2006年09月24日

美しき肉体つくり(イメージ)

ここのところ多忙や風邪ですっかり更新が滞ってしまった。
滞ったのは更新だけではない。7月から通いはじめたジムも7日間も滞ってしまった。

ジムには週に2〜3回のペースで通っている。
運動といえば小学生のころ習っていた剣道くらいで、この年まで一切やっていなかった。
厄年の今年、そのツケが一気に私の体を襲った。

もともと私は食べても太らない体質だったが、このところ腹回りだけ急に脂肪が付きはじめた。
このままでは痩せいるのに腹だけ見苦しく出っぱった地獄の餓鬼の様な体形になってしまう。マズイ。
そして2年ほど前から、足の関節が痛みだし胡坐をかけなくなった。
さらには、1日芝刈りをしただけで左手の筋を痛めてしまった。

他にも、疲れやすい。動作が緩慢になり今まで間に合っていた譜めくりが間に合わない。
などなど・・・、衰えと思える症状が多数。
非常にヤバい。このままいくとあと2〜3年で寝たきり老人になりかねない。
健康には根拠の無い自信を持ち続けていた私だが、さすがに危機感を覚えた。

職場の親しい同僚たちの影響もあり、スポーツジムに通うことを決心した。
だが、ジムの門をくぐるまでには乗り越えなければならない心の葛藤があった。
今までも、体を鍛える必要は感じていた。
しかしジョギングは天候や季節に左右されるし、トレーニングマシーンを自宅に設置するのはスペースの問題もあり現実的ではない。
今流行のフィットネスに通うのが一番合理的、かつ効果的だろう。

しかし!、鍛えぬかれた屈強な肉体の男たちに混じって一人トレーニングするひ弱な自分・・・。
均整の取れた引き締まった身体の女性達に見て見ぬふりをされるひ弱な自分・・・。
そんな惨めな自分を想像するだけで、「ひいい〜〜〜〜〜!」と叫んで消え入りたくなる。
「え〜〜、あの人何やってんの?? あんなバーベルも持てないんだ・・、ふふふ」
と笑われているんではないだろうか・・。
「なんか、キモ〜〜い。来ないでって感じ〜〜〜〜」と囁かれているのではないだろうか・・。
楽しげに談笑するギリシャの彫刻みたいな美しい肉体の男女の足元に這いつくばり、一人汗だくで虚しいトレーニングを積む難民体形の自分・・・。

だめだ・・・。とてもそんな屈辱には堪えられそうにない。
フィットネスには拭い去れないそんな(イメージ)があり、長年敬遠してきたのだ。
しかし、職場の同僚たちから仕入れた「意外と平気そう」という情報もあり、
やはり私も”オジタリアン”になったのだろう。
「べ〜〜つにいいじゃん!、ギリシャ彫刻に地獄の餓鬼が一匹まぎれ込んでたってさ〜」
「どーせ、俺の事なんて誰も見てないし〜〜」
いざとなれば「最近筋肉も落ちちゃってさ〜、昔は筋肉あったんだけど(ウソ)」と見栄もはれるし・・・。
と思えるようになったのだ。

そして、勇気を振り絞って近所のフィットネスに申込みに行った。
何事も姿形から入る私は、Tシャツと今流行の膝までのジャージとくるぶしまでの靴下を買った。
そしてスニーカーと、水に溶かすタイプのプロテインジュース、それを入れるボトル。これで少しは場に馴染めるだろう。
実際に通いはじめてみると、腹の出まくったオジサンや、超ひ弱な兄ちゃんや、いかにもオバサンって感じの人たちで満ちあふれていた。
なーんだ、ギリシャ彫刻なんていないじゃん!。
俺、ぜんぜん浮いてないじゃん!!
そうだよな! うん。考えてみりゃそうだ。やっぱり(イメージ)は怖い。
予想とは裏腹にハードルは非常に低かったのだ。いや、ハードルなど存在していなかったのだ。
今までの心配はなんだったのだ・・。

ここのフィットネスはインストラクターが本人の体力に合わせて五回ごとにカリキュラムを作ってくれる。
大雑把に言うと、エアロバイクやウォーキングマシーンなど有酸素運動を40分、筋トレを30分というメニューだ。
通いはじめて3ヶ月になるが、ズボンのサイズが78cmから76cmでも余るまでに締まった。ベルトを切るだけでは収まらずにズボンを全部直しに出した。
上半身が少し逞しくなった気がする。だから腹回りと相殺されて体重は変わらない。
猫背が大分治った。体全体が真っ直ぐになってその分身長が少し伸びた。
動作がいく分俊敏になった。20代の頃は間に合ってたのに最近間に合わなくなっていた譜めくり箇所が、再び間に合うようになった。
階段や坂道で息切れしなくなった。

今までの人生で、頭全く使わず体だけ使って汗をドバドバかいた経験など無かったが、やってみると気持ちがいい。一種の快感である。”プレイ”である。
そして何より健康第一。なんとなく若さも戻った気がするし、何事も最後は体力ですからな〜。
あとは止めないで通い続けるだけ。本当はこれが一番大変なんだと思う。
ストレッチのために週に1回通いはじめた整体の先生が言っていたが、
フィットネスは週に3回は行きすぎ。2回がいいそうだ。
正確な数字は忘れたが、5年後まで辞めずに続けている人のパーセンテージが週3回より2回の人の方が圧倒的に多いそうだ。
何となく分かる気がする。

目指せギリシャ彫刻!
目指せ「走れメロス」の挿し絵!
まだハードルを越えられないでいるあなたにも、是非お薦めしたい。

Posted by arakihitoshi at 00:44│Comments(3)││雑感 
この記事へのコメント
あやこお嬢様のところでお世話になっておりますジイでございます
体力の衰えは私のところにも(年ですので仕方ありませんが)日を追って押し寄せております
昔吹奏楽コンクールを聞きに行ったことがありました
全国大会ともなると中学校・高校と2日間午前9時から夕方6時までの長丁場ですが、それほどの疲れを感じなかったのが、いまでは4〜5時間だけでも腰がつらくなるようになりました
気がつくと腰を丸めて腰掛けている自分に気がつき、これじゃあいけないと腰をまっすぐに正しますが、知らず知らずのうちにまた丸まっています
背筋力がおとろえているのだとおもいます
Posted by ジイ at 2006年10月06日 12:59
(文字数制限のため前文よりの続き)
ジイも数年前からジムに通っております
まずファッションを決めてから(ご同感)、特にジムやプールで場慣れしていると見せるポーズがある?ことなどを先輩に教わりながら”何事も姿形から”を実践しています
えっ?場慣れのポーズですか?
たとえばプールで泳ぎ終わったタッチの後、さりげなく時計に目をやり”チッ”と舌をならす…、など細かいテクニックがあるようですよ (o^-')b
Posted by ジイ (つづき) at 2006年10月06日 13:01
これはこれは。ようこそお越しくださいました。
同じ使用人同士、これからもよろしくお願いしますm(__)m

”場馴れのポーズ”ですか。なるほど。同感です。
慣れない場所では私も周囲を観察して”場馴れのポーズ”を探ります。
初めて行く社員食堂や学食の食器の下げ方とか、
綺麗なオネエサンのいる飲み屋での振る舞いとか、

スポーツジムではリアルな場馴れ人になれたので、初めてでオドオドしている人の前で”場馴れポーズ”をひけらかしています。

「・・・・俺はなんて小さいんだーーーーーー!!」(恥)
Posted by A木 at 2006年10月10日 13:25

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