2010年11月17日

実写版宇宙戦艦ヤマトが間もなく公開ぜよ

試験から2日。やっと緊張が解けてきました。それと同時にすごい腰痛・・。
やっぱり気持ちが張ってるというのは凄いことですね。改めて実感してます。
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「実写版『宇宙戦艦ヤマト』・・・・」

声に出さずに呟くだけで胸の奥から熱いものがこみ上げてきます。

私が青春期に熱く燃えた「さらば宇宙戦艦ヤマト」の公開は1978年8月、私が中学一年生の時でした。
映画館で私は3回くらいは泣きました。
中学一年生の男の子といえば、人前で泣いてはいけないと思う盛りのお年頃です。
しかし、これが泣かずにいられましょうか!

地球を救うためにたった一艦で巨大な白色彗星に立ち向かったヤマト、
悲壮な戦いで次々に命を散らしてゆくヤマトの戦士たち、
デスラー総統の胸の奥に秘めた思いの告白、
沖田館長の遺影が見守るデッキで雪の亡骸を抱きしめ艦ごと白色彗星に最期の戦いに向う古代、
それを脱出艇から見送る島や乗組員たち・・・

あ〜〜〜〜、なんと悲しく切なく健気な物語でしょう!

宮川泰さんの音楽もこれまたドラマを最高潮に盛り上げましたな〜。うんうん。

「ヤマト」っていうと、すぐに軍国主義がどうのこうのって興ざめすること言う人もいるんですが、
これはもうまったく見当はずれだと思いますよ。私は。
宇宙戦艦ヤマトの物語と現実世界の戦争は全く別の異次元空間ですから。
現実の戦争と違って、交戦相手のガミラスや白色彗星は100%悪の設定ですから。
交通事故で言えばいわゆる「10−0」ってやつです。
こっちは止まってたのに相手が勝手にぶつかってきたんです。
だからヤマトを見て軍国主義がどうとかって言わないで!
ヤマトの悪口とか批判とかしないで!
「ヤマト? なにがいいの?」 とか絶対言わないで!!
とにかくヤマトのことバカにしないでーーーーーっ!ヽ(`Д´)ノ ウァァァァン!!!

おっと失礼・・。
とにかくヤマトは素晴らしいんです。
好きでたまらなくてヤマトのセル画を描いて1枚500円でクラスメイトに売ってたんです。
ヤマトに対するそのあたりの私のたぎる思いは過去にもブログに書いたことがあります。
「天気晴朗なれど風強し」(2008.8.9)
「実写版 森雪の功罪」(2008.11.26)
「実写版 森雪」の方では、ちょうどこの頃、ブログランキング・クラシック音楽部門の第1位になっていて、『第1位のブログがこんなふざけた事書いてていいのか!」なんて怒りのコメントをもらいましたな〜(遠い目)
もちろんいいと思ってるから書いてるんですけどね(笑)。

で、そのヤマトが本当に実写版になる日が来たんです・・(遠い目2)

私は予告編を最初に見た時は、また新しいパチンコ台が出たんだと思ってしばらく信じなかったほどです。
ヤマト予告編


でも本当に本当だったんですね! 信じていいんですね!
昨今、「ヤッターマン」も実写化されたし(素晴らしい出来栄えでした)、
「セーラームーン」も、「サザエさん」も実写化され、
不可能だと思っていた「けっこう仮面」までもだいぶ前だけどVシネマで実写化され、
「エヴァンゲリオン」の実写化もまだ頓挫していないという始末・・。
ヤマトの実写化はむしろ遅かった言えるのかもしれません。
西崎プロデューサーと松本零士さんが反訴に反訴を重ねる泥沼の著作権争いをやっていたので、今回の映画化にあたっても権利関係はさぞややこしかったのでないかと思います。
実写化が意外と遅かったのはその辺りも影響してたのかもしれません。想像ですが・・・。
(皮肉にも西崎プロデューサーは映画の公開を目前に亡くなりましたが・・)

いやしかし、下手に実写化されるのが一番悲しいので、今回は満を侍しての実写と期待します。
時代劇とか近未来SFはディテールの作り込みが命だと私は思っているのですが、
監督はあの『ALWAYS 続・三丁目の夕日』 』の山崎貴監督でしょ、ディテールの作り込み関しては期待が高まります。

