若干緊張気味。
そもそも、なんで完売なのかまだ分からない。
会場前から座席券引き換え窓口に長い列が出来ていたそうだ。
舞台に出ていった途端に客席から座ぶとん投げられたりして・・・。

心配に反して、コンサートは好評だった。演奏もほどよい緊張が作用してか、とても上手くいった。
お客さんも喜んでくれた。トークも受けた。
終演後はロビーに出て送迎に立ったのだが、みなさん沢山声をかけてくれた。
「お話し上手ですね〜、あなた道を間違えたね」という、喜んでいいのか微妙なお褒めの言葉にも預かった(苦笑)。

全て上手くいった。というか上手くいきすぎたくらいだった。


推定美人の担当者さんは、若い頃の賀来千香子似のホンモノの美人だった。
スタッフは賀来千香子さんとバイトっぽい若い男のコ一人の計二人。必要な時以外はどこかに姿を消していてなかなか捕まらないのだが、楽屋にはお洒落なパン屋さんとかで買ったっぽいサンドイッチが、テーブル一杯に並べてあった。


コンサートが終わり、熱気の立ちこめるホールから出ると、夕方から降り始めた雪はすでに止んいた。積もった雪が昼間に見た地面や落ち葉をすっかり隠して、キタラの周辺は一面真っ白になっていた。
新雪がキタラのレストランから漏れる明かりを映して、キラキラと白熱球色に輝いていた。

私は雪面に最初の足跡を残こしながら帰路についた。
さっきまでの熱気が嘘のように、中島公園は凍てつく静寂に包まれいた。



あのコンサートは一体何だったのか・・・
狐に化かされたような、どこか芝居がかった体験であった。


ギャラは後日、私の口座にまとめて振り込まれることになっている。



振込みを確認したら、現実だったと信じることにしよう・・・・。

  
Posted by arakihitoshi at 12:28Comments(7) │ │音楽 

2008年12月11日

忘れえぬ留守電 【後編】

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(前回からの続き。20年前、フリー奏者時代のお話しです。)
さて、その事件とは、


その日は久しぶりの休日だった。
もう昼近かったが、ベッドから出るのが億劫だった。
その頃私が住んでいたワンルームマンションは、練馬の石神井というところにあったのだが、富士街道という比較的大きな通りに面してた。
街道を走る車の音から、夢見心地にも通勤時間がとっくに過ぎていることが分かった。

しばらくウトウトしていたが、空腹に堪え兼ねてやっと起き上がる決心をした。
カーテン越しに見えるこの日の石神井の空は、白々しいほどに晴れあがってた。
遠くからヘリコプターの音が聞える気がしたが、気のせいだったかもしれない。


一気に布団を剥いでベッドから起き上がると、小さなキッチンのコンロに火をつけた。
コンロの上にヤカンが乗っている。ヤカンの中に水が少し残っていた。いつ入れた水なのか記憶が定かではないが、まあいい。
インスタントコーヒーに沸いた湯を注いで飲んだ。
17インチのテレビに映ったワイドショーは、飽きもせず宮沢りえのヘアヌード写真集がどうしたとか、そんな芸能ネタを垂れ流していた。


私は着替えて、近くの喫茶店で昼食をとるためにマンションを出た。
マンションの脇にとめた自転車に乗り、ふらふらと石神井公園に沿って住宅街を駅に向かった。
西武池袋線の石神井公園駅周辺の商店街は狭い路地にコマゴマと商店が並んでいる。
”サンボ”という行きつけの喫茶店に入った。
昼前なので店は空いていた。
入り口の本棚に置いてある”少年ジャンプ”を3冊掴んで、下の歩道を見下ろせる4人掛けの席を占領した。

ジャンプを読みながら、注文したカレーセットをコーヒーと一緒に食べた。
まだ眠い。いや、寝過ぎたせいで頭が少し痛い気もする。

食べ終わり喫茶店を出ると、駅前のパチンコ屋に向かった。
この頃、私はパチンコに凝っていた。
仕事やレッスンの帰りにチェロケースを店の入り口にくくりつけて、街中のパチンコ店でパチンコに興じることもよくあった。
パチンコ屋の騒音と充満する煙草の煙の中は不思議と居心地が良かった。
あの頃のパチンコ屋は今よりずっと出た気がする。
いや、出たときの記憶ばかりが残っているからそう思うのかもしれない・・。

