2010年02月25日

こちらはモスクワ放送です

明日とあさっては定期演奏会です。静かなブレイクの予感がするショスタコーヴィッチの交響曲第8番です。
今回は(間違いなく)CD録音が入ります(笑)。ハイファイ好きの方は後日発売されるCDの音と生の音を聞き比べる絶好の機会です。
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日本の皆さんこんにちは。
こちらはラジオモスコウ、モスコウUSSR、モスクワ放送です。
※モスクワ放送 旧ソ連の国営放送。海外向けにそれぞれの国の言語でラジオ番組を発信していた。内容は社会主義国にありがちな極めてプロパガンダ色の強いものだった。出力が異様にデカく一般家庭のAMラジオでも受信できた。

それでは番組をつづけますね。
つづいては聴者の方からのお便りのご紹介です。
今日は石川県にお住まいの、マトリョーシカ大好きっこさんからのお便りです。
『こんにちは。(こんにちは〜)、私は金沢に住む31歳の主婦です。毎日モスクワ放送をハミングしながら楽しく聞かせていただいています。(ありがとうございます)。 ところで先日の放送で、ソ連には地域によっていろいろな風習があると聞きました。たとえばどんなものがあるのですか?』

ありがとうございます。
それでは、マトリョーシカ大好きっこさんのご質問に喜んでお答えします。
ソビエト連邦には、15の国や自治区と100以上の民族が互いに尊敬しあい、助け合いながら仲良く暮らしていますが、それぞれの国や民族には独自の習慣や文化があります。そうですね。先日の放送で話題になったのはウクライナ地方の結婚式でしたね。ウクライナでは花嫁に皆が卵をあげる習慣がありますね。子宝に恵まれるように、という祈りがこもっているそうですよ。
ウクライナにはピサンカという伝統の卵細工もありますが、こうした伝統を帝国主義的な過当競争にさらすことなく保護し発展させていくのも社会主義ならではではないでしょうか?
マトリョーシカ大好きっこさん、ありがとうございました。またお便りください。

それではここで音楽をお聞きいただきます。
イワノビッチの歌で、ツィガーノフ作曲の「赤いサラファン」をお聞きください。
少女が母親に『私をお嫁にやらないで。赤いサラファンを縫わないで。』と歌っています。

と、こんな感じで番組はまった〜〜〜〜り進行します。
私と同年代の方はけっこうはまってた方多いんじゃないでしょうか。


で、ニュースとか時事解説は急に過激になってこんな感じ。

『アメリカ帝国主義は、本日の国連総会においてソ連のアフガニスタン救出について、挑戦的、挑発的な発言を繰り返しました。これに対し、ソ連の有能な指導者ユーリ・ウラジミーロヴィッチ・アンドロポフ同志は”それはごまかしである。アメリカ帝国主義は詭弁を弄しながらグレナダへの侵略戦争を正当化しようとしている。・・・・』

”アメリカ帝国主義”っていう呼び方が痺れます・・(笑)。


で、すごく嘘くさ〜〜い感じのも・・・。こんな感じ。

『さて、本日のソヴィエト連邦最高会議において、モスクワに住む旋盤工ミハイル・ウスチノフ氏の推薦によって、コンスタンチン・チェルネンコ氏が最高会議幹部会議長、共産党中央委員会書記長に全会一致で任命されました・・・』

( ̄□ ̄;・・・・・。いや、たしかに労働者は大切だけどさ・・。  


私がよくモスクワ放送を聞いていたのは、高校生くらいの1980年代初頭〜半ばでした。
なので、上ような感じのアフガン侵攻とかグレナダ侵攻を米ソが攻撃しあう国際情勢でした。
たいてい男と女のアナウンサー(日本人)がしゃべってて、モスクワから発信した電波を一旦ハバロフスクあたりで中継して、日本に放送していたようです。
男のアナウンサーの名前は「スエタ」という人でした。
ニュースの最後などに「担当はスエタでした」と言っていました。

北海道だったからかもしれませんが、普通のAMチューナーでもモスクワ放送の電波は本当にきれいに拾いました。

さて、なんで急にモスクワ放送の話かというと、
今回の定期はショスタコーヴィッチの交響曲第8番。
ショスタコやるとどうしても80年代のモスクワ放送を思い出してしまいます。
ショスタコの曲は作曲当時のソ連の政治情勢や、ソ連の革命や戦争の歴史と切っても切れないですよね。
ヴォルコフの『ショスタコーヴィッチの証言』が本当か嘘か?とかね。昔大流行しましたよね。
実際にショスタコーヴィッチがどういう政治的な意味をこめて曲を作ったのかは、本人が死んでいる以上もう確かめようもないですが、いろいろと想像をめぐらせるのは楽しいです。