で、Twitterである日こう呟いたのです。
ArakiHitoshi『実写版『宇宙戦艦ヤマト』楽しみ。楽しみすぎて狂いそう。配役がどうとか言わない。とにかく楽しみ。一緒に萌えてくれる人と行きたい映画だ。 http://www.youtube.com/watch?v=YBu1cZm4Gqg&feature=player_embedded 』

そしたらなんと! 山崎貴監督ご本人から
nostoro『そこまで楽しみにしてもらえるとうれしいっすRT @arakihitoshi』


どうですか! この感動的なやりとり! まさか監督ご本人からコメントを貰えるとは夢にも思いませんでした! 本当に驚きました。
私の感動は映画を見る前から絶好調で、もう萌え死ぬばかりの興奮です。
30年間以上ヤマトファンをやってきて本当によかったです!
山崎監督は1964年生まれ。私より1つ年長です。・・・ア、アニキって呼んでいいっすか!?
ヤマトが30数年前に公開された頃少年だった世代が、今社会の中枢に着いてるんですな〜。
そして実写版「ヤマト」や、実写版「ヤッターマン」をたぎる思いで創っているんですな〜。
熱い! 熱すぎる! 同世代として感涙を禁じえません。


さて、そんなこんなで私の人生にとってとても大切な今回のヤマト鑑賞は、Twitterでも呟いたとおり本当に一緒に萌えてくれる人と行きたいものです。
この期に及んで、「わたしこういう映画あんまり好きじゃな〜い」とか「よく分かんな〜い」とか言われたら、
どんなに可愛いくてミニスカでスタイル抜群のギャルでも俺は殴るだろうね。

森雪のコスプレして来い、とまでは言わないけど、「森雪のコスプレしたい〜」と言ってくれる人と、いや、心の中でちらっと思ってくれるだけでもいい! たったそれだけでいい! 他はなにもいらない!
そんな切ない思いを託して見たい映画だ。


実写版「宇宙戦艦ヤマト」公開の日まで、あと十四日ぜよ!


それではみなさんごきげんよう。

netのコピー


Posted by arakihitoshi at 01:11│Comments(12)TrackBack(0)

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この記事へのコメント
うん、やっぱりブログはいいっスね。たくさん読めて面白くて。
荒木さんも、ホームページからブログへ、ブログからツイッターへと、より簡易な方へ引っ越して行ったんだろうか、なんて思ってました(ずっと更新がなかったみたいなんで)。

あの西崎さんが元マグロ船のYAMATOでお亡くなりになったのも、映画公開前に何だかゲンの悪い衝撃のニュースでしたが、映画版ヤマトは、あんまり強く激しく熱く猛烈に期待しすぎない方がいいかもしれません。その分、期待はずれだった時の落胆が超ド級かもしれない。かつて「さらば〜」のラストを無視して、次々とくだらない続編を連発したヤマトを私はかつて嫌悪して見捨て、ガンダム教へ乗り換えました。その後も、未来の続編(○代目ヤマト)とか、大ヤマト零号とか、わけのわからない亜流が出続け、それでももう一度ヤマトを見直してみよう、と思ったら去年の「復活編」とかいうCGアニメ・・・。もう新しいヤマトを見るのは、怖いんだよぉ〜。
変かもしれないけど、勇気を振り絞って劇場に行こう!
だけどYoutubeにアップされてた実写版の予告編に、おなじみの宮川ミュージックをかぶせたやつは、エラいカッコよく見えましたなぁ。音楽だけでも宮川節だったらいいのに。
Posted by hikochin at 2010年11月17日 14:05
これ、確かに萌えますね。劇場で予告編を見ただけだけど、「うお〜〜!」って思いましたもん。
Posted by さえ at 2010年11月17日 16:43
「さらば宇宙戦艦ヤマト」私は中学2年だったかな。映画館で観て泣いた1人です。今回のブログには(も)すごく共感!します。泣いた、泣いた、泣いた。その後「ヤマトよ永遠に」(でしたっけ?)いろいろ制作されたのには唖然とした部分もありまして、個人的には「さらば」で終わって欲しかったな…。今回の実写版はどうなのでしょう。森雪役は黒木メイサさんでしたっけ?はい、配役云々はおいといて、萌えたいですねぇ。監督は山崎さんですか、確か松本市のご出身ですので、私の住む安曇野市の近隣です。皆さん萌えましょう〜。
Posted by よこおじゅん at 2010年11月17日 22:47
hikochinさん> >もう新しいヤマトを見るのは、怖いんだよぉ〜。
↑ これ笑いました。
うんうん、確かに新しいを見るのは怖いですね。でも暗闇の中の僅かな光でも、我々は可能性に変えなくてはいけないのです!!(←見る前から影響されてる)
ガンダムもファーストっすね。私の中ではファースト以外はガンダムじゃないっす。