2時間ほどしてパチンコ屋から出ると、少し耳鳴りがした。いつものことだからあまり気にならない。
この日はよく出た。両替所で現金を手にする。2万円ちょっとあった。

すっかり気分をよくしてまた自転車をフラフラこいでマンションに帰った。


留守電の明かりが点滅していた。
点滅はなにかメッセージが入っている合図だ。
私はいつものように「再生ボタン」を押した。

「21件です」

な!? なに??? 
私はだだならぬ異変を感じた。「21件だと?」 たった2〜3時間で???


「もしもし、荒木さんですか? ○○事務所の佐伯(仮名)ですけど、もう出られましたか?」 ピーー

一瞬で血の気が引いた。○○事務所はこの頃よく仕事を貰っていた音楽事務所で、音楽教室とか結婚式の弦楽四重奏なんかを、わりと専門にやっているところだ。
佐伯さんはそこの女性マネージャー。
私はあわあわしながら手帳を確認・・・。
そう。今日は23日の・・はず。
新聞はとってなかったのでTVを着ける。


そうしている間にも次のメッセージ
「もしも〜〜し、いませんか? 荒木さん。リハーサル始まってますけど」 ピーー

落ち着け。そう。落ち着くんだ!
手帳をよく見ろ。今日は何日だ? 一昨日○○響行ったんだから、えっと・・。
今日は24日だろ! 
げーーーー! 1日勘違いしてた!!!


私の狼狽とは全く無関係に留守電のメッセージは無情に続いた。
「もしもし、荒木さ〜ん。」ピーー
「荒木さん、もしこれ聞いたら本番は15時ですから。急いで来てください」ピー
「荒木さん? いない?(いないみたい)」ピー


時既に遅し。
今から出ても本番には到底間に合わない時間だった。
この頃は携帯はないので、佐伯さんにこちらから連絡をとる手段はない。
とにかく電話の前で正座して待つ。
やがて佐伯さんから電話があった。

「もしもし! 荒木です! 申し訳ありませんっ!!」

というわけで、佐伯さんに謝りまくり、その夜は小編成のオケ(チェロは私を含めて3人)の主立ったメンバーなどに謝罪の電話を入れまくった。
そのオケは、当時よくやっていたBGMっぽい弦カルのメンバーも沢山いて、馴染みの人たちだったので、「あはは、気をつけてね」とか、チェロのベテランのおじさんなんかは「そういうこともあるよ」なんて慰めてくれて涙が出そうになったが、あまりのショックでしばらく立ち直れなかった。


それからは、1日に30回くらい手帳を確認するようになった。
そして、電話恐怖症になった。
夜寝てても、突然電話のベルが鳴ったような気がして飛び起きたりしていた(笑)。

あの時はオケだったからまだ何とかなったかもしれないが、もし室内楽だったら・・。
考えるだに恐ろしい。
しばらくの間、そう1年くらいは、どこにいてもあの留守電を思い出すだけで、「ウキ〜〜〜〜ッ!」と叫びそうになった。実際就寝前に布団の中でいきなり思い出して「ウキ〜〜〜〜ッ!」と言いながら足をバタバタさせたりしていた。


後遺症はメンバーの優しい言葉に癒されて徐々に治まっていったが、つい最近久しぶりにあの留守電が夢に出てきた。
目覚めた後、懐かしかったがやはり恐ろしかった・・・・(苦笑)。
20年たっても教訓を与えつづけてくれている、今となっては貴重な体験であった・・・。

【おわり】  
Posted by arakihitoshi at 01:13Comments(4) │ │音楽 

2008年12月09日

忘れえぬ留守電 【前編】

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あの時の恐怖体験は今でも忘れることができない。
90年代が幕開けしたばかりの東京でのことだ。

