ここのところ札響は旅行(ビータ)続きである。
先月末から洞爺、登別、小樽と演奏会が続き、6月2日はノンノン・マリア弦楽四重奏団の演奏会が北見であり、翌日3日から札響で女満別改め大空町、そして厚岸、根室と本番が続く。
札響の旅行の演目はベートーヴェンの交響曲第7番(ベト7)がメインである。
この曲はのだめ効果で今年は演奏回数が多い。
ベト7は、ついつい一生懸命弾いてしまう曲の一つである。
長い旅行なので汗でワイシャツがびしょ濡れにならないように、少し手加減して弾こう〜っと・・・。替えも1枚しか持ってきてないし〜・・・。
と思っても、気がつけばゴリゴリ弾いている。
ベートーヴェンの交響曲には運命や第九やこの手の、”ついつい一生懸命弾いちゃう曲”が多い。
6月2日のノンノン・マリアの演奏会は北見歯科医師会の虫歯予防デーのイベントであった。終演後久しぶりにメンバー4人で飲み会をした。
4人水入らずで飲むのは2年ぶりくらいである。別に仲が悪いわけではないが(笑)、あまりプライベートでベッタリした関係にならないのは弦楽四重奏団が長続きする秘結である。
スメタナ四重奏団の本にもそう書いてあった。
あとスメタナ四重奏団曰く、メンバーを絶対に悪く言わない事、だそうだ。演奏上の事であれば言いたいことをいうべき・・、と思いがちだが、これをやると人間関係はあっという間に破綻する。結果いい音楽が生れない。これも非常に頷ける。
で、2nd.violinの福井さんの強い提案で焼肉屋に行った。
昨年7月からのジム通いで保っているプロポーションが地獄の餓鬼体型に戻るとイヤなので一瞬気が進まなかったが、メンバーの意見を尊重するスメタナ四重奏団の教えに従って行くことにした・・。
ホテルで聞いたお薦め焼肉屋は要予約の人気店で入れなかった。
なので、普通の飲み屋街にある良さげな焼肉屋に入って4人で20人前のロースとカルビとタン塩、ホルモン、レバ刺し、ユッケと焼酎5〜6本を、バカ話しとエロ話しを肴に平らげた。
海水浴シーズンを目前にしてせっかくのジム効果が薄れるのが怖いので、今日のベト7も一生懸命に汗まみれで弾いた。お仕事的にも重要な心がけではあるが、実は有酸素運動も兼ねているのだ。
今日からは釧路3連泊である。
明日の午前中はホテルの周りをウォーキングして、名曲と定期の曲の譜読みでもしよう・・。(夜は厚岸で本番)
それではおやすみなさい。