2011年01月02日

男と女のリトマス試験紙

わ〜、一ヶ月近くも更新してなかったのか〜〜。
あ、みなさん、お久しぶりです! というか明けましておめでとうございます。今年はもう少しマメに更新します!
というわけで、今年もよろしくお願いいたします。
ブログランキングに参加してます。
さあさあ、今日もクリックしてください。とにかくクリックしてください。一刻も早くクリックしてください。
ブログが更新されてなくてもクリックは忘れないように! (クリックした人だけ幸せになれます。)
人気ブログランキングへ

=============ここから本文=================

新年早々ベタな芸能ネタで恐縮ですが、今日は大桃Twitter事件について書こうと思います。
(※大桃Twitter事件について知らない人は、ググるかここらへんで調べてちょ(o^-')b )
(※2、ちなみに私もそんなに詳しいわけではありません。TVとネットの動画を延べで10分程度見ただけの情報で書きますのであしからず m(_ _)m )

さて、今回の騒動で三者それぞれ大きな精神的・社会的痛手を負ったことは論を待たないと思う。
その上で、私から見れば結果的に一番損をしたのは大桃自身に思える。
大桃は山路、麻木の裏切り行為に対して復讐する目的でTwitterを利用したのであれば、目的は十二分に達成できたはずであり、同時にかなりのカタルシスも得たはずだ。
しかしながら、大桃自身はTwitterという公器を使って他人のプライバシーに関わる、いや、プライバシーそのものと言える事柄を、相手に反論の機会を与えることもなく暴露したわけなので、社会的信用を大きく失ったといえる。
なぜなら、仮に大桃の主張する裏切り行為が実際に山路・麻木にあったとしても、それは大桃個人に対する裏切り行為であって、公共の福祉や公益に対する裏切り行為ではない。
なので、Twitterという公器を使ってそれを暴露してもかまわないという理由にはならないはずだ。
そんなことを許してしまえば、「会社の上司に虐められた」とか「同僚にセクハラまがいの行為をされた」とか、なんでもかんでも相手の実名をあげてTwitterでつぶやき、不法行為にあたるか否か検証する暇も、相手に反論する機会を与えることもなく、相手の名誉を失わせることが可能になってしまう。
これは恐ろしいことであり、法治国家としてあってはならないことだ。
なので、大桃は社会的信用を失ったと言っていい。「いつTwitterで暴露するか分からない人」と思われても仕方ないわけである。


一方で、山路、麻木は芸能マスコミに攻めたれられ釈明に追われているように見えるが、逆に冷静でロジックな対応が私には好印象に映った。大桃側のTwitterを使っての暴露にはらわたが煮えくりかえっているはずだが、それに対して批判することもない。
しかも、「残酷な沈黙」なんていう流行語になりそうなワードまで登場させて、インテリジェンスを見せつけてくれた。

山路、麻木に対してマスコミの関心は、「結婚の時期はいつか」とか「離婚後に交際したのか」とか”タイミング”の問題に集中している。
要するに、山路、麻木の交際が不貞行為にあたるか否か?という点に注ぎ込まれている。
ご存じのように、不貞行為は刑罰を科せられることこそないが、一応違法とさ解されている。大桃側が立証すれば麻木に損害賠償(慰謝料)を請求することも可能だ。
ただし、実質的な婚姻関係が破綻した後の不貞行為について判例は違法性を否定しており、山路、麻木側の「交際を始めた時点では、(山路、大桃の)夫婦関係は既に破綻してた」という主張が通れば、不貞行為の違法性は阻却されることになる。
(このあたり、行政書士の試験でしっかりおベンキョーしてあります・笑)

ただ、どちらにせよ、テレビも芸能新聞もこぞって彼らの問題を満天下にさらけ出してしまっている状況で、仮に違法性を云々言って数十万か数百万の慰謝料を取ったところで虚しいだけだ。
喜ぶのは芸能マスコミだけである。


さてこの騒動、上記のような理由で私には、山路・麻木側の対応は大人、一方大桃側はまるで子供に映る。
ところがおもしろいことに(予想通りでもあるが)、ネットのBBSなどをつらつら見るに、世間の評価は真っ二つに分かれている。
大桃側に軍配を上げる人も多い。
彼らから見れば、「結婚しているのにひどい」、「大桃さんは可愛そう、山路、麻木は罰を受けるべき」、「裏切り行為は絶対に許すべきではない」などなど・・・。
まあ、だいたい想像つくと思うのでこのくらいにしておきますが、こういった意見がたくさん上がっている。


今回の三人の騒動は世間ではあまりにも!、あまりにもありがちでベタな三角関係がもつれてこじれた事件であり、珍しくもなんともないわけあるが、分別のある年齢の、しかも知性がかなり高い大人がここまで盛大に巻き起こしてくれるケースは希と言っていい。
なので、関心が集まりやすく、巷で話題にしやすく、こうしてこのブログにまで登場しているわけである。
時節柄、どれだけ多くの忘年会でこの騒動が話題になったことか・・。世間はこの手の話が好きだ。(私も好きだ)
私が参加した忘年会でも話題になった。