さえさん> 予告のファースト・インパクトはでかかったですね。私も目を疑いました。

よこおじゅんさん> 私の中のヤマトも「さらば宇宙戦艦ヤマト」で完全に終了してます。
実はそれ以降出た新作は見てません。TVで再放送してるのを間違って10分くらい見ちゃったことはありますが・・・。
沖田艦長も”実は生きていた”ことになってたんでしたっけ・・。よく分からないけどいいのです。「さらば」以降はヤマトじゃないから。

さあさあ、みんなで一緒に萌えましょう! (`□´)/オー!!
Posted by あらき at 2010年11月17日 23:40
「宇宙戦艦ヤマト」という言葉は
わたしにとっては「青春」と同義語です(笑)

始まったのは高校の頃かと思いますが
大学時代も男声合唱団では愛唱曲の定番だったし
女声も歌いたい!!!混声の編曲してっ!!!といつも言ってたし。

キムタクの古代(アレ???この字で良かった?)クンは
わたくし的にはアリ!です。
沖田艦長は津川雅彦さんのイメージがあるのですが…

高2か高3の学校祭での仮装行列
ウチのクラスは「宇宙戦艦ヤマト」でした。
かなりのサイズのハリボテ「ヤマト」を作りました。
佐渡先生、沖田艦長の仮装はなかなかのモノでしたよ。

あーーーーー
ヤマトに関する思い出は尽きないのであります。
ひっさびさに見たいと思う映画なのであります。

ヤマトで萌えて「年末」への活力にしようではありませんか!
Posted by Traviata at 2010年11月19日 00:07
Traviataさん>
うんうん、キムタクの古代はありだと思います。
緒方直人の島も、柳葉敏郎も西田敏行もいい感じ。ぴったり。
沖田艦長はたしかに津川雅彦のイメージありますね。
予告編では最初津川雅彦かと思いました。
デスラー総統は本当は私がやりたかったです。
まだ誰か分からないけど、少なくとも私ではないです。
そして、ワイングラス片手に「ドメル君、君はバカかね?」と言いたかったです。
Posted by あらき at 2010年11月19日 00:43
「さらば」以後の続編は一切見ていないと仰る荒木さん。
まったくもって、あんたは正しい!
もう大好きだったシリーズが、どんどんアホになっていくのを見るのは、辛いものでした。
ほんと、いっそ何も見ない方が、幸せな記憶を保ったままでいられて良かったかもしれませんわ。
でも私は「さらば」の玉砕するラストも、全国の青少年の涙を誘ったかもしれないけど、死を美化したみたいで本当は望んでいなかったです。
中学時代、夕方6時からの再放送を毎日見るために(ビデオなんて無かったし)、急いで家路に付いたころが懐かしいですが、あのときの盛り上がりから、大ヒットしたがために、再度ヤマトは日のあたる場所に引っ張り出されて、結局は前の旅で折角生きて帰ってきた主要登場人物もろとも宇宙の塵と消えてしまったのかと思うと複雑な気持ちです。第一シリーズだけで終わってた方が、もっと幸せだったかもとも思います。

それはそうと、今に至るまで、何故ガミラス側の配役が不明なんでしょう?!
一部には竹中直人が顔を青く塗って演じるとかいう話も出回っていたみたいでしたが、完全にガセのようです(笑。
Posted by hikochin at 2010年11月19日 10:31
hikochin>さん
そうっすね。正しかったと思います。
TVで偶然見てしまった一瞬だけのシーン(沖田艦長が現れて、佐渡先生が「実はリハビリーをしておったのじゃ」とか言ってるシーン)だけでも、うっかり見てしまったことを後悔しましたもん。
死を美化しているみたいで・・、というのは確かにそうなんですよね。
本文中では触れませんでしたが、実は私も少しひっかかるところではあります。一部戦前の軍国主義的と言われてしまうのもそこの部分なんだろうと思います。

