今日は芸術の森の練習場で『札響ディズニー』の練習があった。
それはいいのだが、PMFが終わりやっと静けさを取り戻した芸森が、
今日は異様な熱気につつまれていた。
ファンキー・ポンキーなヤングが群れをなして徒党を組んで、
大挙して押し寄せ、渋谷のセンター街さながらの喧騒に包まれていた。
ファンキー・ポンキーな若者たちは、そこら中を徘徊し、列をなし、
札響の練習場のあるアリーナの階段にも廊下にも座り込んでいた。
「おいおい! そこの真っ黒でズタズタな女!、パンツ見えてるぞ!」。
その様子に驚き関係者に聞いてみると、
どうやら野外ステージでレゲエのコンサートがあったらしい。
ファンキーでズタボロなアウトローファッション
(と言うのかは知らないが)も、何百人も揃うとまさに制服。
当然ながらそこに個々の個性を見いだすのは不可能である。
社会のアウトサイダーたることが信条なはずのレゲエ魂も形なしだ。
でもまあいい。
かく言う俺様もバカ気の至りでイキがっていた時代はあった。
パンツを見せて座り込んじゃうようなアホンダラな時代は、
誰にでもあるといえばあるのだ。
真っ黒女たちの真っ白いパンツを見ながらふと考えた。
あの女たちのパンツを見ても不思議と全く萌えない・・。
いや、「不思議」という表現は正直ではない。
薄々気がついてはいたのだ。
同じミニスカでも、ガングロのガキンチョが超ミニスカで現れても、
全く萌えないどころか逆に萎えるが、
清楚で知性のある女性が勇気を出して履いたなら、
ひざ上10cm程度のミニスカにでも萌える。
プロの外国人モデルの女性が着るランジェリーの広告には萌えないが、
もしも、もしもだよ。全くあり得ない話しだが、
売り場にいる美しい店員の素人の女性がランジェリー姿で広告に出たら、
心臓が止まるほどむちゃくちゃ萌えまくるだろう・・・。
世の中そういうものである。そして男とはそういうものなのである。
「コラーー! 今日のパンツ娘ども分かったか!
アダルトをなめるなよーーーーー!」