2010年03月06日

レコードを洗浄する

日が長くなってきましたね。とても嬉しいです。
子供の頃や若い頃は日の長さなんて気にならなかったんですけどね・・。
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レコードの素晴らしさに気がついたという話は以前書きましたが、相変わらずレコードを毎晩のように聴いています。
オーディオにだけは手を出すまいと固く心に誓っているので、ハマらないように注意しています。
レコードは良いコンディションのものを探すのが難しいです。
未開封のレコードもあるにはあるのですが高価です。
ヤフオクや中古市なんかで安く買うことはできますが、コンディションに保障がありません。
パチパチいういわゆるスクラッチノイズが激しくて、「焚き火の側か!!」と言いたくなるレコードもあります。
私はレコードの溝面には絶対に触れませんが、そうでない人が持っていたレコードの場合、30年間の間に手垢や汚れが酸化して溝の奥の奥まで固形化して付着しているようです。

で、最近やっているのがレコードの"洗浄"です。
いろいろ試してこの方法に行き着きました。
これはなかなか良い方法です。
透明のアクリル板とゴムパッキンでレーベル面を保護して、中性洗剤を入れたぬるま湯にレコードをつけて、歯ブラシで溝に沿ってゴシゴシ洗います。
最後にシャワーで洗い流してティッシュで水気を落としてから干して乾燥させます。
レコード

レーベル面を保護する道具は自作できそうですが、面倒なので買いました。
ネットで簡単に手に入ります。(販売サイト

この方法、レコードによっては効果テキメンで、ノイズがほとんど無くなることも珍しくありません。
数百円で買った中古レコードが、新品みたいに生まれ変わった時は快感です。
これでもダメなら諦めるしかなさそうです。


これでとりあえずノイズ問題は決着。


オーディオにはまらないように気をつけながら、先日dlaiというメーカーのRoyalTowerというスピーカーを買ってしまいました。これも前に書きました
1月近く聴き込みましたが、とても気に入っています。
最初の頃は、低音が少しイコライザーがかかったみたいないわゆる”ブーミーな音”になるのが気になりましたが、ケーブルを替えたりバスレフポート(前や後ろの穴)に調節しながらガラスウールを入れて、とても満足のいく結果が得られました。
このスピーカーは見た目も音も"電気製品"と言うより"楽器"と言う感じがして好きです。


で、ここんとこ、オーディオで聴く"良い音"とは何か?というテーマを考えています。
ホールで実際に聴く音を自分の部屋で、たかだか15cmとか20cmのスピーカーで再現するなんて不可能な気がします。
そもそも、ホールで聴く生の音ってオーディオで言うところの分離も定位もそれほどよくありません。
前回登場した職場の大先輩Y岡さんも「キタラで聴くオケの音だって、それほどHi-Fiじゃないよ」と言っていました。私もそんな気がしてきました。
少なくともオーディオ的なHi-Fiの定義と生の音は違う気がします。
室内楽はともかく、オケは間違いなくそうだと思います。

生演奏のあの幸せ感と臨場感は、オーディオ的な分離とか定位とかよりも音色の豊かさで決まる気がします。
倍音は理論値ではなくて、かなり不規則にたくさん鳴っています。
それがすなわち"音色"なのだと思います。
・・、いや、ひょっとして、そういうのを再生できるように音響測定とかいうので計測して目指していくのでしょうか? 
ここんとこ、あんまり突き詰めると本当に測定始めそうで危険なのでやめておきます。

でも、オーディオ的な良い音というのはたしかに存在すると思います。
それが必ずしも生演奏の良い音とは違うということなんだと思います。最初からそう割り切って楽に楽しもうと思います。

そんなわけで、トランジスタアンプにオーディオ的な良い音色の限界を感じて、真空管アンプを注文しちゃいました。
ここ2週間ほどリサーチにリサーチを重ねて私が注文したアンプは、トライオードというメーカーのTRV-88SEというアンプです。
コストパフォーマンスに優れたキットとかも考えたんですけどね。やっぱりこのアンプです。
ゆくゆくは真空管を差し替えたりして楽しみたいと思います。

月曜日に届きます。
あ〜〜〜〜、楽しみ。 楽しみすぎて狂いそう。

でも、オーディオにははまらないようにします。
本当に危ないですからね・・・。


それではみなさん、ごきげんよう。


Posted by arakihitoshi at 01:07│Comments(7)TrackBack(0)││レコード・オーディオ 

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この記事へのコメント
ちょっと、ちょっと大丈夫ですか。以前「オーディオは危険だから近づかない」って書いていたのに、病膏コウではありませんか。かく言う小生もアラキさんに刺激されてアナログを復活しレコードを聞いています。音量を上げられないのでもっぱら器楽曲や歌曲、MJQなどをかけております。レコードのクリーニング参考になりました。デジタルと違って刺激が少なく、しっとりと聴けるところがいいです。欧米ではアナログ機器が次々と開発されているのももっともです。あまり深みにはまらないで、そこそこのところで我慢しておきましょう。
Posted by 海の老人 at 2010年03月06日 12:08
大丈夫です、大丈夫です!(^_^)。たぶん。
レコードいいですよね〜。 本当に良い音ですね。
オーディオは絶対に深みにははまらないようにします。
買うのはあとレコードプレイヤーくらいかな・・。ボーナスを待って。
でも絶対にそれで終わりにします。
Posted by あらき at 2010年03月06日 23:16
今はレコード持っていませんが(惜しいことしたなぁ)、以前持っていた頃、レコードのパック?レコパックをして埃をとったことがあったような。今でもあるのかしら?
Posted by よこお じゅん at 2010年03月07日 09:51
専用のレコパックは知りませんでしたが、木工用ボンドでってのは聞きますね。うまくいかないという情報をよく見ますが、どうなんでしょうね。
Posted by あらき at 2010年03月07日 21:28
今晩は
ビヨラのおねーさんのブログから流れてきました。当方も金に縁のないマニアですが昔、石から球に変えたことがありました(デンオン→LUXMAN中古品)ステレオ芸術という雑誌の推奨でしたが結果的には妙に癖のある音でした。広域があまり伸びず細くて堅い感じ?秋葉原のショップに相談しましたが当時でも国産の球は既になく中国製ばかりでした。品質管理が悪くバランスが取れない?との回答でチョン!この製品は問題ないと思いますが結果を楽しみにしています
Posted by マロン at 2010年03月09日 00:41
はじめまして
レコード・オーディオの地獄の世界へようこそw

私は、爪先から頭のてっぺんまで泥沼に沈み込んでいます。
演奏会にも行きたい。でもレコードも欲しい。オーディオも…
当分の間、貧乏地獄からは抜け出せそうにもありません。

ご希望があれば、何時でもディープな泥沼の世界へご招待いたします。
Posted by ヌルハチ at 2010年03月09日 17:46
マロンさん>はじめまして。
そうですか。真空管アンプも調整がシビアなのとかいろいろあるみたいですね。私の買ったTRV-88SEの模様を更新した記事に書きました。ぜひご覧ください。
また書き込んでくださいね。

ヌルハチさん>はじめまして。
レコード・オーディオ地獄ですか・・・・。いかにも怖ろしげな名前です。
私ははまらないように気をつけたいと思います(笑)
また書き込みしてください。
Posted by あらき at 2010年03月10日 00:36

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