2010年12月02日

究極の癒しを求めて

実写版「宇宙戦艦ヤマト」、公開日の今日観てきました。もう最高・・。言葉も出ないほど(涙は出ましたが)。
私のようなヤマト古参兵が押さえて欲しいところは全て押さえてあり、かつ新しい驚き多数。世界に誇りたい日本のSFでした。ああ、はやく内容についても語りたい!
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さて、1年近く見続けた『竜馬伝』が終わったぜよ。
Twitterでもさんざん呟いちょったが、今回の大河は一味違ったぜよ。
監督の大友啓史さん、あんお人は映画『ハゲタカ』の監督でもあったお人じゃ。
ディテールの作り込みが違うぜよ。
映画でも音楽でもディテールの作り込みで手を抜いてはいかんぞね。
(疲れるから竜馬ごっこ終了)

で、画面が映画チックで楽しく見続けた今回の大河。
毎回最後に『竜馬暗殺の日まで、あと××日ぜよ』と弥太郎がカウントダウをし、
最終回では1億日本国民が固唾を飲んで竜馬暗殺の瞬間を見守ったぜよ。
暗闇の中に暴漢の刃が!! 危なーーーい!! 
とその時、

ピピピ・・選挙速報 愛媛県知事選挙 当選確実   愛媛県知事選挙 当選確実 ・・・・・・・・・・・・・・

仕方ないわけ? これって? 放送協会さん。
いろんなところでさんざん話題になったので蒸し返すのもなんなんだけど。

同じような例では、私はよく車でNHKラジオ聞いているんですが、番組のいいところで入る地震速報。
「うんうん、なるほど・・、で、続きは?」と思ったところでフェイドアウト・・。
【ここで地震の情報のお知らせです。 硫黄島でマグニチュード1弱の地震を観測しました。津波の心配はありません】

で、さっきの続きなんですが、
確かにNHKは公共性が最優先なのは分かります。
料理のレシピよりも地震速報が(フェイドアウト)
【繰り返し地震の情報のお知らせです。 硫黄島でマグニチュード1弱の地震を観測しました。津波の心配はありません】

と思うわけです。
でもね、程度もあると思うんですよ。面白いエピソードがあって(フェイドアウト)
【繰り返し地震の情報のお知らせです。 硫黄島でマグニチュード1弱の地震を観測しました。津波の心配はありません】


という感じで(笑)。
まあ、地震情報が大切なのは分かるんですよ。リアル・タイムで必要な情報だから。それがどんなに無人島でも自分の住んでいる地域と関係なくても震度が小さくても、地震速報止めろと言うのはわがままというもんですよね。
でもね!
愛媛県知事選のしかもNHKの私見の当選確実テロップを白々と画面上部のけして小さくないスペースに、大河の最終回のクライマックスの竜馬暗殺のその刹那に流すって・・・
NHKには苦情が殺到したそうですが、当然だと思います。せめて1分待てなかったんでしょうか。


さて、今回はそういう話題ではないんです。
たまにはクラシック音楽ブログに相応しい話題を提供しましょう。

今回の竜馬で使われていた音楽はとても良かったと思います。
テーマ曲も良かったし、挿入曲もどれも良かったです。分かりやすくて印象深い雰囲気のある曲たちでした。
作曲の佐藤直紀さんは本当に才能のある人だと思います。羨ましいです。
私の一番のお気に入りの曲は『想望』という曲です。
武市半平太が切腹するシーンや、容堂公が建白書をしたためるシーンなど、人が死ぬ場面や感動的な場面でいつもかかっていた曲です。(YouTubeとか検索したらあるかも)
いい曲だな〜、朝霧の草原とかで聴きたい曲ですね。(イメージ)
この曲のYuccaさんの歌声は「ヤマト」でも聴けますね。佐藤直紀さんは「ヤマト」の監督、山崎貴さんの「三丁目の夕陽」の音楽だし、この辺は繋がってるんだな〜。(同世代として軽い嫉妬を覚えます)

で、最近、”死に際に聴きたい曲はなにか?”というテーマに凝っています。
あ、といっても、私は近々死ぬ予定はありません。当分は生き続けるつもりです。
それどころか、私の家系は長生きだけは自信があって、80歳、90歳は当たり前、100歳超えることも珍しくない長寿のDNAを保有しているので、たぶん私も50年後の近未来はまだ元気で、その頃には若返りの薬も開発されているでしょうから、宇宙コロニーで100万人以上に膨れ上がった愛人たちとあ〜んなことやこ〜〜んなことをしながら楽しく暮らしていると思います。

で、死に際に聴きたい曲。
さっきの『想望』も悪くないな、と思うほど気に入っていますが、
こんな感じの曲(演奏)がいいな、と思っています。

これは、私の永遠のアイドル、シュワルツコップが歌っているR・シュトラウスの「四つの最後の歌」のなかの”眠りにつく時”という曲です。
どうです? いいでしょ? まさに眠りにつく時って感じですよね。そのまんまですけどね・・。
この演奏じゃないけど、シュワルツコップの「四つの最後の歌」は”レコード”(マスター・プレス盤)を入手してよく聴いています。本当に素晴らしいです。

第二候補はこれかな。

これはグリーグの『ふたつの悲しい旋律』のなかの”過ぎにし春”です。
弦楽合奏でよく演奏します。札響でもアンコールなどで頻繁に演奏します。
でも死に際に聴くとしたら歌つきのしかもこの演奏がいいですね。
歌っているのは上の「四つの最後の歌」を初演したフラグスタートです。 
ね? 癒されるでしょ? ね? ね?

やっぱり癒しですね。癒し。 癒し最高!

私はチェロ奏者なので、チェロの音は大好きなのですが、現実に引き戻されてしまう嫌いがあります。
それとか、いくら”繰り返し”が嫌いでストレートが好きだからって、死に際に”ラデツキー行進曲 全ストレート”もないわけで、
やはり女声に癒されたいと思うのか、そういう曲ばかり頭に浮かびます。
ありきたりではあるんですけどね、やっぱりこういうのがいいですね。

なんか疲れてるのかな・・、俺・・(笑)。


みんなの死に際に聴きたい曲も教えてね! (縁起でもないこと言うなって感じですけどね)

それではみなさんご機嫌よう!  

Posted by arakihitoshi at 00:47Comments(17)TrackBack(0)
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