6月のお祭りで釣ってきた金魚が2匹、まだ元気で生きています。
ブクブクや水草を入れても毎年1〜2週間で死んでいたのですが、 必要なのは”濾過機”だったようです。やっと分かりました。
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つい先日、里塚に新しくできたアウトレット・モールに買い物に行きました。
目的のシャツを買った後は何を見るでもなくぶらついていたのですが、「ああ、そうだ、スーツが欲しいんだった」と思い出して、スーツを見て周りました。
話がそれますが、このスーツっていう言い方、やっと慣れましたが、いまだに完全には違和感を拭い去れません。
会社員とかがネクタイをして会社に着ていく服は、私は『スーツ』ではなく『背広』と呼びたいです。
昔はみんな『背広』って呼んでましたよね?
いつから『スーツ』になったんでしょう・・。
『スーツ』って言われると、ガンダムの『モビル・スーツ』とか、もしくは”とんねるず”の”もじもじくん”が着ている黒い全身タイツみたいなのが真っ先に頭に浮かんでしまうんですが、この言語感覚っておかしいですかね?
ズボンがいつのまにかパンツになってしまったり、
チョッキがベストになったり、
とっくりがタートル・ネックになったり、
どうも馴染めないのです。
なので以降は『スーツ』ではなく『背広』と呼びます。
実は私は背広が大好きで、自分で言うのもなんですが、そこそこ似合ってるんじゃないかな?ともひそかに思ったりしているわけです。
いや、思い過ごしかな?
いや、少しは似合ってるんじゃないかな?
いや、・・
まあ、それは置いておいて、幼少の頃から背広の似合う大人の男になりたいと思っていたのは事実。
例えばこんな感じ↓
どうですか!
いや〜、むちゃくちゃダンディーですな〜。
この頃の刑事ドラマは本当にかっこよかったですね。
弁当男子だの草食系だのが流行っている今の日本に、この手のダンディズムはありませんね。
当時の男たちは、煙草とダンヒルの重いライターは持ち歩いていたけど、マイ・ボトルだのマイ・箸的なものは絶対に持ち歩いていませんでした(イメージ)。
整髪料のMG5の匂いをプンプンさせてました(イメージ)。
昼飯は駅の立ち蕎麦や定食屋に行きます(イメージ)。
で、同僚たちとこんな会話をします(当然イメージ)。
「そういや、営業一課の佐藤君、やっこさんここんとこ妙に機嫌がいいじゃないか」
「な〜に、やつは最近えらいベッピンと結婚しやがったのさ」
「本当かい? そいつは羨ましいな」
「そう言うおまえさんのところの細君だってなかなかの美人って評判だぜ」
「うちのワイフがかい? おいおい、冷やかしっこなしにしよじゃないか」
「あははは」
「あははは」
何気ないサラリーマンどうしの会話にも、失われてしまったダンディズムと、
「やっこさん」「おまえさん」「細君」「そいつは〜」「ワイフ」「〜しようじゃないか」
などの失われてしまった言語や言い回しを見出すことができますね。
くつろいでいるようで、どこか保っている・・・、
崩れているようで崩れてない・・・、
当時の日本の男たちからはそういう美学を感じます(オーバーだけど・笑)。
で、幼少の私も大人になったらそういう男たちの仲間入りができるのだと楽しみにしていました。
昼休みは背広の上着を脱いで、ワイシャツにネクタイ姿で会社の近くの喫茶店に行き、
アフター・ファイブには、背広姿でトレンチコートを鞄を持っている方の腕にかけて、受付の女の子とかを飲みに誘うんだと思ってました。
そして、女の子を車の助手席に乗せて、トレンチコートと鞄を後ろの座席にバサッと置いて、助手席の座席の後ろ側に手をかけて、車をバックさせるんだと思ってました。
で、小粋な小料理屋とで小上がりに通されて、座りざまに「やれやれ、うちの会社も人使いが荒いよ」とか言いながら、ネクタイを緩めて第1ボタンだけを外した状態にするんだと思ってました。
「大人の女の人って、そういう男の姿に萌えるんだろうな」と幼少の頃から信じてました。
いや、実は今でも信じてます。
でも世の中、エコというかロハスというか、草食系になりましたね。(・・まあ、今だけかもしれないけど。)
きっと世の中の”大人の女”たちは、こういうロハスな状況を嘆いているのではないでしょうか。
で、ダンディーな男への憧れを思い出して、里塚のモールで背広を探したのですが、どうもイメージしているものが見つかりません。
私は背広は大好きだけど、仕事柄実際に着る機会がないので、夏用と冬用に一着づつしか持っていません。それも今もっているのは安物のうえ形が少し古くなってきたのでここらで10万円台くらいのが一着欲しいところです。
で、見て周ったのですが、今流行の背広ってサイズが小さくてピチピチしていて、試着してもぜんぜんかっこよくありません。
「あれ?? あれ?? 俺ってこんなに背広似合わなかったっけ?」と自分を見失いそうになりました。
ああ〜、そういえば最近の若者ってみんなこういうツンツルテンの寸詰まりの背広着てるな〜〜、と思い出します。
試着室の鏡に映った自分を見て、「まるでアルゴリズム体操の向かって右側の人みたい・・。」と思ってしまいました(鬱)。
特捜最前線のダンディズムとは似ても似つかない・・。
里塚で探そうと思ったのが間違いなんだろうけど、う〜、
まあ、近いうちにまた探したいと思います。
でも、どこでネクタイ緩めて第一ボタン外したり、鞄とコートをばさっと置いたりしようかな・・・。
それやるためだけに背広着て出かける? コスプレの一種だね。課長島耕作のコスプレと思えばありだよね。
背広プレイ・・、うん、いいかもしれない ヽ(´▽`)ノ
それではみなさんごきげんよう。