小学校に入学した子供の運動会があった。
本当は前の週だったのだが雨で延期なった。
早朝の場所取りと弁当作りを2週連続でやる羽目になった。
しかもその前夜は地方で本番だったので、夜通し車で走って運動会に臨んだ。
それにしても、地域住民を根こそぎ動員する小学校の運動会という制度はスゴい。
さて、競技中にかかる音楽も随分と様変わりしたものだ。
徒競走で早速耳に飛び込んできたのは「ルパン三世 カリオストロの城」で使われた2曲、
・非常突破線(国営カジノからルパンと次元が逃亡する時にかかる曲)
・サンバテンペラード(ルパンと銭形がカリオストロ城でオートジャイロを奪う時にかかる音楽)
「戦場のメリークリスマス」のテーマ曲も印象的だった。
選曲した先生は間違いなく同世代のヲタだな・・( ̄ー ̄)ニヤリ
昔は運動会といえば、
・オッフェンバック「天国と地獄」序曲〜フレンチカンカン、
・ロッシーニ「ウィリアム・テル序曲」より「スイス軍の行進」
・ルロイ・アンダーソン「タイプライター」、「トランペット吹きの休日」、「フィドル・ファドル」・・・・
あたりが定番中の定番だったが、今日の運動会ではかからなかった。
最近、小学校5年生の音楽の教科書を見る機会があったが、
ルパン三世のテーマ、トトロの「さんぽ」、「千と千尋の神隠し」から「ふたたび」
などのアニメ曲が掲載されていて驚いた。時代も変わったものだ。
だがさすがに「カリオストロの城」までは載っていなかった。
今日の小学生たちは”非常突破線”や”サンバテンペラード”を、
「カリオストロの城」としてではなく、「運動会の曲」として記憶に残こすのだ。
いつか「カリオストロの城」を見ることがあったら、
「あ!! 運動会の曲だ!」と驚くのだろう。
そして、選曲したヲタク先生はそれを見て「しめしめ・・」とほくそ笑むのだろう。
・・・・( ̄ー ̄)ニヤリ