12月は本当に多忙であった・・・。
仕事でテンパっている上に家族が代わる代わる風邪やインフルエンザにかかる。
ついに下の子が先週末に肺炎で入院してしまった。(もうすぐ退院できそうだが)
なので28日に予定していた新居への引っ越しは年明けの1月4日に延期である。
思えば去年のクリスマスは上の子が風邪で高熱を出していたな・・・。
12月とはそんな月である。
「12月なんて大嫌いだーーー!」と大通公園で叫んでチャラチャラと浮かれている若人どもに天誅を下してやりたくなる今日この頃である。
先日、斉藤コーヒーというカフェーで毎月やっているコンサートと北大のワークショップの事をブログに書いた。ちょっとした間違いを訂正しようと一旦削除したのだが、書き直そうとしているうちにすっかり話題が古くなってしまった。また別の機会に書こうと思う。(「あれはどうした?」というご質問を何件かいただいた)
さて、今日は別の話題である。
新居の引渡がいよいよ27日に迫っている。
銀行ローンの関係もあって建物の登記を急がなければならない。
登記を自分でやることにしたという話しは前回書いたが、今日は”表題登記”をするために法務局に行った。
表記には二種類あって、建物の所在を示す”表題登記”と、建物の所有者を明らかにする”保存登記”がそれだ。それらを無事に済ませて初めて住宅ローンの申請に必要な”権利書”を手にすることができるのだ。
今日おこなった”表題登記”を含めて登記は司法書士に代行してもらうのが普通だ。
その場合司法書士へ支払う手数料と、表題登記に必要な建物図面を作成する土地家屋調査士への手数料が必要になる。その手数料は法律で定められてはいなようだが相場は10数万円くらいなのだろうか。
しかしながら、司法書士にしろ土地家屋調査士にしろあくまで申請する私の代理であり、私が自ら手続きして建物図面を作成するなら当然手数料は必要ない。タダということになる。
しからば自らやってみよう。こんなチャンスはめったにない。
早速法務局に赴いて申請に必要な書類を聞いた。
住民票を取りに行ったり、工務店に必要書類を貰ったり、建物の面積を250分の1で書く”各階平面図”は設計事務所がくれた100分の1の図面を三角スケールを使って丁寧に縮小して書き写していった。
そして今日法務局に出向き、”登記申請書”、”各階平面図”、”建物図面”、”住所証明書(住民票)”、”工事完了引渡証明書”を耳を揃えて提出した。
受付のお兄さんは私が提出した書類をつらつら〜〜っと見て、「この他に確認済証が必要なんですが・・・」と。
「え??、それってなに?」
「えっとですね、この説明書きにある”建築基準法6条の規定による確認及び同法7条の規定による検査のあったことを証する書面”というのが”確認済証”ということになります」
「そんなの分かるかーーーー! (ノ-_-)ノ^┻━┻ ちゃぶ台返し」
おっと・・、ついイライラが顔に出ちまったな。ゴメンよ。忙しくてイライラしてんだ。(と心の声)
すかさず私の顔色を察知したお兄さんは「分かりにくくてすいません・・」と丁重に謝ってくれた。
「分かればいいんだよ。分かれば」
”確認済証”を取りに帰って再び提出。
「ご本人様でここまでできる人はいませんよ〜〜」
「この図面はお客様が書いたんですか!、本当に綺麗ですね〜〜」
と褒められまくった。たぶん自分で苦労して申請した人皆にかける労いの言葉なのだろう。
でも褒められるとやはり嬉しい。ニヤつきながら上機嫌で法務局を出た。
なんだ、やれば自分でも出来るんじゃん。(達成感)
さて、年賀状を印刷しないといけないのにわが家のプリンターが壊れている。
というか、調子がわるい。かれこれ6年使っているし、ちょうど良い機会なのでちょっともったいない気もするが新しいプリンターに買い替えよう。
というわけでヨドバシカメラに寄った。
キャノンのpi4500というのを買うことにした。15800円なのでポイントで買うことにした。ポイントは既に2万円以上たまっている。
レジでお兄さんに「ポイント全部使ってください」と。
すると「え? ポイント還元20%ですよ。ポイントで買うとポイントは付かないのでもったいないですよ。替えのインクをポイントで買われてプリンター本体は現金で買われた方がよろしくないですか?」と。
確かにそうだ。うん。そうしよう。(と術にかかったように現金を出す)
するとお兄さんが
「新しくクレジットカード機能が付いたポイントカードができました。入会費、年会費は一切かかりません」
「え? どうしようかな・・・・」
「お客様、かなり当店でお買い上げいただいていますね。本当に頻繁にお買い上げいただいていますね。そのようなお得意様に是非ご入会いだたきたいカードです。」
お兄さんはレジを覗きこみながらしきりと私のヨドバシカメラでの買い物歴が多いことを連呼してくれた。
う〜ん、褒められているのか微妙だな。
己の物欲という業がいかに深いか思い知らされているような・・・、
結局カードで買ってもポイントが付くというその新カードに入会してしまった。
新しいプリンターの箱を車に乗せ、自分が倹約家なんだか浪費家なんだか、よく分からない気持ちで帰路に着いたのであった。