私が持っている解説に、ショクタコーヴィッチの全交響曲15曲のシンメトリックな関係、なんていう話が載っているのですが、15曲を円のように作曲順に並べて書くと、8番はちょうど真ん中です。
で、戦争を題材にした7番、8番、9番を中心にして、ちょうど左右対称にテーマや編成が並ぶって言うんですね。確かにきれいに並びます。
これは面白いです。
まるでショスタコーヴィッチが生涯に15曲の交響曲を書くと、最初から予言していたようです。
こないだレコードでコンドラシン/モスクワフィルの全集を買ったので、そのうち15曲をぶっ通しで聴いてみる、なんてのもやってみたいです。


で、最後になりますが、みなさんに質問です。
この曲ご存知の方いませんか?
http://blog.livedoor.jp/arakihitoshi/Radiomoscow.MID
(midiファイルです。)
Radiomoscow
不具合等で聞けない方のために一応楽譜も。(四分音符=140くらい)


モスクワ放送の『ラジオジャーナル今日の話題』というコーナーでかかっていたテーマ曲です。
実際はオーケストラ曲です。
上のmidiの旋律はトランペットです。この旋律の後ろで弦楽器とピアノが強奏で、ザッザッザッザッザッ と八分音符で刻んでいます。
かなり派手な感じの曲です。本当はもっと長いのですが、旋律らしい旋律は上の7小節だけで、これが多少変化しながら繰り返されます。(うる覚えですが・・)
この曲にのってアナウンサーが「ラジオジャーナル今日の話題です」と言ってコーナーが始まります。

ず〜〜っと気になってるんですが、30年以上経ってもまだ発見できていません。ショスタコかとも思ったのですが、どうも違うようです。
かっこいい曲だったのでぜひもう一度聴いてみたいと思っています。
ひょっとして番組か局のオリジナルだったのかもしれませんが・・。(それにしては編成がでかい)

知っている方がいらしたらお便りくださ〜い。
担当はアラキでした。


※本文中の固有名詞や史実はイメージです。気にしないでください。  

Posted by arakihitoshi at 17:40Comments(15) │ │音楽 

2010年02月21日

物欲が止まらない

1週間以上更新しないとランキングが如実に下がりますね。
「別にぃ〜〜〜、ランキングのためにぃ〜〜、ブログ書いてるんじゃないしぃ〜〜〜」とか強がりは言いません!。
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レコードにハマっている話は何度か書きましたが、ついに禁断の木の実を試食してしまいました!
今日10数年ぶりにスピーカーを買いました。

ここ数週間、持っている安物のスピーカーがあまりに非力なのに閉口していたのです。
いままでは「オーディオなんてぇ〜〜、べつにどーでもいいしぃ〜〜」というスタンスだったので気にならなかったのですが、「レコードっていいな〜」と思い始めてから、安物スピーカーの薄っぺらい音がやたらと気になりだしました。

「○○さんの家のステレオはもっといい音がしてたぞ・・」とか、
「お店で鳴ってたスピーカーはもっとリアルな音がしてたぞ・・」とか、
あろうことか、「ステレオおやじの家から漏れてきてた音はもっと良かったぞ・・」とか(笑)

でもね、オーディオだけにはハマるまいと硬く心に誓っていたのです。
ただでさえ私は凝り性ですからね・・。
今までハマったものは、カメラ、パソコン、天文、廃墟、カヌー、船舶、法律関係の資格・・ などなど、挙げたらキリがないのですが、オーディオだけはヤバいです。
はっきり言って、これにハマると一財産失う可能性が大です。

札響の大先輩のパーカッションのY岡さんも凝り性で有名ですが、オーディオに非常に詳しくて、アンプを替えて、スピーカーを替えて、とにかくいろいろディープに追求して、最後には「空間が狭い!」ってことになって、家を増築してましたからね・・。
・・・怖ろしい(合掌)。

