2005年07月15日

ちょろ弾き

今日は新潟県阿賀野市というところで音楽教室、
その後、新幹線で川崎市のホテルに移動であった。

今日の演奏会はTシャツに白ズボンという
グリーンコンサートスタイル。
ちなみにTシャツは団から支給される。

新潟の体育館に冷房は無く、死ぬほど暑かった
日本で一番暑さに弱いオーケストラにこの演奏旅行は過酷だ。

音楽教室の前に、「事前プログラム」というのをやる。
生徒全員、もしくは吹奏楽部の生徒などを対象に行う。
オーケストラ演奏の1時間ほど前から、
弦楽器・管楽器それぞれ数人の楽員がほぼ輪番制であたる。
楽器の説明をしてチョロッと弾くわけだが、
実はこのチョロ弾き、他は知らないが私はけっこう緊張する。

・音楽教室の楽器紹介でチョロ弾き。
・ワークショップでチョロ弾き。
・テレビやラジオのインフォメーションコーナーなんかでチョロ弾き。
・生徒の楽器を選ぶときに楽器屋さんでチョロ弾き。
・「何か弾いてみてよ」と言われ友達の前でチョロ弾き。

そんな時、コンチェルトの出だしや有名な小品などを弾いて、
ぶっ外したくはないものだ。
これは相当恥ずかしい。

・チョロ弾きは暗譜が多い。
・チョロ弾きは朝一番が多い。

プロだからいつでもどこでも何の曲でも・・、
と思ったら大間違い。
クラシックの演奏屋さんは”譜面があってなんぼ”って
人の方が多いんです。

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ヴァイオリン:川邊さん、コントラバス:助川さんによる
本日の事前プログラム。
マツケンサンバの歌や踊りも飛び出す仕込みバッチリのパフォーマンス
であった。








Posted by arakihitoshi at 23:53││音楽 | 演奏旅行