PCのモニターを見る角度は非常に重要である。
首の角度がだいたい斜め下45度〜水平寄り60度位までが適当と思われる。
少しうつ向いた状態でモニターを見るのがちょうどいい。
モニターの位置が高くて、首を水平あるいは上向きにして作業すると、
途端に首の後ろあたりから疲れが襲ってきて、作業が終わっても疲れが取れず、
頭痛や吐き気を催して終いには寝込んでしまう。
少なくとも私はそうである。
友人の家でPCの接続や設定などを頼まれることがあるが、
椅子を高くしたりモニターを低くしたりして、環境整備から始めることが殆どである。
すぐ終わるからと侮ってこの作業を怠ると後で酷いめに会うのだ。
CRTモニターを使っていた頃は、PC専用机を使っていた。
専用机はモニターがすっぽりと収まるように出来ていて、
首の角度がちょうどいい感じになるように設定されていた。
しかしモニターを液晶に変えてからは、モニターを普通の机に直接置くことになり、
何とも首の角度が悪く苦労していた。
電気スタンドの様に机端に取り付けて、モニターの位置を自在に調性できる
ディスプレイ用アームという商品も世の中にあるにはあるのだが、
2万円位から高いものでは6万円以上する。
しかもヨドバシカメラには置いてなかった。よほど一般的ではないらしい。
モニターを数センチ下に下げるのに何万円も払うのもな〜〜、
と思って買うのを躊躇っていたが、いい事を思いついた。
試してみたらとてもいい感じ。
しかも費用は数百円で済む。
前振りが長かったが、荒木式モニター改造術をご紹介したいと思う。
最初はこんな感じ。モニターの下にある足の部分が邪魔。
モニターが机の天板にピッタリと付く位の高さにしたい。
ホーマックで下の写真の部材を2個買ってくる。1個150円くらい。
モニターの足の部分をドライバーで外し、同じくホーマックで買ったネジ
(M4×15)で上の部材をモニタ背面に取りつける。
私のモニター(MITSUBISHI RDT1710VM)にはこのネジがピッタリだった。
完成図(下の写真)、机に置いているだけだがしっかりと立っている。
たぶん震度5強の揺れには耐えられるんじゃないかと思う。(保障はしないが)
だいぶ低くなって快適。
モニター位置が高くてお悩みの方には是非お薦めしたい。