2010年04月07日

マスター・プレスを考える

ここんとこ忙しくしてて、さらわなきゃならない曲も山積みだし、ぜんぜん更新できませんでした。
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さて、オーディオの話である。
先週、レコード・プレイヤーをヤフオクで購入した。
今まで持っていたDENON DP-790も悪くはなかったのだが良くもなかった。
新しく購入したのはDENON DP-60M である。中級クラスの往年の名機である。
ずっしりと重くて木の部分が分厚くて、見るからに「良いプレイヤー@気合入ってます」という雰囲気である。

次の仕事のギャラが入るのを待って(笑)DENONの新品を買っても良かったのだが、この新品、実は評判が悪い。
最近、オーディオのことをいろいろ調べて思うのだが、日本のアナログ電気製品は1980年代前半くらいが絶頂期で、あとは下降しているのではないだろうか・・。
だとしたら怖ろしいことである。このあたりのことは「古いものを愛でる」ですでに書いたが。

なのであえて古いプレイヤーを買ったのである。貧乏だからというわけではないのである。
今回のプレイヤーのグレードアップは音にもかなり影響した。買って良かったと思った。
※購入したはよいが、微妙にチリチリ・ノイズがある。その原因がフォノ・ケーブルのアース線の不良にあるのを突き止めるのに数日・・。それも忙しさの原因であった(笑)。
denon

こんな感じである。

上に乗っかっているのは、バルビローリ/ニュー・フィルハーモニア管のマーラー5番。
で、ドイツプレス盤の赤地にスタンプニッパーレーベル。
なんでこんなに詳しく書くのかというと、どうもレコードがプレスされた時代とか国とかで、同じ演奏のレコードでも音がずいぶん違うようなのである。
最近それに気がついて、海外生活の長い友人などにドイツや英国プレスのレコードを借りて、同じ演奏のレコードの国内盤と聴き比べている。

ネットで拾った情報によると、プレスされた年代や国によってマスターからプレスされていたり、スペアからプレスされていたり様々だと言うのだ。
これが本当だとすると、国内盤はマスタープレスでない可能性が高いと考えるのが通常である。
手持ちの、たとえばカラヤン/フルニエ のドンキ・ホーテは、同じ演奏で国内盤、ドイツ版、CDと持っているが、それぞれ音が違う。
ドイツでプレスされたものが私には一番豊かで生々しい音に聴こえる。
国内盤レコードになると、何か一枚幕がかかったようなもどかしさを感じる。

しかし、有名なクレンゲルの”賛歌”が入った「ベルリン・フィルの12人のチェロ奏者たち」のファースト・アルバムは、国内盤、ドイツプレス盤、英国プレス盤、CDと4枚持っているが、レコードに関しては3枚ともあまり違いを感じない。
必ずしも国内盤が悪いというわけでもないようだ。
というわけで、最近はネットでレコードを探すときも、どこの国の何年のプレスかも気にかけるようになってしまい、話がすご〜くややこしくなっている(笑)。


で、先月購入したトライオードの真空管アンプ、先々月購入したダリのスピーカーはとても良い音で鳴ってくれている。
配置を変えたり、スピーカーの下に大理石を敷いてみたり、ケーブルを変えてみたりと、マイナーチェンジはしているが、ジワ〜ッと遠赤外線のように耳の奥に染み込んでくるようなアナログ特有の音色は健在である。
健在というより、パワーアップしているように感じる。
スピーカーに始まって、アンプ、プレイヤーと結局システム全とっかえになってしまった。
あとはフォノイコライザーかな・・。

オーディオの世界をちらっと覗いてみたわけだが、やはり非常に怖ろしいワールドが広がっていると思った。
たとえば、スピーカー・ケーブルが何十万円とか・・( ̄□ ̄;・・・・・
薄給の私には踏み込みたくても踏み込めない修羅の道である。

