今週は高関さんで稚内、中頓別方面ビータです。今日は練習日でした。明日から「クローズアップ北海道」のTV取材が入るようです。
さて、今回は”日本の中の北国”北緯43度の札幌は、はたして本当に”北国”か?というお話です。
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え〜〜、使い古された言葉ではございますが、昔から『ミュンヘン、札幌、ミルウォーキー』と申しますな。
どうも何かのキャッチコピーのようですが・・・、ビール作りか何かの・・・。
同じ緯度の3都市を並べてビールつくりが盛んだ、などの意味があるとか無いとか。
わたくし、どうもものぐさでございまして、その辺の詳しい事情についてはとんと知らず、調べもせず・・
いやはや、はは、ははは。
というわけで、
私は今回の欧州公演の最初の訪問地である南ドイツ、バイエルンの州都ミュンヘンについては札幌と同緯度なのかと長年思っていました。
ミュンヘンの空港に降り立ったのは5月19日(くらい)。札幌はまだ桜が散り始め、やっと木々の新芽が出始めた時期だというのに、
ミュンヘンはまるで北海道の夏。暑い!。木々も鬱蒼と茂っておりました。
で、iPhoneの磁石を見るとなんと北緯48度以上あるではありませんか! 札幌は43度です。48度といったら稚内を通り越して樺太までいってしまいます。(たぶん行きます。)
なんで樺太なのにこんなに暑い?(欧州は暖流が通ってるとかそういうことは知ってます)。
札幌はスプリングコートを羽織ってちょうど良い気候でしたが、念のためと思って持っていった半袖がいきなり役立ちました。
ちなみに、旅行中iPhone君がとても活躍してくれました。結局1日1480円払って毎日現地のボーダフォンに繋ぎっぱなしでした。地図がナビ代わりになってくれるし、日本のニュース・サイトや新聞は読めるし、メールもできるし・・。
で、私は海外に行くといつもほぼ例外なく思うのですが、はっきり行ってどこに行っても”暑い”です。
イタリアもドイツもオーストリアもフランスもチェコも、東南アジア諸国はもちろんのこと、中国も韓国もアメリカも(アラスカは知らないけど)。
いままで涼しいと感じたのはスコットランドのエジンバラとアイルランドくらいのものです。
なので、暑さに弱い私は海外に行くと、いつも大汗をかいてふうふう言いながら暑さで半分怒りながら観光することになります。
なんで外国っていうのは暑いんだよ〜!
( ゚д゚)・・・ハッ!!! ・・・・・ ということは、やっぱり札幌っていうのは世界の中で寒いんでないかい?
ちなみにミュンヘンの次の訪問地のロンドンもやはり木々が鬱蒼と茂っておりました。
暑い寒いの感覚は日によって違うしイマイチあてになりませんが、木々の茂り具合は動かぬ証拠。
やっぱり札幌ってゆーのは寒いんだわ。
いえね、私の様にたまにしか海外に行かない一般ピーポーの札幌人というか北海道人にはプライドとコンプレックスの入り混じった妙な感覚があるんです。
たかだか北緯43度程度で北方圏だの寒冷地だの言ってんじゃないよ! という反抗心モードと、
いや〜、北緯43度だからね、冬はしばれるんだわ。内地から来たらなまら寒いっしょ、というお調子者モード。
このツー・モードが意識に共存しているわけですが、どっちにしろ”より北にあってより寒いほうが偉い” のです。何故か・・。
で、田舎者だと思われたくないから、「いや〜、ヨーロッパとか中国の方がぜんぜん寒いっしょ」とつい謙遜してしまうのです(あくまで”謙遜”なんです)。
『北方圏フォーラム』などと称して、あろうことか”北国の中の北国”、フィンランドやノルウェーのご一行様をお迎えして”北”について対等な立場で語ってしまう事に、厚かましさというか恥ずかしさを感じてしまうのです。少なくとも私はそうでした。
これを読んでいるそこの北海道人のあなたもそうでない?
しかし、私は今回の旅行で目が覚めました。今まで抱いていた屈折した羞恥心こそが大いなる勘違いでした。
そして今私は声を大にして言います。
もう田舎者だと思われてもお調子者だと思われてもかまいません。
これを読んでいる札幌在住のみんなも実は薄々気が付いていたでしょ。さあ、私と声を揃えて言いましょう!
シュプレヒコール! (`□´)/オー!! 札幌は世界の中で寒いぞーーーー! (`□´)/オー!!
シュプレヒコール! (`□´)/オー!!札幌は北国で雪国で寒冷地だぞ! そして北方圏だぞ! (`□´)/オー!!
ふぅ・・、ついに言ったぜ・・。
というわけで、
札響の一行は今回の旅行でまずミュンヘン空港に降り立ち、翌日は時差休暇です。
ちなみに、今回の13日間の旅行で休暇はこのミュンヘンでの時差休暇と、最終日のデュッセルドルフでの2日間。
空港からバスでミュンヘン市街のホテルに19時頃に到着し、後は自由行動です。
19時といってもサマータイムだし緯度も高いのでまだまだ夕方です。
楽員数名で、世界最古のビアホール、あのヒトラーもそこで演説したという名高いホフブロイハウスに行くことにしました。
さて、なかなか本題に入れませんが、夜もふけたので今日はここまで。
したっけな!(。・_・。)ノ