2005年08月05日

ヲタについて考える

TVドラマの”電車男”を毎週楽しみに見ている。
主役の山田君のヲタク振りや、
某有名BBSのスレに集うヲタクたちの姿が
思いきりデフォルメされてて面白い。
そして伊藤美咲は美しい。
とくにちょっと困って口を尖らせた顔は絶品である。
珠玉の伊藤美咲表情集を作ってDVDに収めたいものだ。

さて、今までは犯罪の温床の様に言われていた
某BBSが、あの様に健全に描かれた事はなかった。
そして美少女フィギュア蒐集家のヲタク様が、
あの様に純真に描かれた事もなかったであろう。

きっとドラマを見て何も知らず某BBSに行って
人生相談してしまう人が後を断たないに違いない。
そして、「おまいマジうざ、逝ってくれ」
と一蹴され現実を知るのだろう・・・。

ヲタクについては思うところがある。
高校生の頃、秀才グループには入れず、
不良グループにはもっと入れず、
かといって、ただの駄目男ではプライドが満足しない。
そういう奴等がクラスに必ずいたはずだ。
そして数人で徒党を組んでアニメの話しをしていたはずだ。
今思えばそういう連中が後のヲタクだったのではないか?
まさに私がそうであったように・・。

一流の大学を狙うほど勉強する根性はなく、
不良相手に喧嘩する勇気もないが、
何か特定の分野でもいいから奴等に勝っていたい。
それで少しは心の平和が保てるのだ。
ヲタクの根源ってそのへんにあると思う。
まさに私がそうであるように・・。

ガンダムについて異様に詳しいとか、
プラモデル作りからミリタリーについての知識が異様に深いとか、
特定のアニメや映画について異様に網羅しているとか、

とにかく狭い範囲の知識だったら、競争相手が少なければ、
割りと簡単にオーソリティーになれるからね。
少なくとも共通一次で800点取るよりははるかに簡単だ。

だからヲタクってのは実はプライドがとても高いのだ。
しかしプライドと周囲からの評価が
著しく噛み合っていないので拗ね者が多い。
かといって小心者だから面と向かって自分を
評価しない相手と喧嘩はできない。
しかしネットでなら匿名だから思いっきり相手を攻撃できる。
ヲタクってそんな奴等だと思う。

今週は電車男がエルメスさんのストーカーを
逆にストーカーしちゃう巻だった。
敵に対する執拗な情報収集が実にヲタク的で共感を持てたが、
最後に涙ながらにゆるしちゃうのはいかがなものか・・。
しかも「一緒に謝りに行きましょう」と犯人に申しでるのだ。


証拠を集めるだけ集めていきなり被害届け出しちゃうとか、
警告無しに訴状送っちゃうとか、
それがヲタク的なやり方だと思う。

そもそもヲタクとは、例えばクラヲタがそうであるように、
カルチャー、サブカルチャーの垣根なく、
あらゆる分野に存在すると思うが、
最近ことさら美少女フィギュアや美少女CG
のヲタクだけが脚光を浴びている。
”ヲタクすなわち美少女フィギュア好き”、
という構図はいかがなものか・・。

何やら歪んだ形とは言え、ヲタが市民権を得そうな昨今、
芸術の森美術館で美少女フィギュアの展覧会もあるそうではないか。
しかし言っておこう。
TVドラマ”電車男”の山田君の様な、
『純粋で謙虚な美少女ヲタク』・・・・・

そんなのいるわけ、

ないだろーーーっ!

Posted by arakihitoshi at 23:59││雑感