で、ハマらないことを肝に銘じて、でもスピーカーだけは欲しいなと。
ネットでいろいろ調べて、DALI(ダリ)というデンマークのメーカーのスピーカーに興味がわいたのです。
早速量販店に行ってDALIも含めていろいろ聴き比べてみました。
いかにも詳しそうな年配の店員さんに質問して教えてもらいながら、目をつけていたDALIのTOWERというスピーカーに結局落ち着きました。
「クラシックをレコードで聴いてるんですよね〜」と言ったら、気合の入ったオーディオマニア様と勘違いしていただけたようで、とても熱心に説明して下さった気がします。
やはりこのスピーカー、20万円クラスではダントツに良いと思いました。店員さんもそう言ってました。
音が自然だし、作りこんだデジタルっぽい感じじゃなくて、肉厚で暖かい音がします。
100万円以上する高級機は無理なので敢えて見ずに、このクラスで満足することにします。

でも、その量販店では買わないんですよね。これが。
買ったのは新琴似のお店です。ここは真空管アンプとか売ってて、メーカーで部品切れのため修理を断られるオーディオ製品の修理もしちゃう気合の入ったオーディオ屋さんなのですが、そこにこのDALIのスピーカーが中古で出てるのを発見。
ここはつい先日、レコードプレイヤーの修理も依頼したお店です。

「クラシックのレコードを聴いている」という話から、札響のチェリストなんです、と身分まで明かして、”超気合の入ったオーディオマニア様!”とすっかり勘違いされてしまいました。
実は私はオーディオにはまったくの素人。正体がバレないうちに、そそくさとスピーカーを車に積んで早々に退散・・。
現金で払って梱包もいりません、ってことで値引きしてもらって、最終的に定価の半額以下で買えました。


で、家に帰ってきてアンプに繋ぎました。
今もバルビローリ、ハレ管のディーリアス聴きながら書いてます。
いや〜〜、いい音だな〜〜〜。
最初、低音が籠もった感じに聴こえたけど、壁から離したり、下に硬い板を敷いたりしてだいぶ解消。この問題に関してはケーブルを替えるとか研究の余地が残りました。
でもこのスピーカーで正解だった気がします。コストパフォーマンスに優れていると思います。
sp
DALI Royal Tower

それこそ、バルビローリとか、もしくはチェリビダッケ系の耽美的な音がしますね。
アメリカ製のスピーカーとは求めている音が違う気がします。
よく欧州の指揮者がオケを褒めるときに「エクセレント!」って言葉使うんですけど、グッドでもゴージャスでもない、エクセレントって感じのカテゴリーに入ると思います。
しばらく楽しめそうです。


次は、キャノンのデジ一、もしくは真空管アンプ、プレイヤー・・・。いや、そもそももっといい楽器が欲しい(これはケタが違うけど)
最近、なぜか以前にもまして物欲が激しいんですよね。
まずいな。本当にまずい。
宝くじ当たんないかな〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。
もしくは大金持ちの未亡人と恋に落ちるとか・・・・・・・・・・

それではみなさん、ごきげんよう。
  
Posted by arakihitoshi at 00:52Comments(4) │ │レコード・オーディオ 

2010年02月12日

古いものを愛でる

昨日、札響名曲コンサートの本番でした。
来シーズンの4回通し券の発売日でもあったのですが、なんと驚くことにS席は即日完売!(゜ロ゜;
枚数限定なので、残りは一回券や当日券になるはずです。いや〜、すごいね。嬉しい悲鳴です。
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最近似たような体験を二つしました。
まず、ひとつめ。
先日、目覚まし時計が2台ほぼ同時に動かなくなって某家電量販店に修理に持って行ったのです。(そこで買った時計だったので)
売り場の店員さん、何やらマニュアルを眺めること10分以上・・、奥に行って電話で問い合わせたりもしてます。
そして、「修理代とメーカーに送る送料合わせて8000円になります」と。
うーん、2台合わせて4000円くらいで買った時計の修理に8000円か・・。

出せるか! クワッ (ノ`Д´)ノ−−−−−┻┻ -3-3

その時計、安物の時計ではありますが、大きさとか文字盤の雰囲気とか使いやすくて気に入っていたのです。
量販店に修理に出すのはやめて、近くの時計店に持っていくことにしました。
ここの時計店は、古〜〜〜い建物で、前から気になっていたお店なのです。
いかにも職人気質のジイ様がやっていそうな店構で、ここでダメなら諦めようと。