しかしまあ、音はラーメン屋と同じで、人によって好みが千差万別。
結局は何が”良い音”なんて決められないと思った。感覚の問題だから。
楽器の音にしても、固ったーくてキキーしてて、私に言わせれば「なんで??」って思うような音を「いい音ね〜〜(うっとり)」って聴く人もいるし、当然ながらその逆もある。

しかし音は感覚の問題だけに、他人にケチをつけられたり否定されたりすると、感覚を否定されたことになるので非常に不快に感じるものである。
「あたな頭悪いですね」と言われたのと等しいのである。
ここはゆめゆめ気をつけたいと思う。
特にオーディオ好きの人は感覚に自信を持っているわけだから、なおさら要注意である。

というわけで、私のオーディオ熱も機材に関してはこの辺で”上がり”である。
上記システムはマニア的には「入門機」にあたると思うのだが、レコードの各国プレスの違いを聴きわけ、アナログ録音を享受するには私にはこれで充分!。
あとは中古レコードをコツコツ集めたいと思う。

捨てるレコードがあったら一声かけてね!(o^-')b チェキラ!

それではみなさんごきげんよう。


Posted by arakihitoshi at 01:38│Comments(5)TrackBack(0)

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この記事へのコメント
ハードが一段落したら、次はソフトへ・・・
間違いなくレコードオタクへの第一歩を踏み出し初めましたねw
まずはおめでとうございます。
Posted by ヌルハチ at 2010年04月10日 15:35
え! そ、そうなんですか?! ( ゚д゚)・・・ハッ!!!
「ご利用は計画的に・・・」って感じですね(笑)。
Posted by あらき at 2010年04月11日 00:04
昔からレコードで聴く音が好きです。あらきさんが羨ましいです。(^_^) ブログを拝見するだけで、わくわくしちゃいます。
CDよりもレコードの音の方が好きな理由は、素人なのでよくわからないのですが、もしかしたら、CDは高音域(人間の耳では聞こえない領域? うるおぼえ‥)がカットされているらしい‥、とかいう事も関係しているのかもしれませんね。だとしたら、人間の耳って、凄いですね。聴こえないはずの音も、感じる事ができるとは! 生の演奏とか舞台とかが人の心を動かすというのも、そういう事が関係しているのかもしれませんね。
今年度は、たくさん定期演奏会にうかがいたいです。やっぱりリアルタイムで聴きたいです。
色々とお忙しいご様子。どうぞ、体調に留意されてくださいね。そして、「ご利用は、計画的に〜。」(^_^)/
Posted by 小雪 at 2010年04月12日 22:24
今晩は
着々と底なし沼に一直線と思いきや岸辺で立ち止まるとは流石ですね。大昔DP−6000を2アーム用に改造して使っていました。機器に関しては確かに十分ですので後はカートリッジのグレードアップをお勧めします。同じDENONのDL−103というカートです。あらきさんが生まれる前から製造している永遠の銘器です。音はカチッと締まっていて全体のバランスがすばらしいカートです。当時のマニアはリファレンス用にこのカートを使っていたと思います。そんなに高価ではありませんがヘッドアンプか昇圧トランスが必要ですヤフオクで簡単に入手できます私はキングのロンドン盤を時に好んで聞いていました。後一寸けしかけてみたい誘惑に駆られます
(^^)/
Posted by マロン at 2010年04月16日 00:49
小雪さん>やっぱりそう思いますよね。私も音は耳だけじゃなくて、肌とか骨とか全身で感じていると思います。
もちろん、実際に舞台に接するときは演者の”気”とか測定不能なエネルギーも感じますよね。まったく同感です。
でも最近はCDの音も良くなっているそうなので、期待したいです。札響のCDも素晴らしい音で聴きたいですしね。

マロンさん> なるほど。やはりDL-103ですか!
実はいろいろな方から推薦されています。聞くところによると、現在流通しているのは”復刻版”だとか。
なんとかオリジナルが手に入らないものかとネットで物色中です。
よほど良いカートリッジなんですね。早く聴いてみたいです。
Posted by あらき at 2010年04月16日 01:47

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