カッコイイ男たち 【中編】
エントリーNo.4 「おもしろくなってきやがった!」
【次元大介】
ルパン三世の相棒、パイソン357マグナムを自在に操るクールな殺し屋である。
映画「カリオストロの城」ではカリオストロ伯爵の手下に追われるクラリス姫
を助けるシーンで、敵に発砲され絶体絶命のピンチのなか「おもしろくなって
きやがった!」という台詞をはく。実はこれが次元の決め台詞でもある。
最悪の状況をも楽しんでしまう自信と、どこか厭世的な陰が漂うダンディズム
がカッコイイ。
ちなみに次元のキャラクターデザインには数種類あり、トレードマークの
帽子を脱いで目が現れるのは邪道と私は思っている。その点、宮崎駿が
手掛けた劇場版「カリオストロの城」、TV版では「死の翼アルバトロス」、
「わが愛しきルパン」(最終回)のキャラクターデザインはさすがである。
また、劇場版第一作「ルパン三世 ルパンVS複製人間」では、脱げそうになった
帽子を掴み「長年のトレードマークをそう簡単に捨てられるかよ!」と言う
台詞があり、結局目は見せていない。これが本当だと思う。
そして、次元ファンなら誰でも知っているTV版で次元が主役を務めた
「荒野に散ったゴッドマグナム」「ターゲットは555M」、
「国境は別れの顔」はまだ見てない人には是非お薦めしたい。
次元のダンディズムが詰っている名作である。
特に「国境は・・」はチャイコフスキーの”白鳥の湖”が全編BGMとして
使われており、旧ソ連邦下で繰り広げられる次元とバレエのプリマドンナの
逃避行ロマンチである。
「イワノフご夫妻か・・、あばよ!」という次元の台詞が印象深い・・。
私がレギュラーゲストで出演させていただいているFMアップルのクラシック
番組で、DJの岡部道子さんにプリマ役をお願いし、私は次元を演じて
ラジオドラマをやった。思い出深い作品である。
エントリーNo.5「レストレード君、手柄はキミが取りたまえ」
【シャーロック・ホームズ@ジェレミー・ブレッド】
シャーロック・ホームズを演じる英国の名優、ジェレミー・ブレッド。
長年シャーロッキアンであった私が英国グラナダTV制作、NHK総合で
放送されたこのシリーズをどれだけ楽しみにしていたか計り知れない。
映像化されたホームズは数あれど、ホームズ、ワトスン、レストレード、
マイクロフト(ホームズの兄)、モリアーティー教授、どの配役を取っても
完璧で、後にも先にもこれ以上のホームズ作品は期待できないだろう。
シャーロッキアンならずとも、この作品がどれだけ原作に忠実に、
敢えて例えるならベーレンライター原典版の様に再現したか気がつくはず。
吸い口の長いパイプ、瞑想に耽る時に使う陶のパイプ、そして神経質そうな
長い指を組み合わせる癖・・・、何もかも「そうそう!、これ! これ
なんだよ!」とマニアを唸らせる完成度であった。
ヴァイオリンで奏でられるテーマ音楽も良かった。
ブレッド演じるホームズは、頭脳明晰、機敏で紳士で、少し変人。
もう文句なしにカッコイイ。
英国公演のおり、ベーカー街221Bを時間の都合で訪問できなかったのが
今でも心残りである。(尤もホームズが活躍した時代、ベーカー街は85番
までしかなかった・・らしい。)
そういえば、ブレッドの吹き替えは露口茂、つまり”山さん”であった・・。
後編につづく。
Posted by arakihitoshi at 01:37│
Comments(15)││
雑感
【シャーロック・ホームズ@ジェレミー・ブレッド】
うわぁ〜〜〜 私も大好きっっ
頑張ってビデオに全巻録画した昔が懐かしい・・・
原作の挿絵からそのまま出て来たようで、かなり衝撃的だった。
何度見ても鮮烈でございます。永遠に不滅な映像美。
ヴァイオリンが弾けるなら冒頭の曲を真っ先に弾きたい私です。
ジェレミー・ブレッドのシャーロック・ホームズ、ただいまわが家でブレイク中です。
スカパーで放映中ですが、録画して必ず家族揃って見ています。
最初のヴァイオリンのテーマを小2の息子が口ずさみ、途中から出てくる対旋律を私が担います・・・
ホームズの神経質そうな手振りが好きです。
初めて管理人さまと同じ趣味を発見しました。私も小学生の時からのシャーロッキアンです!
実は英国公演追っかけのもうひとつの理由はベーカー街221B(博物館)を訪問することだったりして・・・(言わない方がよかった?)意外と小さな部屋ばかりの4階建てになっていて、各場面を現すように蝋人形もありました。写真を撮りまくり、1階の売店でお土産も買えました。
ビデオ全集を買おうかと何度か思いました。「ブルース・パーティントン設計書」と「第二の血痕」がお気に入りです。
ホームズは反応いいですね〜(^^)
N.Jさんはじめまして。
博物館行ったのですか・・。いいなー。
そうですかー。みんさんやっぱりあのTVシリーズ好きなのですね。
わたしはあの吸い口の長〜〜いパイプ、東京の専門店でやっと見つけて
買いました(でも禁煙しちゃったんですよね)。
あの手の動きは憧れますよね。ボクはけっこう上手ですよ(笑
自分ではけっこう(手が)似てると思ってます。
小説は大学の頃、原書で読破してやろうと挑みましたが、当然ながら早々に
挫折しました。ホントは偽シャーロッキアンなのです。
追伸:N.Jさんって・・、N.Jさんじゃないですか!