で、昨日持って行きました。
「○○時計店」と書かれた薄汚れた看板の下の、曇りガラスのはまった引戸を開けるのに、少し勇気がいりました。
中に入るとわずかに畳の臭いがしました。店内は古くて狭いですが、いかにも掃除が行き届いる感じです。
壁には柱時計が並んでいます。どの時計も正確に4時半を差していました。
目の前のガラスケースはピカピカに磨き上げられており、中には色褪せた緑色のフェルト生地の上に腕時計が端正に陳列されています。
なんと言えばいいのか、まるで横溝正史の小説の世界に迷いこんだような光景。

店の奥から小柄な白髪の老人が出てきました。少し猫背で、指揮者のボッセさんに似ています。(もちろん日本人ですが)
目に付けていたルーペをはずして無言で私を見上げています。

「あの・・、目覚まし時計が壊れちゃって・・、修理をお願いしたくて・・、はい・・。」
「どれ?」
「あ、はい、えっとですね・・、 あ、これです」と言いながら、わたしは少し慌ててデパートの紙袋に入れた目覚まし時計を2台出しました。

期待通り・・、いや、期待以上の無愛想な応対。
やっぱり職人はこうでなくちゃね!

時計を店主に見せると、彼は時計の裏ぶたを開けて、
「あんたね、時計に赤い電池なんて入れちゃだめだよ」
といきなり怒られた(爆)

老人は赤い電池を外しながら、
「マンガン電池はね、減っていくと液漏れするんだ。だから時計に赤い電池なんて入れちゃだめなの。黒か金色の電池入れなきゃ。」
と言いながら、電池の当るところをヤスリで出際良く削って、引き出しから出した金色の電池と入れ替えました。

電池を入れ替えている間、店主は独り言のようにつぶやきます。
「最近の時計はね、高級品以外は直す価値なんてないんだ。こんなもんね、あんた、電気の通る所以外は全部プラスチックだよ。」
「はあ・・」となぜかすまなそうに相槌を打つ私。
今回はこれで動くけど、中が故障したらそれでお終いだそうです。

作業が終わると時計は2台とも、老人の言ったとおり、なんの問題もなく動きだしました。
その間、およそ1分。修理代、というか電池代は2台で900円。
やっぱりこの店に持ってきて正解だった。店構えからしてただ者ではないと思っていたが・・、見事に的中したよ!
それにしても量販店の8,000円はなんだったのか・・・・。
というか、最近の時計ってなんなのか・・。ジイ様に怒られた赤い電池だって買った時から元々入っていた電池でした。


で、二つめの似たような体験。
折り畳み傘の骨が変な風に曲がって上手く開かなくなったので、近くの修理屋に持って行ったのです。
この傘は20年くらい前に、当時けっこう値段を出して買ったもので、気に入ってずっと使っていました。

「直りますかね?」とわたし。
「直りますよ。最近の傘はね、みんな骨がアルミでね、安くて軽いけどすぐ壊れるでしょ。アルミの骨は一回曲がるともう直せないんだけど、でも昔の傘は鉄できちんと作ってあるから・・」

傘は3分後くらいで、パリッと元の形に直りました。
まだまだ使えるそうです。


わたしは最近つくづく思うのですが、限界を越えた低価格化は本当によくないです。
デフレのせいなのか、中国製品のせいなのか、自由競争に歯止めがかかってないのか、そういう分析はともかくとして、世の中が粗悪品で埋めつくされていくのに危機感を感じます。
時計屋のじい様や傘屋のおじさんたちは、時計や傘が粗悪品に変わっていくのを毎日目の当たりにしてきたんでしょうから、苦々しく客にぼやかずにはいられないんだと思います。

”昔の物のほうが質が良い”
という体験は、大げさな表現ですが、産業革命以降、人類が始めて直面している事態ではないでしょうか。
”人の技術や物の性能や品質はどんどん向上していくもの”という当たり前の感覚が、身の回りの現実と符合しなくなってきたという気持ち悪さというか、ある意味恐ろしさを感じるのです。


最近、レコードにはまっているという話しは前回書きましたが、ネットで昔のレコードを探して買っては毎晩聴いています。
CDは便利だし取り扱いも楽だし否定する気はないのですが、音色もきちんと再現できるレコードはやっぱり素晴らしいです。
ちょっと恥ずかしい告白ですが、音楽の素晴らしさを思い出させてくれます(照)。
1960年代とか1970年代に作られたレコードが、現代のCDより再現能力がはるかに上、というのはいかがなものかと思うのです。
CDを聴いていると、どうしても「あ、音程外した・・」とかそういうつまらない聴き方になってくるし、そもそも生理的にイライラしてきて大きな音では長時間聴けないです。(あくまでわたしの場合は、という話しです(^_^;))
CDの取り扱いはそのままに、レコードかそれ以上の再現能力を備えた新しいメディアというのは出来ないものでしょうか。