今回の話しは個人の恋愛観や結婚観を占うリトマス試験紙として使えると思う。しかも内容が典型的なだけに、今後もこの手の話題のリーディング・ケースになりうると思う。
極論だが、人間は究極的には今回で言えば山路・麻木支持派と大桃支持派に二分されると私は常々思っていた。
忘年会で一緒に飲んだオンナノコたち(既婚・未婚含め)は、こぞって「山路さんカッコイイ!」と言っていた。
私もそう思う。私が女だったら抱かれてもいいくらいだ。
山路・麻木は大きな痛手の代償に男を(女を)上げたかに見える。
こう思うのは私が山路・麻木支持派タイプの人間だからで、当然私の周りには同じタイプの人間が集まっているわけだ。
山路派の忘年会では、「山路・麻木って素敵だよね〜〜」「うんうん」となるだろうし、
大桃派の忘年会では、「山路・麻木って酷いよね〜、顔も見たくないね」「うんうん」となるだろう。
両者の違いは、男女の性差とか、頭の善し悪しによるものではなく、これはもう理屈を超えた人間のタイプの問題だと思う。
突き詰めれば”好き”か”嫌い”に行き着くわけで、この両者はけして交わることも理解し合うこともないように思う。

今回の騒動で彼ら3人の不幸のそもそもの発端は、裏切り行為があったとかなかったとか、交際のタイミングが離婚の前だったとか後だったとか、そんなことではないのだ。
山路派の総本山である山路と、大桃派の本家である大桃がこともあろうに夫婦になってしまったことだ。


だから、あなたがもし未婚でこれから結婚しようとしているなら、相手に尋ねなければならない質問はただひとつ。
「キミは山路派?、それとも大桃派?」




で、悪のりしてアンケートまで作ってしまいました(`▽´) (締め切りは'11年1月末日)


Posted by arakihitoshi at 02:26│Comments(12)TrackBack(0)

この記事へのトラックバックURL

この記事へのコメント
う〜〜ん
ヤッパ一番損したのは大桃さんだな・・
これは同感・
でもねえ・・
チョとむなしいなあ・・
Posted by tosi at 2011年01月02日 17:53
大桃はどうしても選べない。公共のTwitterで、個人的プライバシーを実名で公表する行為は絶対にやってはいけないこと! これが最悪と思う。
3人がかかわる三角関係?の中の善し悪し以前に、その行為がまずある。

なので、関係を語る以前にこの公表した手段がいけない。
大桃対山路 では、どちら? には回答できない

テレビや報道でも、このTwitterにて暴露した行為に対しての批判が
出てこないのはどうしてか? 
Posted by kirohagi at 2011年01月03日 04:38
tosiさん>
たしかに・・。むなしいと言ってしまえばそれまでなんですけどね〜(笑)。
kirohagi>さん
まあまあ、アンケートはお遊びですから・・(^_^;)


っつ〜か、このネタ思いっきり滑ってますねヽ(´▽`)ノ
おもしろいと思ったんだけどな・・
というわけで、懲りずにお付き合いください〜。
Posted by あらき at 2011年01月03日 16:54
個人的に
『大桃、麻木』VS『山路』なら答えやすいかな。
仮に、大桃と婚姻中、『妻と離婚するから』と山路が麻木に言ったとして
待てどくらせど離婚せず、ずるずるとしていた、とする。
麻木は自分を貶めても山路が憎いのでツイッターで暴露。
『麻木さんはそんなバカなことはしないよ』とは私も思うが、
しないにしても、『ククー。暴露してやりたい!』とは一瞬でも思うだろう。
そういった点では大桃も麻木も同じ立場か。

結局、山路が『主食はなくちゃ困るけどたまにはデザートも食べたい』であり、
主食の大桃には妻としての自尊心とか安心感。
デザートの麻木には愛人としての優越感。
両方の気持ちを満たしてあげればよかったんじゃないの?
デザートを選んだ山路の勇気というか律儀?には拍手を送ってもいいのか。

まあ、彼らも離婚したり再婚したりまた離婚したりしてるようだから
一概にはくくれないけど。
(すみません、私もこの事件のことはほとんどわかってなくて
とんちんかんで・・・)

一万人の愛人に全く暴露ツイッターをさせることなく東西奔放の荒木クンをみよ!
が私の結論だわ!


Posted by 匿名キボ子 at 2011年01月04日 18:12
匿名キボ子さん>
あはは、なるほど〜〜。
さすがは酸いも甘いもかみ分けた経験豊富なりっちゃん先輩・・じゃなくて、匿名キボ子さんですね!。説得力のある新説です。
ずるずる云々の仮説は怖いくらいリアルです(笑)。
それで昼メロ一本行けそうですね。

Posted by あらき at 2011年01月04日 23:13
新年を迎えまして、大桃事件報道は一応の収まりを見せているみたいですね!
私は昨年末のこの一連の報道を、朝の情報番組(とくダネ!)を見ながら、
またやってるし・・・これだから芸能界は・・・これだからマスコミは・・・
と、冷めておりました。ハイ・・・
だから、3人の誰の肩を持つ気もありません。
一言言うとするなら、「私は、山路みたいな男に引っかかりたくはない」ですね!
(山路がツイッターでがつぶやいた、「・・人を好きになるとか、そこに理由や根拠は無くて・・・」の一文に全く共感出来ないわけではないですけどね。)

大桃、麻木は、山路に引っかかった事で少しかわいそうな気がしますが、
山路と結婚→離婚した麻木が、自ら山路を捨てたとするなら、
このバトルの真の勝者は麻木か!?
(結局のところ、この先も同じ事を繰り返すと思われる山路がいちばん強いのかも???)

