今日は新潟県阿賀野市というところで音楽教室、
その後、新幹線で川崎市のホテルに移動であった。
今日の演奏会はTシャツに白ズボンという
グリーンコンサートスタイル。
ちなみにTシャツは団から支給される。
新潟の体育館に冷房は無く、死ぬほど暑かった
日本で一番暑さに弱いオーケストラにこの演奏旅行は過酷だ。
音楽教室の前に、「事前プログラム」というのをやる。
生徒全員、もしくは吹奏楽部の生徒などを対象に行う。
オーケストラ演奏の1時間ほど前から、
弦楽器・管楽器それぞれ数人の楽員がほぼ輪番制であたる。
楽器の説明をしてチョロッと弾くわけだが、
実はこのチョロ弾き、他は知らないが私はけっこう緊張する。
・音楽教室の楽器紹介でチョロ弾き。
・ワークショップでチョロ弾き。
・テレビやラジオのインフォメーションコーナーなんかでチョロ弾き。
・生徒の楽器を選ぶときに楽器屋さんでチョロ弾き。
・「何か弾いてみてよ」と言われ友達の前でチョロ弾き。
そんな時、コンチェルトの出だしや有名な小品などを弾いて、
ぶっ外したくはないものだ。
これは相当恥ずかしい。
・チョロ弾きは暗譜が多い。
・チョロ弾きは朝一番が多い。
プロだからいつでもどこでも何の曲でも・・、
と思ったら大間違い。
クラシックの演奏屋さんは”譜面があってなんぼ”って
人の方が多いんです。
ヴァイオリン:川邊さん、コントラバス:助川さんによる
本日の事前プログラム。
マツケンサンバの歌や踊りも飛び出す仕込みバッチリのパフォーマンス
であった。