5月から始めた家庭菜園が豊作である。
野菜を育てたのは初めてだったが、成長が早くて驚いた。
ブログネタにでもしようと約1週間ごとに定点写真を撮り続けたが、たいして世話をしないでもジャングルの様に育つ野菜たちを見て、野菜の成長などはあまり珍しいことではない、と思いはじめて定点写真は止めた。
今は毎日下の写真くらいの収穫がある。
おかげで新鮮な採れたての無農薬野菜を沢山食べて最高にヘルシーな食生活を送っている。
菜園作りの悩みはひとつ。カラスであった。
私の家は藻岩山山麓の原生林に接しているのでカラスたちの住処にやたらと近い。
6月末にはじめての収穫を明日にでも迎えるはずだったプチトマトがカラスに食われた。
赤くなったのだけを取り去り、玄関先にヘタと種だけが捨ててあった。
これはかなりのショックでカラス対策が喫緊の課題となったのであった。
まず書込みに失敗したDVDーRを2枚吊るしてみた。
2日間ほど効果があったが3日目にはまたトマトをやられた。
次にホーマックでカラス避けと称するピカピカ光るテープを買ってきて畑に張り巡らしてみた。
これは1週間ほど効果があった。しかしやはり2週めからカラスが畑に降りた形跡あり。
たまにかねてついにカラスの死体人形を作った。黒いボロ布をミシンで縫い合わせボタンで目を付けた(これは妻の作業である)。それに私が近所で拾ってきた本物のカラスの羽を10本程付けた。本物みたい!。素晴らしい出来栄えである。結婚式以来10年ぶりの協同作業でございます。やはり共通の敵が出来るとまとまるものである(笑)。
これは効果があった。
こいつを吊るして1ヶ月になるがカラスが寄りつかない。
玄関先に吊るしてあるので見栄えは悪いし悪趣味に見えないこともないのだが、菜園を荒らされてみてここまでやる人の気持ちが分かった。
P.S.これを書いた翌日、1ヶ月ぶりにカラスに畑を荒らされた。
茄子を食われた。
カラスの野郎がこのblogを読んで牽制してきたのだろうか。頭がいいというからまんざら無い話しでもない。
カラスとの攻防はまだまだ続きそうだ。