その頃の日本はバブル景気に沸き返っていた。
”皇居を売ればカナダが買える”などと言われた時代だ。
就職活動で忙しい大学の同期生たちは超売手市場で、内定が決まると同時にリゾートホテルに缶詰にされたりした。彼らはそれを武勇伝を語るように大学の後輩に聞かせていたものだ。
街にはプリンセス・プリンセスの『ダイヤモンド』が流れ、肩幅の異様に広いスーツに身を包んだ若者たちが、渋谷や六本木を闊歩していた。

「バブルか・・・・、なにもかもみな懐かしい・・」(沖田艦長の真似で)


さてそんな時代、私は駆け出しのチェロ奏者として、広い東京の狭いワンルームマンションに一人生活していた。
部屋にはベッドとオーディオセットと本棚が一つ。小さなテレビ。それにチェロと譜面台。
そして忘れてはいけないのが留守番電話。
携帯電話の無い当時、留守番電話はフリー奏者にとって命綱だった。

仕事の依頼は留守番電話に入る。
外出先からもマメに留守番電話をチェックする。
留守番電話が答える・・
「用件は3件です・・・・ピー 」
「あ、もしもし・・、荒木さんのお宅でしょうか。○○交響楽団事務局の○○です。お願いしたい演奏会がありますので、03ー×××ー××××にお電話ください」
「もしもし〜〜、あ、俺。○○、また電話するわ」
「もしもし、荒木さんのお宅でしょうか。○○音教の○○と申します。○○さんからのご紹介でお電話差し上げました。2月に何本がお願いしたい仕事があります。お電話ください」


こんな具合に留守電が入っているので、重要度の高い順番にこちらから電話をかけなおす。
後に繋がりそうな仕事や、普段お世話になっているオケや事務所が優先だ。
中でも、自分のステップアップに繋がりそうなランクの高いオケや、ギャラの高いスタジオからの仕事は最優先で電話をかけなおす。

質の高い、ギャラの高い仕事を、いかに効率良くスケジュール表に書込んでいけるか。それがフリー奏者のシノギということになる。
いい仕事ほど直前になって入ってくることがあるので、安易に仕事を入れたばかりに、後から入ってきた美味しい仕事を断るハメになる・・、ということはできるだけ避けたい。
この辺の駆け引きが難しいのだ。


仕事先に付いたら、電話ボックスからまず留守電チェック。
地方のホテルに着いたら、まずは部屋の電話から留守電チェック。 当時はお約束の行動であった。

その頃はまだまだ駆け出しで、生活の基盤を支えてくれていた重要な依頼主の一つは学校の音楽教室を専門にしている音楽事務所からの依頼だった。
朝の7時に新宿駅西口集合。そこからバスで長野まで行って1日3校こなし、それを3〜4日続けて東京に帰る・・・、なんていう超キツ〜い仕事も珍しくなかった。
それでも、少しでも質の高い、そしてまとまった本数で仕事を依頼してくれる音教事務所からの仕事はありがたかったし大切にしていた。
そこでいい人脈に巡り合えれば、スタジオやもっと美味しい仕事にありつけることもできた。

そんなある日、あの事件はおきた・・


【つづく】
  
Posted by arakihitoshi at 01:12Comments(3) │ │音楽 

2008年12月07日

おにぎりアンケート結果

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ツナマヨおにぎり好きですか?アンケートは無事終了しました。

【アンケート結果】
1.大好き        36票
2.どちらかといえば好き 58票
3.どちらかといえば嫌い 34票
4.大嫌い        23票

以上のネットによる集計結果をもとに、当ブログ独自の定数を加味し算出した結果、「ツナマヨおにぎりが嫌いな人よりツナマヨおにぎり好きな人のほうがかなり多い」 という結果になりました!(デンドンデンドン!!)

