”ゲージュツの秋”である。オーケストラにとっては繁忙期。しっかり働こう。
昨日まで釧路・弟子屈と道東方面演奏旅行であった。
釧路から弟子屈への移動中、カヌーのメッカである釧路川の偵察をしてきた。
河川敷には建設省管轄のカヌー発着場まであってなかなか至れり尽くせりである。
釧路川にはガイド付きレンタル・カヌー屋がひしめいており、週末ということもあって観光客で活況を呈していた。こちらも繁忙期。稼ぎ時らしい・・。
下の写真は細岡というところにあるカヌー発着場。
ちょうど観光客らしい夫婦がカヌー業者のガイドでカヌーに乗り込む所であった。
話しを聞くと東京から釧路川を目指して来たらしい。
日和もよく、札幌からマイ・カヌーを積んでこなかったことを後悔した。

レンタルカヌーも良いが値段が高いし、ガイド付きなので自由もきかない。
やはりマイ・カヌーで気ままに下りたいところだ。
しかし、マイ・カヌーには大きな問題がある。
上流まで車にカヌーを積んで川を下って、その後どうするか?
カヌーで川を遡上するのは厳しいので、結局カヌー仲間を探して車2台で行くしかないのだろうか・・?
これはレジャーとして成り立っていると言えるのだろうか?
私の場合は3才と7才の娘たちをカヌーに乗せて、取得した船舶免許でクルーザーにも乗せて、完璧な絵に描いたようなアメリカ映画のような父親像を目一杯演出して、娘たちの男に対する理想を無茶苦茶高くして、ファザー・コンプレックスにして将来結婚できないようにしてやるという壮大な計画の第一歩でもあり、まずはカヌーで川を下る方法を何とかしなくてはいけないのだ。
カヌーにはもちろんコリー犬も乗せて、ステンレス製のコーヒーカップでコーヒーを沸かして飲んで、夕陽が沈んで川面に写って、BGMはガーシュインのラプソディー・イン・ブルーのヴァイオリンソロの後のバラード調の部分である。
これはお約束であり大人の男のダンディズムである。
しかし相変わらずネットでのカヌー情報は極端に少ない。コリー犬にたどり着くのはいつになるのか・・。