分かりました(^^)
ホームズのあのTVシリーズ…やっぱりうちでも録画してました。
「パスカヴィル家の犬」か何かの時の、ホームズの乱れた髪と汚れた服にちょっと萌えました。(おいおい)
でもあれは、声が山さんだったから良かったのかな〜と思いつつも、副音声で聴いてみたら、あらステキ。
次元の「国境は…」とはなつかしひ〜〜…あれは良かったっすね。
じゅん@長野県安曇野です。スイマセン、私も話に混ぜてくださいませ。グラナダテレビの「シャーロック・ホームズ@ジェレミー・ブレッド」大好きでした。子供の頃は日本語、高校生〜大学生になってからは(別段英語が出来たわけではないが)ペーパーバックで英語を読んでいましたが、ちょうどこのシリーズが始まり、イメージ通りで衝撃的でした。「踊る人形」から視始めたのではないかと思いますが…ああ全てが良かったなあ。何回視ても飽きないですし、このシリーズの後にも先にも越えるシリーズはできないでしょうね。残念なことに、ジェレミー・ブレットさんは亡くなったのではないでしょうか?どなたかご存知ないでしょうか。それから、ベーカー街221Bの隣は銀行で、今でも来るホームズへの依頼文に対して「ホームズ先生は多忙で…」と断りの手紙を出している担当者がいたのではなかったかしら。
DVD-BOXが欲しいと悩んでいる今日この頃です。
わーい、わーい \(^o^)/
こんなにレスが付いたのは初めてだ!
ジェレミー・ブレッドは亡くなりましたね。もうけっこう経ちますよね。10年くらい? わたしも全部ビデオに撮って大切に保管してます。DVD全集も欲しいですけどけっこう高かったですよね。10万円くらいしませんでしたっけ。山さんのホームズも良かったけど、シリーズ前半の長門裕之のワトスンもけっこう好きでした(途中で声優が変わりましたね)。
特に好きな作品となると難しいな〜。
「パスカヴィル家の犬」の汚れた服ってのは浮浪者に変装したホームズですね? 85年に最初の放送があって、ライヘンバッハの滝のホームズの死から再びワトスンの前に姿を現す「空き家の怪事件」が好きですね。
「ワトスン君、診察室で煙草はまずかったかな?」と老人に変装したホームズが言うシーンが印象的です。それと、「老人に化けるのは骨が折れるよ」と言いながら立ったまま「はっ!はっ!」と言いながら足を折り曲げる無気味な体操も良かったです(笑
「空き家の怪事件」>
窓際の影の人形に密かに萌えだった・・・
そうです、私です(^^)
盛り上がってますね〜!(ごまふ・・・やはりここにも・・・)よろず掲示板でなく、こちらに書いて正解だったんですね。
「空き家の怪事件」私も好きです。足を折り曲げる無気味な体操・・・覚えてます(笑)
でも、ホームズにワトソ(私はソです)ンが再会して気絶するほど感激したところでは涙が出ました。で、あの作品からワトソン役の人が替わり、声優も交代したのですね。「最後の事件」の場面も出てくるのに違う人だからうまくやってると思っていました。
ベーカー街221Bでは、実際はない番地だから、博物館とアビー・ナショナル銀行とで「うちが本当!」と争っているんですよね。銀行の前も通ったはずなのに、壁にあるというホームズのプレートを見忘れました。
ちなみにBというのはハドソン夫人家の下宿人ということらしいですけど、知ってました?
私は、”名探偵”というのに弱く、思わず「コナン」まで見てしまいました。
(長すぎて、2回になりました)
先ほどHMVを見たらDVDの全集2割引で¥62,560でした。いやー、欲しいなー。
はじめまして。管理人様、常連の皆様。
(元北大オケのチェロ弾きですが。。。)
初めてレスします。
ホームズネタだったので、居てもたってもいられなかったもので。
グラナダTVのシリーズ、ワトソンの声が最初は長門裕行でしたよね?
わたしも「博物館」と「アビーナショナル」両方いきました。
(博物館があるとは知らずに)銀行にずうずうしく入っていったのですが、
(ホームズの)セキュリタリー(と名乗る)方が応対してくださって、
「大変申し訳ないのですがホームズは今日あなたにお会いすることはできないのです。代わりにこれを手渡してくれと託っております。」
と、ホームズの署名の入った手紙(メモ)をもらった記憶があります。
英国人のウィットに富んだユーモア感覚を嬉しく思った記憶があります。
凄いコメントの数ですね!
このブログを初めて以来ぶっちぎりのレス数です。
シャーロッキアンの執念を完全に甘く見てました(笑)。
無気味な体操の話しをしましたが、私が気に入ってるのがもうひとつあります。それは「美しき自転車乗り」で田舎町の酒場でホームズが酔っぱらいと殴り合いをするシーンです。
普段暴力は使わないホームズですが、この時ばかりは「紳士はストレートだ!、ふんっ!ふんっ! 拳の裏は使わない!」と言いながら敵をノックアウトします。
この「拳の裏は使わない」という言葉の意味は今だに不明ですが、ボクシングをするホームズのステップが実に無気味で良かったです。
大抵の男ならこの無気味な動きに恐れをなして戦わずして逃げるでしょう。
さすがはホームズ。と感心した一幕でした。