「ふっ・・、俺の負けだぜ。 」

というわけで、セブンイレブンの2個入りおにぎりパックがずっと梅と鮭で、パリパリ海苔よりもシットリ海苔が好きな私は重宝していたのですが、最近梅とツナマヨになってガッカリしていたのでが、これで諦めがつきました。


昨日の定期演奏会はいかがだったでしょうか。
ラヴェル特集なのに”ボレロ”が無い・・・。ラインナップが発表された時から心配していたのですが、舞台から見た感じでは客席の入りも悪くない感じ。マニアックな曲もありましたが、最後の”ラ・ヴァルス”が終わったときのお客さんの表情もいい感じでホッとしました。
そして舘野さんのピアノは本当に"深い"ですね。


季刊ゴーシュ12月号が発売されました。
私が連載させてもらっている「札響3ちゃんねる クラヲタへの道」も12回目を数えます。
今回は初の”小説”に挑戦してみました。
はっきり言ってちょっと自信作です(照)。
近未来SFファンタージー小説です。是非お買い求めの上読んでください!
安いもんです。たったの300円。

それにしてもですね〜。ホンネと言うと小説の内容は実のところかなり危機感を感じてます。

季刊ゴーシュは道内楽器店、デカい本屋などで買えます。
詳しくはゴーシュのサイトで見てね(o^-')b チェキラ!  
Posted by arakihitoshi at 23:20Comments(0) │ │雑感 

2008年12月03日

合格シマスタ

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合格しました  \(^o^)/

ここに出てます(pdf)。
私の受験番号は 0101-0322

今年の合格判定基準点は、33点(合格率16.2%)でした。
いや〜〜〜。危なかった(大汗)。まさにギリギリ。

この後は、登録実務者講習というのを受けて、知事の登録を済ませると晴れて、全国でも(たぶん)大変珍しい宅建主任者チェロ奏者となることができます。

(早口言葉です。3回続けて言ってみましょう。)
宅建主任者チェロ奏者 宅建主任者チェロ奏者 宅建主任者チェロ奏者

今回は、宅建受けるって職場でもバラしちゃったし、それどころかブログにも書いて、あろうことが季刊ゴーシュのエッセーのネタにまで使っちゃったので、最後のほうは泣きそうになりながら勉強してました(笑)。
受かってて本当に良かったです。

でも、もし落ちてて来年また受けるとしたら、独学だけはもう絶対にやめようと思ってました。
例えば、無効と取り消しの違いとか、連帯債務者と連帯保証人の違いとか、全く何も分からずに法律の知識ゼロからスタートだったので、マジで厳しかったです。
準備運動なしで地図も持たずに登山するようなものでした。
もし同じ境遇の方がいらしたら、せめて通信講座(Lecなどの)をお薦めします。
本屋に並んでる「楽楽で受かる」とかなんとか調子いいこと書いてる基本書たち、『理解しなくていいから、語呂合わせでもいいからとにかく覚えろ!』式のが多く、実際の試験に全然合わせきれてない気がします。
次ぎは行政書士取ろうと思って既に勉強始めてますが(って、またバラしてる)、今度は通信講座にしました。


さて、裁判員制度の導入なんかで昨今巷でも法律に対する関心が高まってますね。
あの制度はどうなんでしょう。
どちらにせよ、老若男女、老いも若きも利口もおバカも、とにかく強制的に仕事休ませてでも裁判所に動員するわけですから、本当に国家権力っていうのはケタ外れの力なのだと思い知らされます。

それにしても、気になるのが”サイバンインコ”・・・・。

あれがいわゆるみうらじゅんが提唱する「ゆるきゃら」ってやつなのでしょうか。
そしてあの迷いのないネーミング!。
『国家権力をもってして、オヤジギャグのセンスを満天下に披露する』というあり得ないほど壮大な羞恥プレイなのでしょうか(笑)。

鳩山法務大臣がサイバンインコの着ぐるみを着てるニュースが流れていましたが、
「これって、萌えるところ?」と思わずツッコミを入れたくなりました。

昨今は、あっちもこっちもキャラクター&着ぐるみで、可愛くもないし、あれってどうしても作らなきゃならないんでしょうか。謎です。


さて、取合えずご報告でした。

それではみなさんごきげんよう。
  
Posted by arakihitoshi at 19:57Comments(12) │ │宅建主任者・行政書士 
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