竹中直人説が出回っているとは知りませんでしたが、私もまったく同じ想像をしてTwitterで「そうだったりして・・」みたいな感じで呟いたことがあります。
やはりみんな同じ事を考えるんですな〜〜。
試写を見た人は大勢いるはずなのに、ガミラス側の配役が一切口外されないのは謎ですね。
Posted by あらき at 2010年11月19日 11:51
(^ー^)ノ ども。古代守は堤真一と知って、かなり萌えております。意表をついた高島礼子の佐渡先生(ミーくん付き)にも期待大です。キムタクの古代くんもいいっすね。以前某番組でハーロックのコスプレをして以来、あんたは何やってもOKぜよ!…アニメっ子だもんね、彼も。映画の森雪はブラックタイガー隊だそうで…看護婦さんルックはナシですかね。となると、ワープシーンは…(以下略)
これでデスラー総統がくもじい…じゃなくて伊武雅刀だったら超バンザイなんですけど(っていうか、映画館で悶絶or鼻血&感涙)
で。12月1日が公開ってことは…(°°;)…平日?…。まあ、朝一とは言わないけど、出来れば初日に観て内容を言いふらしたいぞ〜(`▽´) と思って、最初は前売(\1300)買っておこうかな〜と思ったけど、よく考えれば1日は千円の日。さあどうする。千円なら混んでるだろうなぁ〜ヤマトを知らない人やキムタクのファンも来るんだろうなぁ〜自分の周りがそういう人たちばっかりだったら…そんな中で悶えながら観ていたら変な人だと思われるんだろうなぁ〜、と悩む今日この頃。人類滅亡の日まであと何日だ。
Posted by ごまふ at 2010年11月19日 23:35
ごまちゃん>
うんうん、確かに堤真一の古代守はピッタリ。
緒方直人の島とか柳葉敏郎の真田とか、すごいピッタリ。
みんな宇宙戦艦ヤマト見て育ってるんだろうからイメージもバッチリだろうしね。
だけど、森雪と佐渡先生に関してはオリジナリティーを出したってとこですかね。
実際この両者に関しては、似せようと思っても不可能っぽいしね。
ボクは公開日は行けないので、1〜2日遅れて見に行きます。
一人で行って思いっきり涙を流してこようと思ってます。
願わくば、公開日までは人類滅亡しないで欲しいですね。
Posted by あらき at 2010年11月21日 00:38
4
今日は。大河ドラマ好きのASです。
それにしても来週が最終回だというのに、龍馬伝のこの視聴率の今イチさは、どうぜよ!?
道新の一週間の視聴率ドラマ部門ベスト10から落っこちたまんま、復活しないぜよ。
龍馬が開拓を目指したと伝わる北海道で、これはないですろう。
もう坂の上の雲第二部が早く見たいぞな。

ところで、ヤマトどころか大和も知らないうちの娘に、先日第一作の超ダイジェストである劇場版をビデオで見せたのですが、今の子にもそれなりに面白かったみたいです(デスラーが生きていて帰路を追いかけてきたり、ユキがコスモクリーナーの緊急試運転で仮死状態になるエピはカットされてましたが)。
「キムタク古代、年取り過ぎ!」と言ってました。荒木様もお子様方にヤマトのロマンを語り継ぐべく見せるべきです。さすがに当時の作画の出来は荒いですが。
さてガミラスもそうですが、スターシァとかは出るんでしょうか。これは並の美女では無理ですね。
もしかしたら、女声に導かれて旅立つ、という設定自体無くなってたりして。
Posted by A.S at 2010年11月21日 21:42
ASどん>
日曜の大河ドラマ、おいもビデオに撮ったもんをさっき見たぜよ。
幕末もんはいつも面白いぞね。
ここ10年の思いつくもんを挙げゆうと・・、
・跳ぶが如く
・徳川慶喜
・新撰組!
・篤姫
面白くても視聴率が伸びんゆうんは幕末もんの特徴ぜよ。

そうそう、
うちの子供たちは、まるで70年代に生きているような環境でごわす。
青背広のルパンやカルピス劇場を見せて育ててるぞね。
学校や幼稚園で友達と話が合わないらしいのがちょっと可哀想ではありますが・・(笑)
Posted by あらき at 2010年11月23日 01:43

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