結論・・・
だんだんと、荒木均に毒される私がいる事が怖い!!(笑)関係ないか・・・
Posted by あけんこ at 2011年01月05日 09:44
あけんこさん>
なるほどね〜〜。
でも、私も含め世の多くの男たちは、山路みたいなモテ男になりたくて、日々地味で健気な努力を続けていると思うわけです。
そうならば、彼はいわば努力が報われた例といえます。
なので悪くないと思いますよ。きっと。(なにが悪くないんだか分からないけど・・笑)

・・”毒される”って!?  ”改良”しているのだよ。ヤマトの諸君。
Posted by あらき at 2011年01月06日 00:33
う〜〜〜〜〜ん;;;

実態はどうあれ、日本の法律では婚姻制度っていうのは
ものすごーーーーーーく守られてますよね!?

だから、婚姻関係が解消されないうちにヨソでウロウロすると
すごく悪者扱いされることになっているはずです。

ということで、山路さんがいけないんです、法律的には。
でもって、社会的には大桃さんがおバカなんです。
そして、思ってもみなかったであろう形で名前が出ちゃった麻木さんが一番貧乏くじ引いちゃった!?

でも、あの立場になったら「実名で暴露したい!!!」瞬間は誰にもあって当然じゃないですかね?
Posted by Traviata at 2011年01月06日 05:44
はじめまして。

あらきさん、山路さんのようになってほしくないです。
彼はただのズルイ男だと思いますよ!物は言いようって言いますからね!
残酷な沈黙?・・( ´Д`)

私は大桃さんの気持ちがわかるような気がするな。
彼女はきっと最近知ったんですよ。
自分だけが今まで知らなかったとしたら相当なショックを受けるわけで、でもとうの昔に離婚していてぶつけどころがなくてつぶやいちゃったんじゃないかしら。
プライバシーと言っても二人は自業自得なわけで、同情の余地は全くないなー。
Posted by あらきファン at 2011年01月07日 00:00
Trabiataさん>
あ、誤解されると困るので一応断っておくと、私は法律婚の制度を否定する気も勇気もありませんので!!(汗)。
法律的には本文でも触れている通り、
1.大桃が麻木に貞操権侵害で損賠請求可能(ただし不貞を立証できた場合)と、
2.山路と麻木が大桃に名誉権侵害で損賠請求可能、
というところではないでしょうか? 
ただ法律は奥が深いですから、私の浅知恵で分かる範囲でってことなんですけどね。
これでいくと、一見一番原因を作ってそうな山路に民事上の不法行為責任を問えないってことになっちゃいますが・・。

なんかマジレスしちまいました(苦笑)。

というわけで、今年もよろしくお願いします。
Posted by あらき at 2011年01月07日 00:10
あらきファンさん>
はじめまして(^_^)。 書き込みありがとうございます。
なんか、防御に回ってますね。私・・。しかも形勢不利!(笑)

うーん、難しいですよね。この手のメンタルな問題は本文でも触れている通り、その人の人格を形成している重大な要素のひとつだと思うので、時代時代によって変化する法律や道徳で人格まで矯正することは結局のところ難しいと思うのです。
山路さんの行動だって、たとえば戦前だったら糾弾されることもなかったろうし・・。
一夫多妻制の国だったら全くノー・プロブレムなわけだし・・。
だからといって、現在の日本でそれを実行に移すかどうかは話が別で、ほとんどの人は願望を妄想に変えて我慢しているんだと思いますよ。能力とか経済力とか失うものとか、いろんな条件あるだろうし・・・。
このブログは毎回ネタ的な要素たっぷりに書いているので私、荒木の現実の行動に落とし込んで読まれるとちょっと困るな・・、というところではあるのですが(汗)、私は山路さんみたいには、仮になりたくてもなれないクリーンなミドルなので、今後ともよろしくお願いします(^_^)。
Posted by あらき at 2011年01月07日 00:35
今更コメントで申し訳ございません。本年も宜しくお願い致します。山路派です。というか、山路さん確か元はテレ朝のディレクターかなにかで、けっこう海外やそれも戦地などにも赴き、個人的に尊敬していて本も読んでいました。そして、今回の騒動、山路さんのモテモテ振り?はこれも尊敬に値するところ???また、基本的に男女の話を公にする大桃さんの姿勢はどうかなーと。男女の話は秘め事ですよね(笑)。もっとも、大桃さんも清潔感があって好きだったんですけどね。そんなわけで(何がそんなか分かりませんが)、山路さんに一票です。
Posted by よこお じゅん at 2011年01月15日 20:52

コメントする

名前
 
  絵文字