2010年05月10日

人生のバイオリズム 脱線してボランティア演奏

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人生のバイオリズムというのは確かに感じます。
バイオリズムが好調なときは仕事も上手くいくし、健康だし、面白い文章も書けるし、モテるし・・・。
自分に自信が持てて、何をやってもたいてい上手くいくような気になります。
一方バイオリズムが不調なときは、何をやっても裏目に出る確率大。こういうときはおとなしくしてるに限ります。
バイオリズムの大きな波は10年位の単位でくるような気がします。
小さい波は1月単位くらいですかね。
株で言えば、年足、月足、日足、みたいなやつですね。

さてさて、オーケストラ奏者というのは勤めているオケの業務のほかに、個人でも演奏の仕事やレッスンをしているのが普通なのですが、高バイオリズムの時にはスパンスパン仕事が入ります。
「まだまだ若い奴らには負けんで〜〜〜! がははは」となるのですが、
低バイオリズムの時は嘘のように仕事の電話が鳴りません。
こういう時は、「俺の時代は終わったな・・。」とへこみます。

で、無いよりマシと思って、異様にギャラの安いボランティアみたいな仕事を引き受けちゃったりするわけです。
すると、後から同じ日めがけてちょっとギャラのいい仕事のオファーが来て(`口´;)げはっ! となり、
さらに、狙ったようにその日にC十万の仕事が来て /()゚O゚()\ひぃー となったりします。
先に受けた仕事が優先なので泣く泣く後の仕事を断るわけです。

やはり低バイオリズムの時は無駄な抵抗はやめておとなしく本でも読んでいるに限ります。

さて、書こうと思っていたテーマと外れるのですが、話のついでにボランティア演奏について少し考えてみたいと思います。
私たちプロの演奏者がボランティアといえども演奏業務を引き受けた場合、約束した日に約束した場所に赴き、演奏という債務を履行する責任を負うものと私は解しています。
「後からもっといい仕事が入っちゃったからごめんね!」なんていう理由で演奏に行かなかったら、債務不履行責任が生じて損害賠償請求されても文句は言えません。病気や怪我、天災などの不可抗力じゃない限り許されません。
なので、『芸人は親の死に目に会えない』のです。

だから、私は「ああ、いいっすよ〜〜」なんて気楽なノリでボランティア演奏は引き受けないことにしています。
確かにボランティアで演奏を引き受けることもありますが、それには無料で一方的に債務負ってもいい、と思える福祉や自然保護や平和活動のような社会的意義とか、ここで無料で引き受けておいたら後で報酬のつく仕事につながるかも!みたいな打算とか(笑)、魅力的な女性に「荒木さんってかっこいい〜〜〜〜! きゃい〜ん!!」って言われたいという下心とか(爆)、そういう確固たる根拠が必要なのです!

で、さらに曲者なのが、出演料が異様に安い仕事。
これは本当に気をつけないとダメだな〜、とキャリアを積むほど思います。
福祉関係とかで予算がどうしても無いっていう場合は別なんですよ。そういう場合は社会的意義とかやりがいを優先して伺うこともありますし、行けばちゃんと仕事させてもらいます。
ここで言うのは、相手方に予算があるにも関わらず何故か引き受けちゃった交通費程度の異様に出演料の安い仕事です。
予算があるはずなのにギャラが異様に安いってことは、クライアントが演奏家を安く見積もっているってことの証明で、そういう場合は酷い扱いを受けることが多いです。

こういう相手は最初のメールとか電話でわかります。
「ああ、荒木さん? ○月○日○○時だから。よろしく。え? 曲目? そおね〜〜、演歌とかできないの? 」
みたいな感じ。もうサイアク。引き受けてしまったことを死ぬほど後悔します。
会場には控え室どころか、楽器ケースの置き場所も満足にありません。
なのに立派な花束はあったりします。

演奏後は感謝されるどころか、「演奏の場所を提供してあげたわけだからさ」とか、「札響さんとかあなたの宣伝にもなってるんでしょ?」みたいな言われよう。
安すぎる仕事=扱い悪い
普通以上の仕事=扱い良い。
これ鉄則。

いえね、つい最近こういう仕事があったのです(苦笑
若い頃は珍しくなかったのですが、久しぶりに味わいました(鬱
ま、言い出したら世の中に楽な仕事なんてないんだけどね ヽ(´▽`)ノ
音楽の仕事も例外じゃないって話です。

バイオリズムに関してはまた今度。
それではみなさんごきげんよう。

Posted by arakihitoshi at 01:21│Comments(2)TrackBack(0)

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この記事へのコメント
バイオリズムというか、一日の中にも山や谷はありますね。ものすごく事務仕事が捗る時間と、ダラダラしているわけではないですが、パソコンにどっかにしまってある資料が見つからないとか…。後から捜せばすぐ見つかったりするんですけど。ギャラの良い仕事は当然対応も良いと思います。それだけ最初から評価が高いということですから。仕事を選ぶのは大切だと思います。サラリーマンはなかなか選べないのですが、つまらない仕事はうまく周りに振って、評価される仕事を行える人は出世するんです。
Posted by よこおじゅん at 2010年05月10日 23:58
山あり谷ありですね。なんとか山ばかりにできないものかと思ってしまいます。
麻雀みたいに「大きく負けなければトータルで勝てる」みたいな感じで。
>つまらない仕事はうまく周りに振って、評価される仕事を行える人は出世するんです。
うーむ。深い・・・。
Posted by あらき at 2010年05月15日 12:52

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