プロローグ
以前住んでいたマンションの上階にとんでもないおやじが越してきた。
”ステレオおやじ(仮称)”である。
つねづね書きたかった話題である。
このおやじには長い間、本当に本当に悩まされた。
わたしがエッセイを連載している季刊ゴーシュ6月号で、始めてこのおやじとのエピソードを文章にした。
が、季刊ゴーシュは同人誌的な性格とはいえ、パブリックに出版されている雑誌である。そうそうわたし個人のうっ憤を書き連ねるわけにはいかない。
他の話題に絡めて軽〜〜く”ステレオおやじ(仮称)”を紹介した程度である。まあ、ジャブというか飲み屋のお通しである。
が、ここはわたし個人のブログである。うっ憤であろうと積年の恨みごとであろうと、表現の自由が許す範囲で書き連ねる分にはわたし個人の権利であり、仮に何か起きようとも責任はわたし一身に帰す。
ちなみに、わたしは今までの生涯において、4軒のマンションと呼べる集合住宅に移り住んだ経験がある。
なので、”以前住んだマンションの上階の住人”という表現だけでは”ステレオおやじ(仮称)”を特定することは不可能である。(念のため)
これから語る長い長い、”ステレオおやじ(仮称)”との攻防の物語フルコースを、集合住宅で近隣との騒音トラブルに悩む全ての人に捧げます・・・・・(合掌)
きっと約に立ちます。なので敢えて綴ります。社会貢献ってことでよろしく・・。
つづく