先週、サロマ町の演奏会の前日、少し早く札幌を出て網走湖でカヌーに乗った。
あいにく今にも雨が降りそうな天気だったが、風がなくカヌー日和と言えないこともなかった。
網走湖の呼人キャンプ場でカヌーを組み立てて漕ぎ出した。(下の地図の赤丸の場所)
ここは入り江になっており波もなく初心者にはもってこいの場所である。
どうやら競技などで本格的な方たちの練習場所にもなっているようであった。
呼人キャンプ場は国道沿いにあり駐車場も完備されており、ここでカヌーを組み立てた。
至れり尽くせりでカヌー用と思しき桟橋まであった。
なのでネイチャー度はイマイチである。
半島には散策路しかないが、対岸は国道に接しており常に国道を走る車の音が聞えるし、大きなホテルもある。
係留された漁船や定置網(?)などもあり、現実に引き戻される風景多数であった。
下の写真はカヌー用桟橋
1時間ほど入り江をカヌーで散策した。
湖面は驚くほど静かで鏡面の様だった。ときどき大きな魚がはねたりして驚かされた。入り江の半島側に漕いでいくと車の音も気にならない程度になる。
いよいよ雲行きが怪しくなり撤収しようと思ったらいきなり大雨になった。
カッパを持っていたので助かった。やはりカッパは必需品である。
さて、今回の旅行の収穫は網走湖のカヌーよりも車で移動途中に見た能取湖と藻琴湖の満開のサンゴ草だった。
サンゴ草はご存じのように汽水湖に生息する植物で、考えてみると道東エリアはサロマ湖はじめ汽水湖がやたらと多い。
下の写真は能取湖(のとろこ)で撮った写真。赤いのがサンゴ草。それはそれは見事であった。
近くで見ると本当に珊瑚のような形をしていた。
ステレオおやじの連載にお付き合いいただいて心が荒んだ頃でしょうから、一服の清涼剤ネタでした(笑)