今日は行政書士ネタです。
試験終了から4か月。
合格発表から2か月半。
合格証が送られてきてから1か月半・・・。
現在私は行政書士の登録申請の手続きをいろいろしております。
せっかく合格証が送られてきたので宅建の合格証もひっばりだして書斎の壁に並べて掛けてみました。
う〜ん・・・、マンダム。よき眺めじゃ。
宅建の方(左)がちょっと偉そうに見えるな・・・、
でも宅建は不動産の偉い人の理事長印だけど、行政書士の方は総務大臣と知事の判子が押してあってありがた〜い感じがするな・・
しかし行政書士に限らずこの手の資格は試験に合格して壁に合格証を飾っても、試験に合格したというだけのただの人です。
都道府県の行政書士会とか、弁護士会とか、司法書士会とか、税理士会などに入会しないとそれらの資格を名乗ることさえ出来ません。
そして入会したら安くない入会金を払って毎月会費を納めなければならないのです。
以前から書いているように私は札響のチェロ奏者を本業として副業で行政書士を営もうとしているのですが、営む以上は北海道行政書士会に入会しなければなりません。
この手続きがなかなか時間がかかって焦らされます。
履歴書、住民票、戸籍抄本、ないこと証明、事務所予定建物の登記簿謄本などなど・・、書類もた〜〜っくさん準備しなければなりません。
年度末で役所が混んでいたり、札響の東京公演と重なったりして3月の審査には間に合わず、4月の審査のタイミングで申請書類を提出しました。
ちなみに、私は自宅の一室を事務所に開業する予定なので自宅の登記簿謄本を用意しました。
さて、申請書の提出は北海道行政書士会に持参してしたのですが、初めて行く行政書士会館の建物は北1条の弁護士会館の裏手にありちょっと暗めの仲通りに面しており、表の弁護士会館の建物に比べると正直言って少し見劣りします(笑)。
しかし、4階建ての独立した建物のようです。
若干緊張しながら「行政書士会館」と書かれた針金入りガラスの扉を開け建物の中に入りました。
受付があるのは3階ですが、建物の中は人の出入りや電話の音などでとても活気がありました。
事前に連絡してあったので受付の若い女性が新規登録の担当の方を呼んでくれました。
担当の方も若い女性でした。
事務机に向かい合って座ると担当女性は30枚くらいある申請書類を手際よくチェックしていきます。
私は彼女の親指に嵌められたゴムサックがテンポ良く動くのを眺めながら奥の方から聴こえる電話の声に何気なく耳を傾けていました。
「ええ、ですから・・、・・不動産登記に関しては・・、はい・・、職務上請求書をですね・・・・、」
知った単語が時々耳に入ってきますが会話の中身まではよく分かりません。
すると担当女性が私に向かって「先生、ここの住所なんですが、すみません・・、北海道から書き始めていただきたいのですが・・」と。
・・・え?センセーってオレのこと?
「あ、はい、ああ、これですね・・、あ〜、いえ、住民票に記載されている通り書くかと思ったもので、北海道からですね、すいません・・」
と、シドロモドロになりながら余白に”北海道”と書き加えていく・・・
こんなただでさえアウェーな場所で突然センセーって言われると異様に緊張するな・・・。
そっか、ここでは有資格者は”先生”なんだな・・。
新規登録者はまだ資格は無いけど、登録されるまでは”さん”付けで呼んでおいて、登録された日から急に手のひら返したみたいに”先生”じゃおかしいもんな・・・。
と納得したのもつかの間・・
「先生、ここの日付が抜けているのですが・・・・」
「先生、ここに印鑑が押してないのですが・・・」
「先生、この書類は2枚必要なのでこちらでコピーとらせていただきましたので・・・」
「先生・・
/()゚O゚()\ひぃー もう”センセー”って呼ばないでーーーーー!
全部まとめてすいません!。
これから"先生”って呼ばれるに相応しい行政書士になれるように一生懸命勉強します。
さて、そんな中、このポスターにとても癒されました。
「あなたの街の法律家 行政書士」 のポスター、今年は宮本笑里さんなんですね〜(^_^)
私はもともと宮本笑里さんのファンなのですが、アウェーな場所に張ってある同業者のポスターは格別で、とても救われました(笑)。
で、今後の予定としては、4月に審査があり、普通にいくと5月1日に行政書士名簿に登録され、バッジや身分証明書が貰えるのは5月半ばになるようです。
というわけで今日はおしまひ。
読み終わったら押しといてね。ほんじゃらな! (。・_・。)ノ