今日、市民会館で本番でした。
外は32度(NHKの温度計)で、近代冷房設備とはだいぶ違う環境の市民会館はとても暑く、タキシードは汗だくでした。(ステージ裏に氷柱を置いて演奏会をしたことも何度もあります)
相変わらず天井に頭をぶつけそうになる楽屋とか、狭い階段とか、使い勝手の悪さを呪いながらいつもの様に演奏会をしてきたわけですが、考えて見れば来年は取り壊しです。数えれば今日はラスト2の演奏会でした。
そう思うと急に、暑さも狭さも低さも全て許して逆に愛せるくらいの寛容な気持ちになりました(笑)。
ロビーのすっぱい感じの臭いとか、何故か飾ってあるアンモナイトの化石とか、テナントがしょっちゅう変わるレストランとか・・・。バーンスタインと記念写真撮った楽屋も・・。そっか〜。みんな無くなってしまうのか〜。
まだ小学生だった頃からの記憶と思い出が蓄積した場所なので、やはり郷愁に浸るなという方が無理というもの。
厚生年金会館も存続の危機だし、一度に大きなホールが二つ無もくなって大丈夫なんだろうか。仮に二つとも無くなったら市内中心部から多目的の大ホールが消える事になりますが・・。ホントに大丈夫? ホントにホント?