少しくらい値段が高くなってもいいです。
もう安物はいらないです。
  
Posted by arakihitoshi at 11:49Comments(4)

2010年02月08日

寒さに負けず・・。

最近ネット通販をよく利用してます。というか、買い物はほとんどネット通販。本も楽譜もレコードも、PC部品もスパイスも何もかも・・。
ついに宅急便のお兄さんに「いつもありがとうございます。今日は○○からです」と言われてしまった・・( ̄□ ̄;・・・・・
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ここんとこ本当に寒いですね。
この寒さの中、週末に子供を連れて雪祭りやらスキーやら行ってました。
前回、この寒さが気持ちいい! なんて書きましたが取り消します。
むちゃくちゃ辛かったです。苦行でした。

雪祭りは金曜の夜に行ったのですが、寒いのは分かってたのでスキーウェアを着込んで完全武装で臨みました。
街の温度計はマイナス11度を表示しています。
スキーウェア越しに外気の冷たさが伝わってきます。
カメラを操作するために一瞬手袋を外しただけで、指がちぎれそうに痛くなります。

そんな中、大通り5丁目(だっけ)のイベントステージで、シンガーソングライターの女の子がひとりでギターを弾きながら歌っていました。
厚着してるけど、素手です。
いつも雪祭りのイベント見て思うのですが、仕事とはいえ過酷だな・・。
つい同業者として、「ギャラっていくら出てんだろ・・」とか考えちゃいます。
もし、雪祭り会場でチェロ弾いてくれって仕事の依頼来たらどうするかな・・。
ギャラによるな・・。20分10万円だったら0.1秒でオッケーかな。
『寒さ? まったく気になりません!。寒いの好きっすから! ぜんぜんオッケーっす!』とか言う可能性もありだな・・。
5万円だったら・・、ちょっと悩むな。結局やると思うけど・・。
など考えながら見ちゃうんですね〜〜。
(※ギャラの金額はあくまで例示です。実際とは異なる場合があります。<笑>)
でも、ギターの弦で指が切れて血だらけにならないか心配でした。
よく笑顔で歌いきった! エライ!! ヾ(^^ )ヨシヨシ

ここ数年、雪祭りと言えば季節外れの暖かさで、雨まで降っちゃったりして、「な〜んだ、北海道って意外と暖かいじゃん!」って本州人に舐められっぱなしでした。
このくらい寒くなって本州人の度肝を抜いてやるのは悪くないです。
それにしても寒いな・・・。
「満州でソ連軍と闘った日本兵は大変だっただろうな・・」とか、
「八甲田山死の彷徨の後藤伍長は偉かったな・・」とか思いながら次の雪像に移動。

そして、ここで驚きの光景を目にしました。
ここもイベント用ステージになってるのですが、女の子3人組のユニットが、ミニスカ&ヘソだしで氷像の前で歌って踊っています。
一瞬、寒さで幻覚を見たかと思いましたが、現実でした。
RIMG05172

「おいっ! 死ぬぞ!」
本来だったら萌えてもいい場面なんだけど、驚きが先に立ってそういうところまで行き付かない・・(笑)
最後は半袖も脱いで、キャミソール(って言うのかな?)姿になって踊ってました。
(会場からも「ええーー!」とか「うそーー!」とか声が上がってました(笑))

いや〜〜〜、若さって素晴らしいな〜。(遠い目)
寒さなんてどうでもいいんだね。きっと。会場が驚いて盛り上がってるのを見て楽しんでるのかも・・。
マイナス11度の中でミニスカ、ヘソだし、キャミソールで踊ったのは、おばあさんになっても一生語れるよ!。
おじさん、ユニット名も聞きそびれちゃったけど、元気あって楽しくていい舞台だったよ・・。
おじさんは10万円貰ってもとても真似できないな・・。ま、おじさんがヘソ出しても誰も喜ばないと思うけどさ・・。

舞台の下には沢山人がいて、寒さの中舞台を見上げていたわけなんですが、
ああいうところで、みんな一斉に携帯で写真撮ってる光景って、はっきり言ってみっともないね〜〜。
どいっつもこいっつもズラ〜〜っと携帯高く上げて画面見てさ・・、
「俺は絶対やらねーぞ!」って思うよ。
え? じゃあ上のブレてる写真はどうやって撮ったんだって?

