2005年07月17日

ミューザ川崎

今日(7月17日)はミューザ川崎で本番であった。
ビータも5日め。
札幌が恋しい。
本州は暑い。
早く帰りたい。
あと3回寝たら帰れるのだ・・・。

ミューザ川崎は川崎駅前。ホテルから直結している。
このホールは最近、東京交響楽団がフランチャイズ契約しましたね。
羨ましい。
札響も早くそうなりたいものだ。
まあ、ホールとオーケストラのフランチャイズのお話しは、
まりにも根が深いので、別の機会に譲ることにする。

で、ホールに到着。
着いてみたら札幌から事務局のK本さんが来ていた。
あまりの懐かしさに思わず走り寄り、
話しているうちに涙が出そうになった(笑)。
過酷な労働条件の下、札幌を出たのが遠い昔の気がする・・・。

そして、
「昨日の休日どこ行った?」
「ん?、皇居と靖国神社」
「・・・・」
「・・」
という会話が楽員数名となされた事は言うまでもない。
「皇居と靖国のどこがいかんのじゃー!、
貴様それでも○○かーーー!!」
とはもちろん叫びません。

ミューザ川崎は綺麗で立派なホールだった。
舞台裏も広い。
キタラ以外でこんなに広い舞台裏を持つホールを始めて見た。

このホールで面白いのは、舞台がすごーーく低い。
階段3段分しか舞台と客席の段差がない(写真参照)。
奏者と観客の一体感を演出するためだろうか。
客が異様に近くて、これは慣れるのに少し時間がかかったのでは
ないだろうか。
川崎舞台






それから、5階席まである客席が、何というか、
らせん状になってて、要するに、1階席から5階席まで
客席を登っていける。
これは便利と思った。

こうした点や響きも含めて良いホールと思った。
ちなみに、良いホール、悪いホールって言い方よくするが、
弾くほう聴くほう双方の慣れも多分に有り、
数値で必ずしも善し悪しを計れるものでもなし、
キタラだって落成当初は良くない評判も沢山聞いた。
要するに、長年に渡って「良い」と言う人が多いホールが、
良いホールなのだろう。

本番後、新幹線で三島。
「こだま」で熱海の一つ先の駅である。
小さな町なので仕方ないが、最○のホテル。滅入る・・。
名産のうなぎを食って、しこたま飲んで、
ホテルではとにかく寝るだけにしよう。

だから、この日記を書いてるのは18日です。






Posted by arakihitoshi at 23:31││演奏旅行