2005年08月07日

レゲエな女たち

今日は芸術の森の練習場で『札響ディズニー』の練習があった。
それはいいのだが、PMFが終わりやっと静けさを取り戻した芸森が、
今日は異様な熱気につつまれていた。
ファンキー・ポンキーなヤングが群れをなして徒党を組んで、
大挙して押し寄せ、渋谷のセンター街さながらの喧騒に包まれていた。

ファンキー・ポンキーな若者たちは、そこら中を徘徊し、列をなし、
札響の練習場のあるアリーナの階段にも廊下にも座り込んでいた。
「おいおい! そこの真っ黒でズタズタな女!、パンツ見えてるぞ!」。

その様子に驚き関係者に聞いてみると、
どうやら野外ステージでレゲエのコンサートがあったらしい。

ファンキーでズタボロなアウトローファッション
(と言うのかは知らないが)も、何百人も揃うとまさに制服。
当然ながらそこに個々の個性を見いだすのは不可能である。
社会のアウトサイダーたることが信条なはずのレゲエ魂も形なしだ。

でもまあいい。
かく言う俺様もバカ気の至りでイキがっていた時代はあった。
パンツを見せて座り込んじゃうようなアホンダラな時代は、
誰にでもあるといえばあるのだ。

真っ黒女たちの真っ白いパンツを見ながらふと考えた。
あの女たちのパンツを見ても不思議と全く萌えない・・。
いや、「不思議」という表現は正直ではない。
薄々気がついてはいたのだ。

同じミニスカでも、ガングロのガキンチョが超ミニスカで現れても、
全く萌えないどころか逆に萎えるが、
清楚で知性のある女性が勇気を出して履いたなら、
ひざ上10cm程度のミニスカにでも萌える。

プロの外国人モデルの女性が着るランジェリーの広告には萌えないが、
もしも、もしもだよ。全くあり得ない話しだが、
売り場にいる美しい店員の素人の女性がランジェリー姿で広告に出たら、
心臓が止まるほどむちゃくちゃ萌えまくるだろう・・・。

世の中そういうものである。そして男とはそういうものなのである。

「コラーー! 今日のパンツ娘ども分かったか!
アダルトをなめるなよーーーーー!」

Posted by arakihitoshi at 23:43││雑感