私は携帯じゃなくてiPhoneですから・・ヽ(´▽`)ノ

それではみなさんごきげんよう。  
Posted by arakihitoshi at 00:52Comments(4)

2010年02月04日

右脳+左脳=?

今日の札幌の最高気温はマイナス9度でした。("最低"じゃなくて"最高"ね。)
寒かったですね〜〜。でも私が中学生か高校生くらいはこういう気温は珍しくなかったです。久々に感じる顔の表面がぴりぴりする感覚はちょっと気持ちよかったな・・。
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さて、行政書士試験(ひとり)騒ぎが終わってちょっと一息のこの頃。
忙しかった1月も終わり、久しぶりの連休を満喫してます。

12月から来年のために始めた新しい行政書士の通信講座は、それはそれは素晴らしく、
とーーっても詳しく分かりやすく解説されてあります。これで来年は合格間違いなし! ・・・と思う。
本屋で売ってる基本書は言うに及ばず、大手予備校の教材も、"厚いと売れない"という事情があるようで、
合格ラインギリギリの180点を狙いすぎる傾向にある、という見方が受験界にあります。
私も1年間勉強してみて切実にそれを感じました。
よく、「6ヶ月でラクラク合格!!」なんて宣伝文句書いてある教材を見ますが、はっきり言って、書いてるヤツを火星に島流しにしてやりたいですね。
宅建に至っては、「1ヶ月でラクラク合格」とか書いてるテキストもありますからね・・。
一辺殺したろか! と思います。


で、本業の音楽の仕事とは関係のない勉強をするにあたって、自分に対する理由付け、あ〜〜んど 世間に対する言い訳、として、
私はかねてより、こう言ってきました。
『いえね、みなさんは仕事の息抜きに音楽を聴くでしょ? でもね、音楽が仕事のボクは法律の勉強が息抜きなんですよ。』

これには一応、”科学的”な根拠もあって、
<左右の脳をバランスよく使えば脳は疲れない>
という、東西南北大学医学部脳神経科の石頭岩夫名誉教授の有名な学説に基づいたものなのです。

・・というのは冗談としても、
左脳ばっかり使えば疲れるし、右脳ばっかり使っても疲れます。
それは普通の人であれば経験的に知っているのではないでしょうか。
だから、左脳を使う一般的な仕事に従事する人が、仕事帰りに音楽ホールや美術館に寄って癒されるのです。
逆に、右脳を使う仕事の私は、仕事が終わって試験のおベンキョーをすると癒されるのです。

と、信じていたのですが、
最近ショッキングな説を耳にしました。それは、

<職業音楽家は音楽を左脳で処理している>

というものです。(ネットで 音楽 左脳 プロ などで検索すると沢山ひっかかります)
これはですね、言われてみると思い当たる節が多いのです。

例えば(以前にも書いたことがありますが)、喫茶店なんかでBGMがかかっていると、耳がそっちに行っちゃってややこしい話しができなくなります。
BGMがクラシック音楽の場合は特に深刻です。
実際に私の身の上にあった話しでは、クラシック好きの税理士の先生の事務所で税金の相談してて、BGMにクラシックがかかってたんです。
どうしても耳がそっちに行っちゃって、仕方なくBGMを止めてもらいました。
こういうことは、わりと頻繁にあります。

どういう状態かというと、
税金の相談している横で、違う人にずっと耳元で話しかけられている感じなんですね。
これはまさしく、”左脳で音楽を聴いてる”ということの証明なんだと思います。
私も子供のころは音楽を右脳で処理してたんだと思います。
でも、専門的な訓練を積むうちにこういう体になってしまったんですね・・・。

あ、これは自慢話じゃないですよ。
どっちかと言うと、情けない話し、略してナサバナ! 系の話しです。

さて、試験勉強は困ったことになりました。
『左脳+左脳=脳が疲労=糖分たくさん必要=下腹部ポッテリ="終了"』
という異次元三角関数中年男の法理も成り立ってしまう訳です。


いや〜〜、”プロは左脳で音楽を聴いてる”なんて話し、聞かなきゃ良かった。ヽ(´▽`)ノ

  
Posted by arakihitoshi at 01:01Comments(0)TrackBack(0)
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