2005年09月10日

クラシック界の一発屋

なんだか久々の更新。やはりこうなってしまったか・・・・(恥)
それはさておき。

今日は名曲コンサートだった。
アヌ・タリさんという女性の指揮者。エストニア人だそうだ。
ピアニストはアリス・沙羅・オットーさんという弱冠17才の女のコ。
お父さんがドイツ人でお母さんが日本人だそうな。
余談だがとっても美形。そして練習にはミニスカで登場。
「よろしくお願いします!♪」
かわいい〜〜。オジサンたちはメロメロであった。
チャイコのピアコンは音量も表現も幅広く実に堂堂とした立派な演奏であった。
そして、アンコールは 「リストのラ・カンパネラを弾きます!♪」
かわいい〜〜〜〜。"三井のリハウス〜"のCMに出したくなっちゃう雰囲気!。
大ブレイク決定!!。
・・それもさておき、

今日はとっても久しぶりにFMアップル出演。
12時から1時間。
お昼の2時間枠のクラシック番組である。
この番組に出せてもらうようになってから、かれこれ4年目に突入である。
DJの岡部道子さんとも長い付き合いだな〜。
岡部さんはとっても美しいし頭も良いので、
この番組に出て岡部さんとトークするのは楽しみなのだ。
台本なしの脱線ありで何でも話せるので面白い。

今日は、「クラシック界の一発屋」というお題を仕込んでいった。
クラシック音楽の世界にも、世に知られている曲が1曲だけ、
後世に残った曲が1曲だけという作曲家は多い。
そんな作曲家と曲を集めてお話しした。
今日番組内でかけた一発屋の曲たちはこんな感じ・・、

ケテルビー 「ペルシャの市場にて」
バダゼフスカ 「乙女の祈り」
ホルスト 「惑星」より”ジュピター”
ブルグミュラー 「25のやさしい練習曲」よりアラベスク
        (※一冊屋として登場)
イヴァノヴィッチ 「ドナウのさざ波」
レオポルド・モーツァルト「おもちゃのシンフォニー」

バダゼフスカなんて名前を知ってる人はあまりいないに違いない。
番組で話すために前日に色々と調べるのだが、
バダゼフスカというのは、19世紀のポーランドの女性作曲家で
23才で夭逝したそうだ。

ブルグミュラーにいつわる話しも調べたら面白かった。
ブルグミュラーには25才で夭逝した兄がいて、
この兄の方がどうやら才能もあって当時は有名だったそうだ。
メンデルスゾーンの葬送行進曲はその兄の死を悼んで作曲されたそうだ。

そして最後は何と言っても、
クラシック界における最も偉大な一発屋、
あの天才モールァルとを育てたお父さんモーツァルトの唯一のヒット曲、
「おもちゃのシンフォニー」である!!(デンドンデンドンデンドン)
いや〜。こういう偉大なお方を
”一発屋”のカテゴリーでくくるのは爽快だな〜。

こんな感じで色んなお題を用意して番組に臨むのだが、
ネタを考えるのは楽しいが、音源を集めるのが意外と大変。
家にないCDは買ったり、図書館で借りたりするのだ。
「乙女の祈り」とか「ブルグミュラー」のCDなんて普通は持ってないもんね。

FMアップルの出演日は拙HPのトップページで告知してるので、
ぜひ聞いてね(o^-')b チェキラ!

Posted by arakihitoshi at 00:18││音楽